↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/78

アースタウンでの生活 その2

いつも同じことを書いていますが、ブックマーク登録ありがとうございます。

評価など気軽にしていただけると嬉しいです。

「ふぁ~あ~~」

俺は寝起きでのんびり伸びをした。久々のベットでしっかり熟睡していた。そのため、今まで溜まっていた疲労が抜けていたのを確認した。

今日はアースタウンを探索しつつ、ギルドで依頼とかないか確認する予定だった。

そして、宿である巨人の宿で朝ごはんを食べた。

ここでは肉がメインらしく、今日の朝食はご飯に恐らく豚系の魔物の出汁を使ったスープ、チンジャオロースに似た食べ物だった。

朝からしっかり食べるなんて久々だなと思いつつ食べて、元気に宿を出た。

そして、武器屋に向かっていった。目的は、現在装備している武器と防具のメンテナンスだ。

たまたまあったドワーフの剣という武器屋につくと、やはりドワーフ族が居た。しかし、こっちは客なのでメンテナンスを依頼した。もちろん、ギルドカードを見せると仕方ないといわんばかりにメンテナンスをしてくれた。ただ、防具は仕方なしだが、武器の剣と包丁に関しては、興味深そうに見ていた。

「客人、すまんが、この武器たちはドワーフが作ったものかな?」

と聞かれた。

「はい。僕の友人が作ってくれた武器たちです。手入れはしっかりしていたつもりですが、状態はよくないのでしょうか?」

一応メンテナンスはしっかりしていた。もちろん、研ぎなおしもしていたので、切れ味は失っていなかったはずだが…。

「いや、まだ若い感じがするが、気持ちのこもったいい仕事をしていると思ってな。友人のために打つという名誉があるから余計にしっかりとした武器が出来たんだろう。」

と頷きながら言っていた。さらに亭主は続けた。

「一応言っておくが、本来我々ドワーフ族は他種族と仲良くするというのはないのじゃ。気を悪くしたらすまんが、特にエルフ族とは昔いろいろあってのぅ。そういった意味から客人が来て、最初は嫌々だったが、手は抜いておらんぞ。だが、この武器の仕事をみて、若い者たちは種族に関係なく手を取り合って生きていくのかと思うとうれしくてのぅ。」

と目を潤ませていた。

昔は知らないが、確かにシーザー村以外では種族関係なしに仲良くするのは見ていないと思いながら、自分がどれだけいい環境だったと思い知ってしまった。

「そういえば、この武器と似た武器が近くにある遺跡で見つかったと聞いたぞ。だが、持ち出す前に魔物の群れが襲ってきて、全員逃げ帰ったと言ってたぞ。」

と亭主が言っていたので、とりあえずの冒険先をその遺跡に決めた。

そして、亭主から手入れされた武器たちを受け取り、店を出た。ただ、亭主は俺のこと(恐らくギーム作成の武器)を気に入ってくれたらしく、普通にメンテナンスをするなら今後も来てくれと言われた。

俺はそんな武器屋を出ると、次の目的地である遺跡の情報を仕入れるため、ギルドに向かった。

ギルドにつくと、受付周辺には冒険者が誰も居なかった。というか、誰も近づかなかった。受付担当を見ると納得した。

受付にはトルネしか居なかったのだ。

どうやら他の人たちは事務処理やら休憩やらで居なかった。俺はトルネのほうが都合よかったので、声をかけた。

「昨日は色々助かりました。」

と声をかけた。

「今日はどんな用件だ?依頼ならあっちのボードにあるから興味があったら見ていきなよ。」

と言われたが、俺は首を横に振った。

「今日は武器屋の亭主から聞いた遺跡の情報が欲しくて来ました。何か知りませんか?」

と答えた。

「シルバリオン、ここは武器屋の多い街だ、どこの武器屋かわからないと答えられんぞ。」

とあきれた感じで言われてしまった。

「えっと、場所は巨人の宿からほどほど近くて、結構年季の入ったドワーフ族の方が一人でやっていました。たしか店の名前はドワーフの剣と書いてありました。」

と判っている範囲で返答した。すると、眉をひそめつつ返答してくれた。

「あそこの親父か…。よく向こうから情報を聞いたな。あそこは他種族に関してはかなり厳しく、情報を出すことはしないと思っていたが…。まぁ、シルバリオンはそんなの気にしないか。」

といわれ、呆れられた。

「でも、僕はあそこの武器屋の亭主に気に入られましたよ。たぶん。またメンテナンスしてくれると約束してくれましたし…。」

というと、周りも驚いていた。

そうとう珍しいらしい。だが、そんなの関係なしに俺は聞いた。

「そこの遺跡の情報ありますか?」

と聞いたら、トルネも情報を教えてくれた。ただし、場所くらいしか詳細はわかっていなく、もう少ししたら調査団の結成依頼をだそうとしていたらしい。

調査団に入れば、回復薬などの支援もあるが、報酬は山分け、道具などはギルドが一括で買い取る形で、お金で報酬を支払うとなっているらしい。

そのため、俺は調査団は入らずにいくことにした。

もちろん、そのための準備は欠かさなかった。

ギルドを出ると、矢の補充、弓の予備の購入、回復薬など各種薬草の購入、保存食の購入など冒険探索に必要なものをそろえた。そして、次の日からその遺跡に向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。