↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/74

35、爪を切ります

橘 信司は緊張していた。


今日は店の定休日だった。

そこで、猫たちの爪を切ることにした。


「ロイ君、猫様の爪を切りますよ」

「はい、信司さん」

ロイは猫を一匹ずつ連れてきた。

信司はにゃーさんから順に爪を切った。


「信司さん、なぜ爪を切るんですか?」

「猫様達が怪我や病気をしたり、人を傷つけないようにですよ」

信司は優しく答えた。


猫たちは大人しく爪を切らせている。

新しく入った三匹の猫も、大人しかった。


「さて、爪切りが終わりました」

「はい」

「次はお風呂です」

「はい」


信司は手際よく、一匹ずつシャワーを使って猫を洗った。

タオルドライはロイが担当した。

八匹のお風呂が終わる頃にはお昼になっていた。


信司は猫たちの食事を準備して、食べさせてから自分たちも食事をとった。

「ロイ君のスープは美味しいですね」

「信司さんのオムライスにはかないません」

二人は静かに食事をした。


「このお店は猫ちゃん達が一番なんですね」

ロイがそう言うと、信司は大きく頷いた。

「はい、店の名前も<猫様が一番>ですからね」


「俺のいた店じゃ、猫の扱いは酷かったから今は天国みたいです」

ロイはオムライスを頬張りながら言った。

「ロイ君に任せる2号店も、猫様第一主義でお願いします」

「はい」


午後は休暇にした。

といっても、ロイは家に帰ったが信司は店に住んでいた。

なので、信司はいつもどおりに過ごしているだけだった。


こうして平和で静かな休日は終わりを告げた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。