主要登場人物紹介④&重要用語集③
第11章まで『鏡合わせのミロワール』をご覧いただき誠にありがとうございます。
次回からいよいよ最終章に突入するところで、4回目の主要登場人物と重要用語の紹介を行いたいと思います。手書きのイラストも掲載しておりますので、合わせてイメージを膨らませていただければ幸いです。
【主要登場人物】
タスク・クサカベ(日下部 佑)……東洋の島国・扶桑国出身の寡黙な剣士。25歳。家伝の秘技『神降ろし』の使い手。ゴール国随一の工業都市・グロンダンにてかつて義兄と慕った善磨をコピーした『鏡人』ゼンマを倒したが、その際に負傷してしまい、大地の上に降臨した『地母神』にミロワを奪われてしまった。
ジャン=アラン・ノロ……ゴール国出身のお調子者の青年。21歳。『地母神』と敵対することに恐怖心を感じ仲間たちから離脱していた際に『鏡人』に姿をコピーされて殺害されたと思われていたが、重傷を負いながらも生き延びてタスクのピンチに駆けつけた。
ミロワ……タスクの姉・鏡花の姿を写し取った『鏡人』。記憶を失っていた間に形成されたミロワの人格と鏡花の意志が融合された特別な個体だったが、グロンダンで受けた傷の治療中に『再教育』を受け、再び『地母神』の配下にされてしまった。
シュウ(修)……元は鏡花に飼われていた雄の隼。タスクのことは相棒、ジャンのことは下僕と認識しているようだが、仲間のために身体を張ることを厭わないなど、まるで鳥類らしからぬ気高さと知能を持っている。現在はグロンダンにて受けた傷の療養中。
リンファ(琳華)……ウラジーア大陸の最東端に位置する大国・神州国出身の女性武術家で『青龍戟』の使い手。グロンダンにて師姉の姿をコピーした『鏡人』ルゥインを倒すことが出来たが、降臨した『地母神』と敵対することに動揺してしまう。しかし、それでも愛するタスクを支えることに奮闘する。
ジゼル・オットー……男性並みの長身とウェーブの掛かった薄紫の髪に眼鏡がトレードマークの女性学者。40歳。ロワゴールの自宅で『鏡人』の死骸の研究を続けていたが、その皮を剥がして着ぐるみとすることで危機を脱することが出来た。再会時にはタスクに『鏡人』にコピーされていないか疑われていたが、どうやら杞憂だった様子。
ヘイワン(黒王)……タスクを追い掛けるためにリンファが捕まえた雄の黒毛馬。高い知能と強靭な身体能力を兼ね備えている。新たに仲間に加わったツユリとネージュのことが気になっている。
ツユリ&ネージュ……タスクとミロワの愛馬となった牝馬。ツユリは栗毛、ネージュは白馬。ヘイワンのことをどう思っているかは不明。
ゼンマ・ツキシロ(月代 善磨)……善磨の姿をコピーした最強の『鏡人』の一人。再戦となったグロンダンでタスクを圧倒するが人間への強すぎる殺意が仇となり、その隙をタスクに突かれて討たれた。
ルゥイン(路影)……神州国出身の女性武術家でリンファの姉弟子。中性的な容姿で『偃月刀』の使い手。ゼンマと同じく最強の『鏡人』の一人。ミロワとリンファとシュウの結束力に敗れることとなったが、人間の時から秘めていた自由への渇望が満たされ、満足な最期を遂げた。
パイフゥ(白虎)……雪のような白い毛並みの『トラ型晄石獣』で、そのランクは最強と称される『無色角』。ルゥインの命令に忠実に従い、ミロワに深傷を負わせて死んでいった。
キョウカ・クサカベ(日下部 鏡花)……十年前に生き別れたタスクの姉。自らの姿を写し取った『鏡人』を倒すため交戦していたが、ゼンマの不意打ちにより敗北し致命傷を負った。しかし、死の間際に自らの意志を『鏡人』に投影させたことで現在はミロワの人格と融合することとなった。
『地母神』……大地を削りながら繁栄を続ける人類を滅ぼすために『晄石獣』と『鏡人』を産み出したこの世界の神。しかし、どれほど厳しい環境にも適応する人類を滅ぼすことは自らの肉体にも多大な負荷が掛かるとの判断から、数多の『鏡人』を追加で産み出し人間と移し替えることを決断した。
【重要用語】
プレーン型『鏡人』……人間をコピーする前の全身が鏡面素材の『鏡人』。眼や鼻といった器官が存在せず『無貌の怪物』とも称される。唯一の器官である胸の赤い珠から照射される光線で人間の姿を記憶・人格もろともコピーするが、変化前の戦闘能力はさほどでもない様子。
進化後の『鏡人』……人類と成り代わるために進化した『鏡人』の仮称。人間らしい感情に乏しかった初期の『鏡人』とは違い感情表現豊かで、普通の人間と判別することは生命機能が停止するまで困難。『地母神』の思念に従い、彼女の意に沿った生活を続ける。
『鏡人』スーツ……人間をコピーしてしまう『鏡人』の赤い光線を防ぐためにジゼルが作り出した着ぐるみ。プレーン型『鏡人』の皮を流用した初期型と、それを元にした人工の量産型が存在する。なお、赤い光線は手鏡などでも反射することが可能。




