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ドックキャットでの出来事 その2

いつも見ていただいてありがとうございます。

村の入り口付近でようやくラインさんを見つけた。そして、ラインさんは思いのほか上機嫌だった。

「シルヴァ殿、この村はやはり中々見所が多いな。」

とラインさんが言ってきた。たしかに見るところはいっぱいありますね。そう思ってうなずいた。

「とりあえず、某達に宿を与えてきたので、そこに行くとしようではないか。」

とラインさんが言ってきた。

「そこって宿屋ですか?」

思わず聞いてみた。

「いや、宿屋とは違うらしい。だが、部屋ではなく、家を借りる?といったほうがいい感じらしい。所謂バンガローとかといっていたな。」

と言ってきた。

そして、話していると無事泊まる場所に着いた。ラインさんと俺は一息つき、座りながら話を進めた。

「なるほど、それも先々代ですか?」

と思わず聞いた。

「察ししているとおりじゃ。シルヴァ殿は先々代をどうみる?」

と聞かれたので、

「間違いなく転生者だと思います。」

と答えた。

「ふむ。やはりな。ちなみに、時代的にはシルヴァ殿の時代が近いと思われるが如何かな?」

と聞かれた。やはりこの人には隠し事は通用しないですね。

「おそらく僕の時代に近いと思います。理由はいくつかありますが、やっぱりやぐらなど設備面もですが、このようなバンガローの施設などを考えるとそれしか思い浮かびません。」

といった。やはりなとうなずいていたので、さらに続けた。

「ちなみに、ラインさん気がつきましたか?やぐらの上にある木々の間を細い糸が幾重にも張り巡らせているのを…。あれは空からの襲撃を警戒しているものと考えられますね。」

と伝えた。そう、どうみても空からの襲撃を警戒しているだろうし、さらに言えば、村全体が外部からの襲撃を警戒しているようだった。

「うむ、警戒度はかなり強いと思ったが…。」

とラインさんは言いながら槍を持って、天井に向かって一突きした。

「某が気がつかないと思われたのは心外だな。」

というと、上からハクさんが来た。

「不快に感じさせまことに申し訳ありません。ただ、上層部から、あなた方を監視するようにと言われたのでこちらにて監視させてもらいました。」

とハクさんが言ってきた。

「でも、僕たちの前に来て大丈夫なんですか?」

と聞いてみた。

「正直上層部にばれたらよくは思われないだろうが、私は貴方達が攻めるために来たとは思わない。だから前に出てきたと判断してください。」

と言ってきた。一応彼は信用できるのかなと思い、ラインさんに目線を向けた。ラインさんは当初の警戒度と比べると穏やかになっていたのを感じた。

「ちなみに、貴方達は何で僕たちを警戒しているんですか?僕たち2人ですよ。そんな相手を警戒する意味ないですよ。それに、僕たちは敵意があるならすでに暴れてますよ?」

といった。もちろん最後のは脅しにもとられるかもしれないが、敵意を示したら敵になるといった意味もこめた。

「貴方達のことを名前を聞いたとき、もしや剛槍のライン殿と爆炎のシルヴァ殿とと思っていましたが、私たちの情報でもそれが正しいと出たもので、少々過敏になりすぎていたようですね。すいません。」

と言われた。でも、俺はそんなことどうでもよくなる発言があった。

「ちょっと待って!ラインさんは強いから剛槍の二つ名は納得いくけど僕の爆炎は何でですか?」

と思わず聞いた。

「少し前に私たちの情報網でキャッスルタウンが魔族に攻められたのを聞いていました。そこで、南門を守る剛槍ことラインさん、北門での魔物を恐れることのない少年が爆発魔法や火炎魔法を遠慮なしに放っていたので、爆炎とシルヴァ君の二つ名の由来ですね。」

と言われた。ってか、ちょっと待って。何でそれを知っているの?

「横から失礼する。少々疑問だが、某はあの日、被害が抑えられたので、翌日には緘口令を命じた。何故貴殿方がこの情報を知っているか教えてもらおう。」

とラインさんが怒気を交えつつ言ってきた。

「失礼した。こちらのほうでも先々代の指示で、情報収集部隊を作っております。そのため、情報が即来ますので、緘口令の前に情報を仕入れたのです。」

とハクさんは教えてくれた。

「なるほど、ラインさん落ち着いて。」

といい、少々怖くなっているラインさんをなだめた。

「でも、忍びみたいな部隊ですか。やはりこの村侮れないな。みんな強いし…。」

と言った。

「いやいやいやいや、ラインさんの接近戦の槍、シルヴァ君の爆炎魔法で間違いなくこちらの村は廃村になりますよ。何言っているんですか?」

とハクさんは慌てふためいていってきた。

「いや、今は修行中のため、魔法を禁止しているんですよ。」

と言った。そう、魔法を使えればどうとでもなるかもしれないが、魔法を禁止しているのでさすがに無理だろうと思った。

「ん?御2人のこちらに来た目的を聞いていませんが、よかったら教えてもらえませんか?もちろん、これは個人的になので、私が降りて来てからの話は一切しないとお約束させていただきますので…。」

と言われた。

「某たちは、2点目的が有ってきた。1点目は、先々代の村長に会いたく来た。もう1点は、シルヴァ殿が言ったとおり鍛錬で来た。」

とラインさんが言った。

すると、ハクさんはうなずいて言ってきた。

「良かったらしばらくこの村を拠点として鍛錬しませんか?」

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