学院での転換点
aideレイア
「あぁあ、今日から学院か・・・・また五月蝿いのが来るんだよなぁ」
エッジとかクラリスとかミレリア先生とかエッジとかクラリスとかエッジとかエッジとか
「・・・・考えたら負けだ。もう行こう」
実は昨日から寮にいる。
その為学院まで徒歩5分‼︎現在地からは徒歩20秒‼︎間取りは2LK、
およそ70平米‼︎家賃は月銀貨10枚、一階に食堂付き‼︎入寮者募集中‼︎
・・・・何やってるんだ俺は、入寮者はあと半年は来ないのに
「おはよーレイア‼︎」
「ああクラリス、おはよう・・・・隣にいる黒いオーラ全開の物体はなんだ?
新しい魔道具かなにかか?」
クラリスは片手に授業の荷物、
片手で『黒いオーラ全開の短髪の金髪をしたデカイ人形』を引きずっている
「え?これ?やだなぁレイア、エッジに決まってるじゃない。夏休みだからお姉さんが髪切ったんだよ」
「あぁ、エッジのお姉さんか、それはまた災難だったな」
エッジのお姉さんには滅多に会わないが、有名人ということで大体の冒険者や冒険者志望者は容姿を知っている。
真っ黒な髪に真っ赤な目でエルフのくせしてスタイルが良いと言うエルフのイメージをガッタガタに崩す人だ。
事実エルフの突然変異らしい。
性格がぶっ飛んでて冒険者で剣士、魔法も苦手で体の強化しかしない。ランクはAだから相当なベテランだ。
「エッジ、大丈夫か?」
『黒いオーラ全開の短髪の金髪をしたデカイ人形』改め、エッジの安否を聞いてみる
「・・・・・・レイア・・・か?」
「ああレイアだ。相当なダメージを受けたみたいだな」
「・・・・・あぁ・・・まさか、帰りに遭遇するとは・・・・」
「帰る途中に遭遇したのか⁉︎」
まさかの事実。通りでダメージを受けてるわけだ
「気をつけろ、レイア・・・・姉貴が・・・・・・・今度会ったら・・・ボコすって」
「なんで⁉︎」
何が悲しくてAランク剣士にボコボコにされないといけないんだ。
なまじ長生きなエルフだから俺が年老いて会っても容赦なく来る。あの人自分基準で生きてるから
「・・・・おまえが・・・ゴブリン、ロードを・・・・・討伐したから、だ。あと新しい魔眼」
「おまえが話したのか⁉︎」
「いや、それはあたしよ‼︎」
「裏切ったな⁉︎」
魔眼の事による国家機密の方じゃない。エッジのお姉さんは魔眼の事を知っている。
だから異常なまでに俺に戦闘を仕掛けてくる迷惑な人だ。美人なのに勿体無い。
「あっはっは、まあね」
「・・・一応、国家機密だぞ?」
「わかってるわよ‼︎それより急ごっ‼︎遅刻しちゃうよ」
「そうだな。エッジ、いい加減復活しろ。遅刻するぞ」
「あ、あぁあぁ」
エッジがゾンビみたいなガラガラ声で起き上がる。重症だな。
これじゃあミレリア先生の小言混じりの授業を乗り切れないぞ。
「さて、今日の分のはここに載ってる。レイア、頼んだぞ〜」
「はぁ・・・・はい」
ミレリア先生はHRで話す内容を纏めた紙を俺に押し付けてくる。
いつも通りだ。頼むから働いて欲しい。
内容を読み上げていくが大した内容は無く、精々クラリスが職員室に行く程度で普通に終わる、筈だった。
「次は・・・ん?・・・・・あぁ、これか。
皆、今日は始業式も終わり、後は帰るだけだが、その前にやって貰いたいことがある」
大した物じゃないがな
「進路希望調査だ」




