↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/78

ドックキャットでの出来事 その6

今日から訓練が始まるとのことで、一緒に訓練をするようにと道場の皆も言われて、一緒に訓練を始めました。

ただ、かれらの能力を生かすためか、俊敏性と持久力を鍛える鍛錬になっていました。

走り込みや、シャトルラン(これは前世の知識をラインさんに教えたら気に入ったみたいなので…。)、反復横飛びなどひたすら午前は足を苛め抜いていました。

もちろん、慣れている僕でもかなり大変でしたが、周りの人達もかなりきつそうにしていました。


約1人を除いて


そう、ブルーだ。彼は平然とやり遂げていたのだった。もちろん、そんなのは悔しくて、普段以上に頑張って、よけい疲れてしまったのだった。

そして、午後は武の鍛錬となった。

最初は槍、剣の使い方の説明や素振りをしていました。

もちろん、人一倍僕には厳しく当たっていました。

でも、身内贔屓にしないと言っていたので、それは納得していました。

そして、素振りが終わり、打ち込みになりました。

僕の相手はブルーでした。でも、ブルーの打ち込みを受けてみて、初めて思った事がありました。

彼の攻撃は、重い。そう感じてしまったのでした。

でも、なんでこんなに重いのかはわからないけど、無口だけど、意外に良い奴なのかも知れないと思ってしまいました。

そして、乱取りになり、様々な相手と乱取りをして、一日を終えました。

でも、久しぶりに疲れたと思っていました。

そして、与えられた家に戻り、打ち合わせや、手紙を書いたりして、寝ました。


翌日、地獄の1丁目が手招きして待っていました。


昨日は加減をしていたといわんばかりにシャトルランもきつくなり、走り込みの量も増え、乱取りの数が増えました。もちろん、乱取りにはラインさんも参加していました。ラインさんは、全力を出していないけど、相手の強さを見極め、その限界点まで引き上げて乱取りをしていて、皆大変そうでした。

でも、ラインさんは僕もだけど、ブルーに対しても結構きつめに乱取りをしてきたので、お互い肩で息をしていました。

そして、無事終わるかと思ったら、再度の走り込みになりました。

「戦場では、敵を倒し終わったと思ったら、周りに囲まれる等というのは至極当然の事である。そのため、疲れ切った後の状態でも走れないと生きてはいけないぞ!」

と激を受け、皆走り込みに参加していました。もちろん、僕もブルーも。

そして、無事終わったとき、ブルーが一言言い放ったのだった。

「思ったより大したことないね。余裕だよ。」

と周りが唖然とする一言を言い放ってしまったのだった。

「お、お主なかなかいいおるな。よし、お主の意見をくみ取り、明日は今日の1.5倍位の量にしてあげるから、楽しみに待っておれ。」

と笑いながらラインさんは言っていたのだった。


家に戻り、ラインさんとハクさんと3人になり、雑談の時間になりました。

最初こそ屋根裏等から話に参加をしていたけど、昨日から普通に一緒に飯を食ったりするので、堂々と目の前に居ることが多くなっていたのだった。

「今日の最後、あの子のセリフには驚いたな。でも、若いのだから、あのくらいの威勢があってもいいと思うぞ。」

とラインさんは笑いながら言ってきた。

「ちなみに、あの人がブルーという、自分が最初にやられた相手ですね。」

と返事をした。

「あの子、あまり感情を表に出さない子だったんですよ。それに、今日みたいに意見を言うなんて、ここ最近では見られなかったので、大人としては、安心していますが…。」

とハクさんだ。

なるほど。感情を出さない理由とかあるのかな?でも、気にはなるけど、下手な詮索はやめておこう。

「そういえば、今度はどうしますか?」

と聞いてみた。

「うむ、少々長くはなるが、1年程この村で滞在しつつ、全員を鍛え、忍団を作ろうと思う。シルヴァ殿には申し訳ないが、付き合ってもらうぞ。」

と言われた。

「では、僕からお願いですが、訓練をずっとすると、精神的にも肉体的にも限界がきます。5日間鍛錬をし、2日間休日をいただけませんか?これは僕だけでなく、皆もですが…。」

とお願いしてみた。

さすがに、ずっとやっていたら体を壊すので、少しの休みは欲しかったので…。

「それならば仕方ない。それでやるとしようではないか。」

と言ってくれたので、安心してここの村に滞在することとなったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。