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38、にゃー様視点
にゃーは、野良猫だった。
ある日、信司とかいう人間が私のことを撫でた。
なんとも気持ちが良かった。
そこで、なんとなく子ども達をつれて、信司に着いていくことにした。
すると、清潔で暖かい場所に案内された。
くつろいでいると、シャワーだよ、と呼ばれた。
何やら温かい水をかけられて、白い泡に包まれた。
痒いところを洗われて、にゃーと鳴いたら、にゃー様と呼ばれるようになった。
その後、食事と言われて出されたものがとても美味しかった。
いつも食べていた残飯とは比べものにならない。
良い匂いがして、ほどよく温かい。
味も丁度良い。
子どもたちも満足そうだ。
しばらくすると、色々な人間が来た。
くつろいでいるのを邪魔する人間は、信司が追い出してくれる。
ここは、なかなか居心地が良い。
まだまだここに居ても良いかと思う。
なんだか眠くなった。
目をつむると、信司が小さな毛布をかけてくれた。
「にゃー様、ゆっくりお休み下さい」
信司の声が、遠くに聞こえた。




