ドックキャットでの出来事 その1
一緒に歩き、村に向かった。でも、途中魔物からの襲撃があったが、獣族のみなさん全員強くてあっというまに倒してしまっていた。
そして、1時間位たったら無事到着した。
獣人の村、通称ドックキャット
えっと、犬と猫以外にも獣人の皆さんはいますね。馬面の人や鳥の人、ウサ耳もいますね。
みんなモフモフしたいと思っていたら、
「シルヴァ殿、なんかいやらしい笑顔になっておるぞ。しっかりせい。」
と頭に軽く拳骨を落としてきた。最近、俺が暴走すると、ラインさんが暴走を制止してくれている…。
すごくありがたい反面、直さないといけない部分だと思っていた。
「でも、ここって、なんとなく日本の感じがしますね。」
と素直に言った。
ドックキャットは、屋根は藁か木、壁は土壁か木の壁だった。
『お客人、たぶんこちらの村の風景に違和感を感じていると思うが、先々代の犬族の族長が提案してきたものだ。こちらの壁になったり、屋根になったりしてで、だいぶ快適な生活ができていますね。』
と先ほどから俺の脇にいた人が教えてくれた。
となると、先々代が転生者なのかな?と思いつつ尋ねてみた。
『ちなみに、その先々代はいらっしゃいますか?』
と聞いてみた。もちろんいたらお話を聞かせてもらうだけだ。
『先々代は、先日魔族の襲撃があり、それで命を落としてしまったのだ。』
と教えてくれた。
「ラインさん、どうやら、先々代がこの家の作成を教えたらしいですが、先日魔族の襲撃があって、死んでしまったみたいです。」
と答えた。
「なるほど、ちなみに、この村には人族の言葉がわかる人はいないのか聞いてもらえんか?」
といわれた。
『えっと、こちらには人族の言葉をわかる方はいらっしゃいませんか?とこちらのラインが聞いて欲しいと言われました。』
と聞いてみた。
『では、少々お待ちください。』
といわれ、少し待つことにした。でも、ここの村、環境的にはすごくいいな。森の中もあり、水も空気もおいしい。ある意味理想の場所だよな。
と思いつつ、ラインさんと待つ事数分。
先ほどの人と一緒に白い虎みたいな感じの獣人がきた。
「私の名は、ハクと申します。虎族のものですが、人族の言葉も理解できます。よろしくお願いします。」
と丁寧に挨拶をしてきた。
「僕の名前はシルバリオンと申します。こちらの方は、ラインさんです。」
と挨拶をした。
ラインさんが話していると、近くに服屋があった。
「ラインさん、村を見てきてもいいですか?」
と聞いてみた。
「わかったが、回りに迷惑をかけんようにしてくれよ。」
といってくれたので、見て回ることにした。
『こんにちわ。こちらはどんな服を扱っているんですか?』
と聞いてみた。
『ここは私たちの服を作っているが、坊主のような子が来る場所じゃないぞ。』
といわれた。確かに、大き目のサイズが多かった。獣族の方々は確かに体躯が大きいので、このサイズは納得だが…。
『ちなみに、こちらの服に見覚えはありませんか?』
と聞いてみた。もちろん、道着だ。
『これは、先々代の村長時代に言われて作った服だな。今ではもう扱ってないぞ。』
といわれてしまったが、でも、この村が発祥みたいだ。
『教えてくれてありがとうございます。』
と元気にお礼を言い、服屋をでたのだった。
そして、いろいろお店を回ったが、先々代の知識が半端なく広く深いと思った。
ご飯もあるし、味噌や醤油、お酢まであった。
さらに、この村には櫓もあり、いつでも攻め入られても対応できるようになっていた。
さすがに、ここまでの状況証拠があれば、間違いなく先々代は転生者だろう。
でも、今はその人物もいないので、真実は闇の中だが…。
そう思っていると、近くから子供の声が聞こえてきた。
その場所を探していると、道場らしき場所で稽古をしている人たちが居た。
全員腕立て伏せをしていた。
それを見ていると、師範らしき人が声をかけてきた。
『良かったら見学していくかぃ?って、人語でないとわからな…。』
と言ってきたので、
『言葉はわかります。見学していいのでしたら見させてください。』
とお礼を言いつつ見せてもらった。
やはりというか、完全に日本の武道のような感じがした。
みていると、空手、柔道、剣道のほかにも何故かテコンドーらしきものも教えていた。
どちらにしても、みんなそこそこ強そうだった。
そして、稽古が終わり、解散となったので、ラインさんと合流するために、村の入り口付近まで向かっていったのだった。




