表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バトルヒロインは魔力ゼロ!!  作者: AnTa七里BOY
学院分校生活ー2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/34

やっぱり魔術はクソくらえ

BGM 動物ビスケッツ×PPPさんの「ようこそジャパリパーク」

「やられた」


放課後寮の自室に帰り、修行服に着替え、イージスの箱片手に修行に向かい、終了後すぐに寮の自室に帰って、自室の惨状を見た、私が開口一番に発した。


いやひどい。

部屋の布という布がズタズタにされている。

やったのはどうせあの女子生徒だろう。


「まさか!?」


私はすぐにクローゼットを見た。

そこにはズタズタにされ、一部が燃やされた制服があった。


「よし、あのクソアマは鉄拳制裁確定(後でぶっ飛ばす)


私は首謀者の女子生徒への復讐を決意した。


「それにしてもこの服、どうしようか?」


一着ならまだしも、すべての制服がズタズタのボロボロにされている。


「どうしようもないよねぇ・・・」


私は現時点で可能な選択肢をすべて頭の中に浮かばせる。

そして、一つの選択が浮かぶ。


「例の財閥に任せればいい!!」


そうと決めた私はすぐに準備に取り掛かる。


『今から行ったら門限間に合わねぇぞ?』

「大丈夫。私に考えがある」


門限を無視しても大丈夫なやり方があるのだ。


「それじゃあ行ってくる!!」


私はズタズタのボロボロの制服を詰めたカバンを背負い、窓から目的に向かって飛ぶ。



イブリース財閥。

最近、それもつい最近頭角を現した財閥。


そんな財閥の呉服部門と公爵(お義父)さんが協力している。


養子の私は呉服関連限定の『半フリーパス』なる物を所持している。

それを片手に私は財閥のエルドラド支店に駆けこむ。


「ヴィナス公女様ですね。案内しますのでついてきてください」

「はい」


関係者用の入り口に近くにいたお姉さんにパスを見せると、営業微笑から営業スマイルに変わり、私を部屋に案内する。


前から思ってたけどこの財閥なかなかヤヴァイ。

部屋からしてヤバイ。

日本では小市民だった私にとってはどれもこれも高級品に思える。


「失礼します」


ガチャっと扉が開き、あいさつしながら入ってきたのは、淡い光を纏う二対の(はね)を持つ妖精族のお姉さん。

いつ見てもすごい美しい女性。同性の私でも「ほぅ」と息を吐いてしまうほどの神秘的な美しさを持つ人だ

このお姉さんこそ、この財閥の財閥の総帥マーキュリー・イブリス。



「お久しぶりです。マーキュリーさん。今日はこちらにいらしたんですね」

「こちらこそお久しぶりです。テミスさん。今日はこちらで商談があったもので」


マーキュリーさんは私の対面にある椅子に座り、私とあいさつを交わしてくれる。


「今日はなぜこちらにお越しくださったのですか?」

「・・・・ちょっと学校で困ったことがありまして・・・」


私はカバンからズタズタのボロボロの制服を見せた。


「まぁ、どうしたのですか?」

「ちょっといざこざがありまして・・・」

「なるほど・・・・」


目を細めるマーキュリーさん。

マーキュリーさんは私なんか比べ物にならないほど賢い人だ。この制服を見て大体のことを察してくれたようだ。


「それで、新しい制服が購入してここに来た次第なのですが・・・」

「それなら、修繕した方が少なく済みますよ?」

「時間がかかるのちょっと・・・」

「数分でできますよ?」

「え??」


呆ける私を無視してマーキュリーさんは私の制服をすべて持ち、部屋の外にでていってしまった。

その数十秒後、ガガガゴゴゴ!!とすごい音が部屋まで聞こえる。


「何!?何!?何事!?」


私の驚きを制する人も、すごい音の正体を教える人もここには居ない。

すごい音が止んだ数十秒後、マーキュリーさんは修繕された私の制服を持って部屋に入ってきた。


「今の音は何ですか?」

「とある機械を稼働させていました。そして、これがその機械による成果です」


私に差し出した制服には切り刻まれた後なく、燃えカス一つついていなかった。


「こんなことが可能だなんて・・・」

「我が財閥に秘されている特殊な魔術を使ったのです」

「なるほど」


ズルッ!!

そんな魔法があったら主婦の方々大歓喜するでしょ。


「それよりも、発売前の菓子があるのですが、試食しますか?」

「します」


その後、私はお茶をごちそうになったのだった。

主人公のパトロンが欲しい


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ