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レベル1を35個持ったおっさん、有能すぎて美女三人に包囲される〜レベル10大火力至上主義の世界で裏方が最強だった〜  作者: よっしぃ@書籍化


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第30話:神創の覇星の末路と、三人の圧倒的教育

「――遅いわ」


 ドンッ! という鈍い音と共に、元リーダーの体がくの字に折れ曲がり、数メートル先まで吹き飛ばされた。

 サンネが、完璧な【重心調整】を施された盾で、最小限の動きのシールドバッシュを叩き込んだのだ。


「ぐはあっ!? な、なんで……俺たちは敵からダメージなんて受けたことがなかったのに……!」


 床を転がりながら血を吐くリーダーに、今度はミラが獣の速度で距離を詰め、残りの男たちの武器を【爪】で一瞬にして弾き飛ばす。


「弱いんだゾ。お前ら、自分の力で攻撃を防いだことなんて、一度もなかっただけなんだゾ」


 混乱する彼らの足元から、突如として極寒の冷気が立ち上った。

 エリーゼの【氷魔法】が、男たちの膝下を床ごと完全に凍結させ、その場に縫い付けたのだ。


「本当に愚かね。……あなたたちが無傷でいられたのは、彼がずっと裏で【結界Lv1】を何重にも張り巡らせてくれていたからよ。その恩も理解できず、見栄のために彼を切り捨てた結果が……今の惨めな順位というわけ」


「そ、そんなはずはない! 俺たちは全員レベル10の……っ!」


 往生際悪く叫ぶ元リーダーを見下ろし、ヘンドリックは深くため息をついた。


「……君たち、ブラムやロッテにひどい扱いをした挙句、深層で全滅しかけていたね。遠くから【土木建築Lv1】で足場を崩して魔物を生き埋めにし、【気配察知Lv1】で安全な逃げ道を教えたのは俺だよ。……俺は君たちを、すでに二度も助けているはずだけど。少しは実力不足を自覚して、大人しくしていた方が身のためだよ」


「あ……ぁ……」


 二度も命を救われていたという事実。自分たちが「泣く泣く手放した」と見下していた男こそが、このギルドで最も恐ろしい真の強者であったことを、彼らはここに至ってようやく理解し始めた。


「ち、違う! 騙されるな! ギ、ギルドマスター! こいつらは俺が直々にスカウトしたメンバーを不法に引き抜いたんだ! 今すぐこいつらを処罰してくれ!」


 ボロボロになりながらも、元リーダーは己の非を一切認めようとせず、騒ぎを聞きつけて現れたギルドマスターに向かって泣き喚いた。

 しかし、ギルドマスターは氷のような視線で彼らを見下ろした。


「黙れ。ブラムとロッテの脱退手続きは正当な理由に基づき受理されている。お前たちの度重なる『味方への魔法の誤射』『前衛の放棄』、そして『メンバーに対する不適切な行為』の報告も上がっている。引き抜きなどという言い掛かりは通用せんぞ」


「な、なんだと……!?」


「お前たちの現在のランクは100位圏外だ。対して、ヘンドリック率いる【黎明の止まり木】は堂々の一位。……これ以上、我がギルドのトップランカーに難癖をつけるというのなら、お前たちにはギルドからの追放処分を下す。さっさと失せろ」


 周囲の嘲笑と、かつて自分たちが捨てた男の圧倒的な実力、そしてギルドからの事実上の最後通牒。

 完全に心が折れた元リーダーと女たちは、凍りついた足を引きずりながら、涙と鼻水を流してギルドから逃げ出していった。


 圧倒的な絶対王者の誕生と、愚者たちの完全なる没落。

 最強の便利屋と仲間たちの絆は、この日を境に誰の目にも明らかな伝説としてギルドに刻まれたのだった。

ヘンドリック「頼む……俺はただの便利屋なんだ。目立たないようそっとしといてくれ……!」

エリーゼ「旦那様、往生際が悪いですわよ。……読者の皆様、ヘンドリックがどれだけ逃げようとしても、私たちが絶対に逃がしませんから、どうぞ安心して【ブックマーク登録】をお願いいたしますわ」

サンネ「そうだ! 皆様のブックマーク登録が増えれば増えるほど、旦那様を守る私の剣がより磨かれる! ぜひポチッとお願いする!」

ミラ「ボスのごはんをずっと食べ続けるために、みんなの応援が必要なんだゾ! 【ブックマーク】と【評価ポイント】よろしくなんだゾ!」

ヘンドリック「お前ら、勝手に読者を巻き込むな……! これ以上ブックマークが増えたら、俺のスローライフが本当に……あっ、ちょっと待って、押さないで……押さないでええええっ!」

――おっさんの悲痛な叫びはスルーして、ぜひ【ブックマーク登録】と【評価】で応援よろしくお願いいたします! 皆様の応援が、ヘンドリックの胃痛と作者の執筆スピードを加速させます!

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