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ガチムチbride
「待て待てポリスメンはやめろォ!」
「ふふ・・・嫌ならDOGEZAで私の足を舐めることねぇぇぇ!」
ハヅキは身に着けているアイドル衣装のスカートの裾の位置を上げ、足を見せるようにして言う。
「くっ……致し方なし!」
祥太郎は慣れた動きで膝を着き、頭を床に擦り付けた。
「うふぅw見えるww見えるでふぅぅぅww」
刹那、繰り出されたハヅキの爪先が祥太郎の眉間を捉え、世界が七色に瞬き、それから暗転した。
◇ ◇ ◇
「はっ...ここは?! 確か床の木目を見ていたはずでわ!?」
気づけば祥太郎は、暗く殺風景な部屋で椅子に拘束されていた。薄闇の中目を凝らすと、ハヅキとその他数名の大柄な人影が見て取れた。
鬼の形相でこちらを睨みつつも、みな純白のドレスに身を包み、手を前に重ねているのが見える。
「デュフゥ...何が目的でふ...」
祥太郎が二の句を継ぐ前に、大鎌の刃が首元でカチリと音を立てた。
「おっマ~えには、ハヅキと結コーンしてモらうっ!」
「な、なんだって~!?」
瞬間、世界は明転し、花嫁衣裳を纏ったガチムチの黒人たちが各々の武器を手に襲いかかってきた。




