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命令?その4

いつも見ていただきありがとうございます。恋愛関係のパートは正直苦手です。だけどがんばったので見てください。


今日はとうとうやってきてしまった。

生前もまぜても初のデートだ。

しかも相手は最近美人になってきたと感じているアポロだ。昔は男だと思っていたのに…。しかも一応まがいなりにも彼女が居るのに彼女以外の女性とデートだ。

緊張しかしない。

とりあえず、朝ごはんを食べた。もちろん、緊張からか味なんかわからなかった。

そして、表に出た。ちなみに、アポロは先に出かけていた。待ち合わせ場所は北門のところだ。

今日の服装は昨日買った服だ。どうみても村人Aって感じの服装だが、目立たずいいだろう。と思っていた。

そして、約束の時間の30分前、もう着いていた。俺もアポロも…。俺は待たせてはいけないと思い、30分前にいたのだが、アポロも同じタイミングで来てしまった。

普段意識していなかった分緊張している。

「あ、おはよう。待った?」

と聞いてみた。もちろん同じタイミングだったから、待たせることはなかったはずだ。

「いや、今来たばっかだよ。お互い来たタイミング一緒ジャン。」

といわれた。お互いそこで少し笑って緊張がほぐれた感じがした。

「これからどうしようか?」

と聞いてみた。一応予定は考えていたが、ある程度相手にも併せるのが必要だと思ったからだ。

「僕はシルヴァと一緒ならどこでも良いよ。」

と嬉しい事を言われた。もちろん、アポロの顔を見るとりんご見たいに真赤になっていっていた。

「じゃあ、こっちのほうに行こうか?」

とアポロの手を引っ張り西街に向かって行った。ロック様の情報だと今日は西街、明日は東街で祭りみたいなものがあるといっていた。いざというときに備えて情報を与えてくれたロック様には感謝だ。

そして、祭りの場所に着いたが、アポロとずっと手をつないだままだった。アポロの顔を見るとトマトみたく真赤になっていた。恐らくだが、俺も真赤だろう。顔が熱いからね。

祭りの場所には出店やら色々あった。

もちろん、甘いお菓子など普段ないものもこういうときにはいっぱい売っている。しかも意外に安くだ。

アポロと俺はそれぞれ甘いものを買って食べたりしていた。

そして、矢で射るタイプの的当てが有った。なんかみたところ、色々なおもちゃの中に目を引くネックレスがあった。もちろん、目立つといってもおもちゃのような光ではなく、第六勘だ。

「あそこの的当てやってみない?」

とアポロにねだられた。もちろん、俺がやっても良いけど、それじゃあ俺だけが楽しむ形になってしまうので、アポロもやってみてと進めてみた。アポロはたぶん無理だよと言いながらやってくれた。もちろん、残念な結果だったが…。アポロはどうやら狙ったものはネックレスの隣にある耳の装飾具だ。ピアスに似たものだが、これをほしがっているようだ。

「ちょっと本気になっちゃおうかな♪」

といい、ノリノリで的当てに挑んだ。

3射出来るので、1射目は様子を見るために射ったが、弓の状態がよろしくない。なので、2射目でピアスを狙った。もちろんはずしてしまった。3射目でかすった。だが、落とさないと駄目と言われた。そのため、もう1回やった。もちろんそれでだめならあきらめたが、2回目の2射目でピアス、3射目でネックレスをゲットした。アポロもだが、的当てのおっちゃんも驚いていた。

そして、軽く休憩をした。もちろん、近くにある喫茶店でだ。

軽く喉の渇きをとると、1箇所からの視線に気がついた。

その視線に気づき、アポロを見ると気がついていないようだった。

流石に気がつかないのにデートを台無しにしたくないので、気になりつつどう対応しようかと考えていたら、肩をトントンと叩かれた。叩かれた側を向くと指でほっぺを指された。いたずらだ。

「どうしたの?」

と犯人であるアポロに声をかけると、

「何か考え事してたの?デートなのに。」

と少しむくれ気味になっていた。なので

「ごめん。この後どうしようかなと思ってさ。」

と答えた。確かにぼちぼち遊ぶところが減っていたのでどうするか悩んでもいたのだが…。

「なら良いんだけどさ。」

と少しご機嫌が戻ったアポロと喫茶店を出た。

そして、向かう先は視線の方向だ。もちろん、そう仕向けたのだが、相手も気がついているが、移動をしていなかった。

そのため、駆け足で向かったら、そこにいたのはロックだった。

「ロックさん何してるの?!」

と怒り口調のアポロだ。

「ヘヘヘ。ごめんよ。やっぱり2人が気になってついな。」

といわれたが、アポロが

「だからといって覗きにこないでください!」

と怒ったので、ロックはすまんと言い、逃げていった。

「もう、ロックさんは仕方ないな…。」

とあきれ気味にアポロは言っていた。

「だよね。覗きはだめだよね。」

と答えた。でも、覗きがロックでよかった。そう思っている自分が悲しくなってきた。

そんなトラブルがありながらも、祭りを楽しみつつ、お昼はアポロが作ったサンドウィッチを食べた。

そして、午後も見て回っていたら、紙芝居があるので、見に行った。

そこでは、とある王国の王子様とエルフの姫様、魔王の娘の大冒険というのをやっていた。

王子様と姫様は共に種族の繁栄を考えていたが、お互いに恋してしまった。それを知った魔王の娘は応援しに行った。そして、彼らは小さいながらも他の種族に対して敵対意識を持たない人々の集落を作って王子と姫が結婚したという物語だった。

意外に面白かった。そう思っていたら、アポロは感動してないていた。

それをみて、少し慰めつつ、街の外れまで来た。ここは、夕焼けのきれいなスポットだ。だからこそアポロにも見せたかったのだ。

「ここがこの街でのお気に入りの場所なんだ。きれいでしょ?」

と聞いてみた。

アポロはうんと頷いてくれた。そして、彼女は意を決したかのように言ってきた。

「そういえば、まだだった僕の命令をいうね。シルヴァ、僕にキスして。」

と言ってきた。

「ごめん、それは出来ないよ。サラダちゃんを裏切ることになるか…」

といったところで言われた。

「サラダちゃんには許可もらってるよ。キスしないならこっちからするよ。」

といわれたので、恥ずかしながらもキスをした。しっかり唇同士を重ね合わせるキスだ。

そして、数秒触れ合わせたところで終わらせた。

終わらせたときは俺もだろうが、アポロも顔が真赤になっていた。

そして、お互いここで解散することになった。

ただ、武器屋での寝泊りでまた会うのだが…。

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