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CHANGE!  作者: ヒ日
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4


 深夜。


 結局その後は荒ぶる蓮と菊乃を鎮める以外は特にこれといったハプニングもなく、ご飯を食べ、昨日同様、僕達は男部屋、女部屋にそれぞれ戻って交代制で床に就いた。


 この旅路は本来二泊三日の予定で、本当は明日には帰らなくてはならないはずだったのだけど、そこは流石菊乃の親。なんと電話すると宿泊期間延長の交渉を成功させてくれたとのことだった。おかげで今日も安心して眠りにつくことができる。いったいどんな親御さんなのだろう。今度会ってみたい。いや、変な意味ではもちろんなく。


 しかし、宿泊期間の延長に成功したからと言って、必ずしも菊乃以外の三人の宿泊の延長が確約されるということではない。そう。菊乃以外の親の許可だ。お金は昨年のコミケの収入から支払えばいいから金銭的な問題に関しては解決済みではあるが、あくまで僕たちはまだ未成年である。まだタダ飯を食わせてもらっている側としては無断で宿泊し続けるというわけにもいくまい。


 しかし、その点に関しては特に問題は起こらなかった。僕の家は結構放任主義的なところがあるので成績さえ悪くならなければオーケーと言われ、蓮はそもそも諦められているらしく、なし崩し的に許可を取り付け、すみれに関しては「なんかいけた」とのこと。……なんだか逆に問題がある気がするが、まぁ細かいことを気にしている場合ではないし、そこは目を瞑るとしよう。


 だから新たな問題は、今日は特に起こらなかったと言っていい。……まぁ、ドッペルゲンガーに関する謎はそのまま据え置かれたままなので、あくまで新しい問題が出てこなかったというだけのことなのだが。しかし、新たな問題が発生するよりは百倍マシと言える。


 が、そんな状況も長くは続かなかった。


 そう。夜の十二時。蓮に見張り役を任せ、僕が先に眠りにつくまでは。



ご一読ありがとうございました。感想等いただけますと幸いです。

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