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LEGENDS  作者: クライブ
第三章 闇との決闘
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22話 立て直し

闇のギャング組織「ラウファ」の侵略にあったアルセリア王国。一度は王国が闇に堕ちるも、オルネイアたちは謎の協力者「ルシエル」の協力により、勇者族へと進化。ラウファを倒すことができたのだった。


<魔界>

「ソム達の反応が消えた。まさか、失敗したんじゃないだろうね?」

ロザルクが少し震えた声でアビゴルに問うた。

「心配いらないのネ。ソムクロスには自爆魔法もあるし、ノクサリアだって、あんなに配下を集めてたのネ」

「そうだけど、じゃあなんで反応がないんだい?」

イグゾルの言葉にマリスカが反応する。

「それも含めて、アビスに聞こうじゃないか」

「アビス?」

一同が混乱する。しかし、そこに現れたのは、紛れもない、潜入に行っていたアビスであった。

「アビス!!戻ってきてたのかい?ソムやノクサリアは?」

ロザルクが嬉々として聞く。しかし、アビスの口から発せられたのは残酷な一言であった。

「ソムクロスやノクサリアは死んだ」

一同は唖然とした。それが現実として受け入れられなかったのだ。

「何でなのネ?何で......」

「皆んながやってくるまで、いや、あの王国を完全に堕とすまで待機していた時に、奴らに殺られた。奴ら、勇者族や英雄族にまで覚醒していた」

「勇者族や英雄族だって!?そんなバカな話があるかい!あたしらの計画は完璧だったはずだ!!それなのに、また......どうして」

マリスカの絶望の声であった。そんな最悪の空気をこの男が変えた。

「何はともあれ、アビスが無事で良かったよ。よく戻ってきてくれたね」

「アビゴル......」

「お兄ちゃん......でも」

「そんなことより、いつまでも悲しんでちゃ、ソムやノクサリアに笑われちゃうだろ?僕たちは世界で有名にならなくちゃいけない。楽園を目指すために。そうだろう?なら、英雄族という脅威が現れた今、僕らがそれを倒してしまえばいいんじゃないか?」

その言葉にアビスは少し悲しくなった。それと共に安堵の気持ちが込み上げる。

「そうだね、皆んなの敵討も込めて奴らを殺すとしようか」

アビゴルの鼓舞により、ロザルクだけじゃなくその場のラウファが動き出した。

「そうと決まれば、もう一度、計画を練り直すのネ。今度は全員で乗り込むのネ!」

「それはまだ決まったわけじゃないでしょう?まだ、早いわよ」

「何を!ボクの作戦は完璧なのネ!」

少しだけ場に明るさが戻った。アビスは少し嬉しいと共に、再び悲しさを感じてしまったのだった。


世界には魔界以外にも精神世界が複数ある。そのうちの一つ、天使族やその系統のものが暮らす場所を「天界(パラ)」という。天界には、闇はない。すなわち、暗い場所はない。至る場所に光源があり、すべての場所に光が届くようになっている。天界の中層部に純白の城があった。これが、光の覇王の城である。ルシエルはその城に入るや否や、部下達に問い詰められた。

「いったい今までどこに居たのですか!こちらは大変だったというのに!」

それは、獣王族の「フェンリス」の言葉である。

「ごめんなさい。それで、状況は?」

「全く、頼みますよ。で、その状況ですが、倒されたという3人の魔王が『ソラリス』に『ラグディオス』、『ラグナ』なんですよ」

「それは困ったわね」

今挙げられた3名の魔王は、光の魔王団の中で最も好戦的なもの達であり、主戦力であった。それが、負けたというような報告は、悪報の他になかったのである。

「分かったわ。一度、対策を練りましょう。それと、ちょっとこのままだと、私の美貌が見せられないから、少し待っていてちょうだい。話はそれからよ」

「はいはい、いつも見てますよ」

天界にも悪意は迫っていたのである。


<アルセリア王国>

「さて、今後に向けて対策を練りましょう!」

レグナが仕切る。今、ここにはアルセリア王国の主力が揃っていると思われたのだが、

「あれ?オルネイアは?」

「今は、城を凍らせちゃって被害を大きくしちゃったから、サリシアの2時間のお説教タイムだよ!」

クラリスが元気に教えてくれた。ということで、話し合いはまだ始まりそうにないのである。

「ところで、レグナ達よ、なぜドームが戦いの最中に壊れたのだ?何かしたのか?」

「ああ、それは俺も気になってたな」

ヴァルカスとガルディアが問う。

「それはな、俺が禍々しい種を見つけたんだが、その種を破壊したら、ドームが消えたってわけさ」

「それ、私もだよ」

「え?」

一同が困惑する。思ったより大事そうな話だったので、後回しになったのだ。こんな中でも、国民は復興を続けている。また、平和な暮らしを取り戻すために。しかしながら、ラウファとの決戦までの時間は刻一刻と迫ってきているのである。

お読みいただき、ありがとうございます。まずはごめんなさい。たいして字数が多くありませんでした。言い訳をさせてください。内容は濃くなりかけてます。あと字数は今後は2000は平均でなると思います。なのでまあ、ギリ嘘はついていないと......いや、見苦しいですね。これから気をつけます。

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