新たな街の大冒険
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チワワさんと一通り見終わった後、今夜の泊まる場所を探し、チワワさんおすすめの「肉球の宿」というところにした。看板には肉球とベットの絵が書いてある宿だった。
ここは、リーズナブルな価格設定で、質もいいので、ここにした。ここは、主に獣族限定らしいが、チワワさんの紹介でここに泊まれることになった。
紹介してもらったお礼に晩御飯をごちそうした。もちろん、手作りを考えたが、おすすめの店に案内してもらった。
「レストラン肉球」
まぁ、予想はできたけど、ナイフとフォークが書いてあり、肉球も書いてある看板だった。
そして、案の定基本は獣族のみ。
だが、ごはんはすごくおいしかった。特に肉が美味しい。肉をかみ切った瞬間に口の中で肉汁が大洪水を起こしてきた。とても美味しい肉でした。
スープも美味しかったのですが、ちょっとお花摘みに行き、その際お会計を済ませ、テーブルに戻り、チワワさんから進められて飲み物を飲んだ。
そこまでは記憶にある。
だが、今は全く記憶に無い場所にいる。
そして、シルヴァは両手両足に枷をつけられ、それを鎖で四方向にとめられていた。もちろん武器はなく、服もパンツのみを残した状態だった。
「ここはどこだ。」
とシルヴァは叫んだ。
「ここはね~、とある場所にある牢屋だよ~。」そう聞き覚えのある声が聞こえた。チワワだ。
「チワワさん、何の冗談かわからないけど、これ外してくださいよ。」とあえて普段のノリで言った。だが、
「悪いけど~これを外すと~君が~大暴れするから~外してはダメと~依頼主から~いわれてんだよね~。」
どうやら、チワワは依頼されており、それで俺のことをとらえているのだろう。だが、誰が依頼した?むしろ恨みを買うようなことはこっちの世界ではしていないはず。せいぜい恨みを買うとしても、この街に来る前に盗賊を潰したくらいだ。だが、盗賊は完膚なきまで潰したから平気なはず。
そう思っていると、チワワは明らかに毒だろうと思われる液体を剣に塗っていた。
あ、俺完全に死ねるね。
そう思っていたら、周りが騒がしくなってきていた。何かあったのかと思ったら、牢屋の外には俺が潰したはずの盗賊団の1人がいた。さらに知らない人も居たが、彼らは何故かこの牢も開放し、チワワの後ろから来て、一気に気絶させた。
そして、盗賊団の1人は軽い舌打ちをしていた。まぁ、当然だろう。俺の事をよくは思っていないからな。そして、舌打ちした奴は、隣にいた奴に「姉御、こいつ俺らを捕まえた奴ですぜ。本当に助けるんですか?」と聞いていた。そして、姉御と言われる女性は俺に声をかけてきた。
「よう、坊主。ここは悪い事をしているか、ここの領主に恨まれるようなことをしている奴が放り込まれる場所だけどよ、坊主はどんな悪い事をしたんだー?」
と明らかに上から目線だった。だが、こいつはまだ話を聞いてくれるだけマシか。
「俺は悪党に名前を名乗るほど安売りはしていない。だけど、悪い事はせいぜいお前たちを潰したくらいだろうと思っていたが…。」
といった。向こうが上から目線なら、こっちは強気で行くまでだ。
「坊主、ずいぶん強気だな。この状態なら坊主の体を2つに分けれるんだぜー。」と言ってきた。もちろん当然だろう。
「俺は悪い事はしていない。そこに寝てる女が俺を眠らせて連れてきた。だから、誰かから恨みを買ったんだろう。」
俺はそういった。冷静に判断しないとこいつらは俺を殺すと判断できるからだ。
「坊主、ここでは特別待遇だが、俺らと一緒に来るか?俺らと来るなら、アジトでしっかり話を聞くのと、アジトまでは目隠しをさせてもらうが、それでも良いか?」
と女は聞いてきた。
もちろん、それしか今は生き延びる手段がないのだ。なので、うなずき、同意したと判断させた。
そうすると、女たちは俺に目隠し用の布を付け、俺を拘束している枷を解き、俺の道具たちをもって、牢屋から脱出した。ただ、脱出という名の脱獄なので、周りは相当騒がしかったが、盗賊団は思った以上に強かった。俺は担がれているから気配でしか動きを察せなかったが、個々の能力も相当高いと思われる。もちろん、俺が捕まえた気配もほかに感じていたので、何とも言えないが。
そう考えていると静かになった。俺は担いでいる人に「無事牢屋から脱出できたんですか?」と聞いたところ、一言「もちろんだ」と男の声が聞こえた。
そして、1時間位だろう、その位の時が経ち、俺は降ろされた。
無事アジトについたらしい。




