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敗戦

諸事情により、昨日は更新できず申し訳ありませんでした。仕事でトラブルが続き、小説のつくりだめができなかったので、昨日は更新できませんでした。

こちらでのご報告になりますが、1万PV越えありがとうございます。非常にうれしく思っておりますが、今後も執筆がんばります。

ボスのいる部屋に入ると、そこには巨大なドラゴンがいた。もちろん、こちらには敵意むき出しで襲い掛かってきた。

予測していたが、巨大な体なので、足は遅かったので、全員回避できた。だが、シルヴァと竜人2人は離れてしまった。そのため、当初の連携が厳しくなりそうだった。

何とかシルヴァは合流しようとして動いたタイミングで、ドラゴンは尻尾でなぎ払ってきた。そのため、なかなか近づけない状況になっていた。

「こちらからも攻撃しますが、2人からも攻撃をお願いします。」

そうシルヴァはいいつつ、矢を放った。

だが、ドラゴンは固い生き物らしく、矢が刺さらなかった。

そのため、剣による攻撃もしたが、なかなかダメージが通らなかった。

「こっちの攻撃通らないが、シルヴァはどうだ?」

と背の高いほうの竜さんが言ってきた。

「こっちも攻撃は通らないです。」

そう告げた。今回は撤退かな…。と考えつつ、どのようにしようか考えていたところ、ドラゴンからのなぎ払いを受けた。

やはりかなり吹き飛ばされてしまったようで、入り口の近くまで吹き飛ばされてしまった。

吹き飛ばされてしまったため、すぐ戦線に戻り、再度攻撃を仕掛けていたが、やはり堅く、攻撃が通ることがなかった。


「撤退しま・・・。」


そう叫ぶのが早かったか、ドラゴンの攻撃が早かったかはわからない。だが、ドラゴンは、大きく炎を吐き出していた。そう、竜人さん2人がいたところに向かってだ。



もちろん逃げていてほしかった。だが、その願いはむなしく、竜人さん達が燃やされるのを見てしまった。

シルヴァは無理だと思った。そのため、逃げてしまった。

彼にとって敗戦は2回目だろう。

だが、本当に作戦ミスなどでほかの人を殺してしまったのは初めてだ。

そんな彼の精神状態はひどいものだった。

周りすらまともに見えておらず、何度も転倒したり、魔物に追い回されたりしたかわからないが、必死に逃げた。もちろん、一番逃げたのは他人を殺してしまったことだ。

必死に洞窟入り口まで逃げ延びたシルヴァは、多少ましにはなった。そのため、街に帰る気力は戻っていた。もちろん、行きも1人だったが、帰りも1人だ。でも、その気持ちには負い目がある。誰かを殺してしまったという負い目だ。

道中愛馬も察してくれたのか、シルヴァが意識しないでも魔物がいない道を進み、数日かけてアースタウンについたのだった。

そして、宿屋で愛馬は主人であるシルヴァをおろし、その場を走り去っていったのだった。

「ハハハ、さすがにあいつも人殺しの馬はいやみたいだな・・・。」

としゃがみこみ、無意識に発言をシルヴァはしていた。

シルヴァは精神的につぶれていた。今までの精神的負担が一気にのしかかってきたのだ。

「俺なんてしょせんただの弱い雑魚なんだ…。」

と嘆き、意識が落ちてしまった。とりあえずアースタウンについてほっとしたのだろう。だが、宿の部屋ではなかったが、アースタウン内なので、魔物には襲われずに済んでいた。

だが、そんな中でも悪いやつがいた。

「僕、いいもの持ってるね。こんなところで寝てると武器とか奪われるよ~。」

と気さくに声をかけられても返事すらする気にはなれなかった。もちろん、それは、自分はどうなってもいいという自暴自棄の気持ちもあってだ。

「僕の武器おじさん達が有効に使ってあげるね。お金もね。」

といい、近づいてきた。だが、シルヴァの意識はそこで完全に堕ちてしまった。

――――――――――○○目線―――――――――――

シルヴァが堕ちていった時、小さな奇跡が起きていた。

たまたま、近くに武器屋の主人が居たのだった。

「おぬしたちには悪いが、おぬしたちにはその武器たちは使ってほしくないと言っておるぞ。ワシの大切な客だ。おぬしたちが触るようなら容赦せんぞ!」

主人がそういい、鎚の握る手に殺意を持ち、握りなおしていた。

それをみた族達は慌てて逃げていった。

そして、主人はシルヴァの様子を見に近づいた。

「大丈夫か?何かあったのか?」

とやさしく声をかけた。だが、シルヴァは無意識にうなずくだけだった。

「これはまずいのぅ…。」

そして、状況的にまずいと独り言をしてしまっていたが、それだけまずかった。

だが、たまたま主人が居たため、武器屋に連れて行った。正確に言えば背負われていったのだが…。

その一部始終を見ていた人物が居た。

そして、その人物は武器屋に行った。

「ごめんください。」

その人間はそういうと武器屋に入っていった。

「悪いが今は休みじゃ。メンテナンスなどはほかの店にいってもらえんか?」

シルヴァの事があり、武器屋を営業していてはしっかり看病できないため、武器屋を休みにしていたのだったが、その客はどうどうと入ってきたので、主人は怒り気味に返答していた。

「悪いが、そうは行かないんですよ。貴方が先ほど背負って連れてきた人物に用があるのでね。」

そういうと、その人物はにやっとして、シルヴァがいるだろう部屋に視線を向けていたのだった。

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