アースタウンでの生活 その1
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イートと出会い5日後
のんびりと向かっていたからだろう予定より遅くなったが、アースタウンに向かっていたが、ようやく外壁まで来た。
道中安定の魔物が出ていたので、保存食も補給できたし、食事もきちんと取れた。そのため、アースタウンの街がある意味楽しみであった。
アースタウンは恐らくキャッスル街と比べると4倍くらいの街だろう。ある意味ひとつの都市だろう。
そんな中に入るには、入り口にて居る門番にて審査がある。もちろん怪しい人物は入れない。だが、冒険者証明書のカードを見せたらすんなりと入れた。
そして、門番から言われたが、どうやら冒険者カードの情報が古いから更新しろといわれたので、現在は冒険者ギルドに向かっている。
ただ、ここの街は初めてということもあり、初めての人の場合は、この街独特の決まりごとで、最初に向かう場所と宿の確保までは担当の門番の人がついていく決まりらしい。
確かに街としては知らないやつが居たら面倒だし、暴れたりするのが目的ならば門番の人が取り押さえてくれるし、宿が判明していれば暴れまわってもすぐに捕らえられるからだろう。だからだと思うが、この門番のおっちゃんは、意外に気さくでいろいろ教えてくれる。
・ここの街は鍛冶が多く、良質な武器が市場に売られている。
・金属製品は良質だが、その分他の製品は品質的には良くない。
・食事は竜国から仕入れられている米がメイン(ここが一番重要)。
・種族はやはりドワーフ種が多い。
等々教えてくれた。
おっちゃんのお勧めの宿である
巨人の宿
という宿に泊まることにした。金額も銅貨9枚で済み、食事付だから喜んでそこにした。
そして、宿に保存食などを置き、最低限の剣と弓矢、防具を身にまとい、冒険者ギルドに案内してくれた。
そして、ギルドについて、受付に行った。受付は3箇所あったが、比較的空いていた受付に行くと、筋肉が無駄なくついており、隙がないと思われるくらい強い武人が居た。
どう考えてもライン以上の能力を持っていると思われるが、そこで躊躇してはいけない。
「すいません。カードの更新に来ました。こちらでよろしいでしょうか?」
そう俺は聞いた。
「坊主ここで大丈夫だぞ。ちょっとカード見せてくれよな。」
そういうと、おっさんは俺のカードを受け取ると、なにやら機械に通していた。
そして、しばらくしたら、どうやら更新が終わったようだ。
「シルバリオンっていう名前良いな。名前をつけた両親に感謝しなければならないよ。あと、ランクがだいぶ上がっているけど、きちんと更新とギルドへの報告をしてくれよ。」
といわれた。
よく見ると、ランクがHランクではなく、Dランクになっていた。
「すいません。こちらのランク等についての説明を受けていなかったので、教えていただいても良いでしょうか?」
と聞いた。
担当のおっちゃんは驚いたようで、あちゃーといわんばかりの格好になっていた。
「それは更新もしないな。仕方ない。おーい、誰かここ代わってくれ。」
といわれ、これまた可愛いと思える女の子がおっちゃんの代わりになって、おっちゃんは俺を連れて、別室に連れて行かれた。
「さて、紹介が遅れたが、一応この街の冒険者ギルドにて副長をさせて頂いているトルネといいます。一応現役の冒険者でもあるが、主に新人の担当として、みんなのフォローもしている。よろしく頼む。」
と言われた。
「こちらこそ自己紹介遅くなり申し訳ありません。名前は先ほど知られたと思いますが、シルバリオンと申します。諸事情により、冒険者カードについての説明を受けておらず、ご面倒をおかけして申し訳ありません。」
と返答した。副長なら確かに誰も近づかんな。と思いながら、座るように指示されたので、椅子に座った。
「さて、改めて説明しようか。一応このカードがあれば、大体の街の出入りは自由になるが、トラブルや魔物の襲撃などあった場合は率先して協力しなければいけない。だが、最近そういったことに参加したがらない冒険者が増えてきているが、シルバリオンは大丈夫のようだな。一応過去の行動も記録されているが、君はキャッスル街、盗賊退治を含め、依頼を受けていないにも関わらず、助けている。もちろん、悪事もしていないのは明白だ。事後報告で、君の事を何人もしていているのは事実出しな。」
といわれた。もちろん記憶にございます。
「ちなみに、本来は本人がしなければならないという規則があるが、君の場合は特例としてライン殿がしているのか。彼なら人を見る目がしっかりしているから大丈夫だろう。俺も安心してランクDとしてのカードを渡せるよ。」
といわれ、カードを渡された。
「一応冒険者の特典として、回復薬などは少し安くなったり、宿も優先して泊めてもらえる効果もある。だが、それはEランク以上だ。君は今後カードを使っても良いが、それはあくまでも冒険者としての期待もあるのを忘れてはいけないよ。」
といわれて、いろいろな説明を受けた。もちろん、報酬なども受け取るのにも必要などという説明だった。
「説明は以上だが、何か聞きたいことはあるか?」
と言われたので、聞いた。
「魔法学校に入るにはランクいくつが必要ですか?ラインさんってキャッスル街の冒険者ギルドにおいて偉いんですか?」
と聞いた。
「魔法学校は、いろいろあるが、目安としてはランクBは無いと冒険者枠では厳しいな。ライン殿はあの町のギルド長も兼任している。だから、彼の紹介なら安心できるというわけだ。」
と言われた。ラインさんどんだけ偉かったのかよ…。と思いながら、冒険者ギルドを出た。
そして、おっちゃんと別れ際、美味しい穴場の店を紹介してくれた。
猪の肉塊
名前はすごく肉肉しいが、お勧めの食事がどう考えても肉野菜炒め定食だったのは気のせいではないだろう…。味付けは塩コショウで味噌汁っぽいのがついている。味噌汁とはいえ、出汁は魔物だ。味的にはトン汁に近いな…。
そして、無事初日を終えるのだった。




