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多国籍軍祥太郎
テカり輝くハヅキを目掛け、祥太郎はカビハ〇ターを撃ち放った。
「うそ、、みるみる浄化されていく...!! 最近のカビハ〇ターはこんなに凄いの!! ま、待って...!! お風呂入るから!! それから話をしましょ...?」
「ま、待てでふ! そっちは混浴でふぅぅぅぅ!」
祥太郎はカビハ〇ターを放り投げ、ハヅキに飛びついた。飛びついた、つもりだったのだが、軽やかな身のこなしで、ハヅキは祥太郎の頭部めがけてハイキックをお見舞いした。
「ごめんなさい! カビが見えたの!」
祥太郎の目の前で火花が散ったものの、どうにか体勢を立て直す。
「...蚊ならこっちのスプレーを使えば良いずら...なぜ回し蹴り...」
津軽出身、堺在住、博多系札幌人で高祖父がネアンデルタール人のマイケル祥太郎は、時々語尾がおかしなことになる。
「んごぉ!! もういいぶぅ! 女湯はあっちやで。拙者、男風呂に入ってくるたい、ようけ洗ってきんさいンゴロ。」
そう言うと祥太郎は、自らを覆い隠す衣からその身体を解き放った。
「ぶぃぃぃぃ!!! 風呂場に行く前に裸になるのはトイレ入る前にパンツ下ろすのと同じで気持ち良いぇええぇええ!」
氷のような目で祥太郎を見据えるハヅキの手には「110」と入力された携帯が。




