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命令?その5

いつも見ていただいてありがとうございます。

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武器屋について、すぐに寝た。

もちろん、本来はそうはしたくなかったが、最後のキスで一気にやられた。ちなみに、顔がだいぶ赤くなっており、全員から色々言われそうになったので、ベットにもぐりこんだのだ。

そして、翌日になり、今日はサラダとのデートだ。

今日は南側での待ち合わせだ。サラダは服装は動きやすい服装でいいといわれたので、いつもの冒険者スタイルにしようか道着スタイルにしようか迷っていたが、動きやすいのは道着だったので、道着にした。

そして、待ち合わせ場所にやはり30分前に着いた。今回は俺だけだ。

もちろん、相手を待たせるならこっちが待ったほうがいいだろう。だから早めの行動だ。

そして、10分くらい待ったときに、サラダちゃんが来た。彼女も動きやすい服装で選んできたが、ズボンではなく、スカートだった。

「シルヴァよ待たせたのぅ。」

と言われた。

「いや、今来たところだよ。」

と嘘をついた。

「いや、わらわも5分くらい前に着いたが、その時には居たじゃろ?わらわは知っておるぞ。」

と言われた。

「いや、じゃあ、何でそのときに出てこないの?」

と聞いたら、

「シルヴァを少しでも見て居たかったからじゃ。」

とお惚気気味に返答してきた。なんだかんだでサラダちゃんはかわいいところあるね。

「そういえば、今日は行きたいところある?」

と聞いてみた。

「わらわはどこでも良いぞ。なんならロックから聞いたが、連れ込み宿?とかいうところでも良いぞ?」

と顔を赤くしながら言ってきた。

「それは駄目!あいつ今から刺しに行こうかな?」

と言った。ロックは余計なことをサラダにまで吹き込みやがって!と怒りに身を任せそうになっていたら

「冗談じゃ。わらわは祭りとやらに行きたいのぅ。」

と言われた。そのため、東側にある祭りに行くことになった。

道中はやはり手を握っていた。だが、昨日は俺が先頭だったが、今回はサラダちゃんが引っ張って行った。やはり、元が付くとはいえ、元魔王だ。力もそこそこにあると思っている。

ただし、手からの温もりは感じていたが、だんだん暖かくなっていた。もちろん、サラダちゃんの顔を見ると真赤になりつつあった。恥ずかしいのかな?と思いつつ、祭りに到着した。

そして、今日は何をしようかと考えていたら、サラダちゃんは引っ張ってきた。もちろん、いろんな出店を回るためだ。

「あ、あっちの食べ物美味しそうじゃ。」

「甘くて美味しいのぅ。あっちの食べ物はなんじゃ?」

「あ、あの鳥のレース面白そうじゃ。」

「さっきの鳥のレースは楽しかったのぅ。でも、負けてしまったのぅ…。」

「あ、あの薄い生地のもの食べたことないのじゃ。行くのじゃ。」

「これもまた甘くて美味しいのぅ。」

とかなりの勢いで振り回された。でも、非常に楽しかった。

そして、昼前に昨日いた紙芝居の人が居た。

今回の物語は、とある人物の陥落物語だった。

昨日の続きかな?魔王が老衰で倒れた後、娘が魔王を継いだが、一部信頼の出来る家臣3人を除いて謀反を起こされた。そして、命かながら生き延びたが、魔王たちは魔族というだけで基本的に排他される。そんな中、以前出会った王子と姫の村を見つけて、そこでみんなで幸せに暮らしたという物語だ。

「魔族というだけでつらい思いをしたんだ…。なんか可愛そうだな…。」

と思っていたら、サラダちゃんも泣いていた。

もちろん、今までの自分と重なった部分もあったのだろう。だからだけど、俺は頭をなでてあげた。

そして、落ち着いてから、ランチタイムになった。今日のランチはサラダちゃんが用意してくれていた。

比較的簡単に出来るサンドウィッチだ。昨日もだが、やはり、2人の料理技術は同じくらいだなと思っていた。

「すごく美味しかったよ。」

と言った。もちろん美味しい。だけど、2人でお互い食べさせあっていたら、余計に美味しく感じるだろう。

さて、そんな惚気話もいいとして、午後は街の外に出ての狩りになった。

もちろん俺は前衛、サラダちゃんは後衛で援護メインだ。

安定の戦力なので、大体の魔物たちも狩った。ちなみに、今回のターゲットはミニオークといわれる小さめのオークだ。繁殖力が強く、定期的に冒険者ギルドに依頼されているらしい。今回のはサラダちゃんが事前に受けていた依頼だ。もちろん、依頼の頭数は制限がなかったので、30体倒して終わらせた。

そして、夕方になり、街にある時計台の上までサラダちゃんの魔法を使ってあげてもらった。

俺の魔法は、基本的な生活レベルの魔法以外だと、支援系の魔法か、爆炎魔法しか使えないので、サラダちゃんに頼った形だ。

そして、夕焼けを2人っきりで見ていた。

「綺麗な景色じゃのぅ。」

とサラダちゃんだ。

「そういえば、紙芝居のときはごめんなさい。わらわの体験と似ていたものでな。」

といわれた。やはりか。

「そうなんですか?でも、そんな過去は気にしてないよ。」

と慰めた。

「そういえば、昨日のデートはどうじゃった?」

と聞かれた。

うん。すごく恥ずかしいね。でも、きちんと言わないといけないので、ある程度簡略して報告した。

紙芝居については中身はあえて言う必要がないと思って言わなかった。

「昨日も楽しんだんじゃな?アポロちゃんも良かったと思うぞ。」

といわれた。正直怒られるかと思ったが…。でも、これも報告しないといけないな…。

「あと、ごめんなさい。アポロちゃんとキスをしてしまいました。」

と報告した。隠していてもばれているだろうし、だったらきちんと報告するべきだと思ったので、報告した。

「それはわらわも相談をうけておるぞ。だから知っておる。シルヴァは気にすることないぞ。」

といわれた。正直ほっとしている。

「そういえば、わらわの命令がまだだったのぅ。」

とサラダちゃんだ。だが、普段より悲しみの声になっている。

「わらわの命令は、わらわと別れることじゃ。」

そういわれた。


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