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住居紹介

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「はぁーい。ようこそ。シルバリオンの部屋へ

こちらは俺の今の住まいですよ。こちらの住まいの良い所はいくつもあります。

まず、その1、家賃、敷金、礼金がタダです。もちろん、動光熱費もかかりません。管理費負担もありません。最高です。

そして、その2、三食昼寝付でもタダなんですよ。

最後に極めつけのその3、警備面が優れています。もちろん、こちらには鍵もついていますが、なにより泥棒すら来ないというところ。

そんな場所に一緒に住みませんか?」


と、無駄にテンションをあげてみました。

もちろん、住んでいる場所は金はかかりませんが、三食昼寝尋問付の場所です。

そう、牢屋です。

なんで牢屋にいるかっていうと、さかのぼる事シーザー村に手紙を届け終えた4日後、馬を使い、移動していました。

そして、野営をしていたら、旅人らしき人たちが襲われていたので助けました。もちろん、旅人達は無事逃がせ、盗賊達を倒し、彼等の金品を押収しに彼等のアジトに行きました。そして、もちろん、そのアジトを壊滅させて、彼等の金品を没収し、アジトを出たところまでは良かったんです。

そう、そこでこの地域の領主の私兵達が取り囲んでいました。もちろん、彼等盗賊団の壊滅を目的としていました。

でも、盗賊団は俺が懲らしめ、追い出しました。そして、俺しかいません。俺の手持ちは彼等の金品。

そう、冤罪です。

そんなわけで、私兵達を怪我させる訳いかないので、大人しく捕まり、現在に至ります。

もちろん、手枷されていますが、自由は多少あります。適度に筋トレしてますが、暇です。

尋問はあくまで平穏にされています。恫喝等はなく、今の状況を確認され、旅人だと説明しています。こんなことなら、前回のキャッスル街でキチンと冒険者登録しておけばよかった…。

この世界では、冒険者登録をされていれば、基本的に盗賊等を捕まえても罪にならないが、無資格者だと罪になる世界なのだ。だから、元冒険者が村の治安維持をしたりしているのだが…。

そして、この住居生活もはや8日を過ぎようとしていた。

足跡が2人分聞こえた。

尋問の時間にしては早いし、飯の時間でもない。誰だろうと思っていたら、そこには

「思ったより元気そうだね~。とりあえず~、無事出られるよ~。」

といってきたのは、始めてみる人物だった。だが、その見た目は、犬っぽいのだった。おそらく犬系の獣人だろう。だが、獣人には、ミケ先生くらいしか知り合いがいないので、目の前にいる人物が、誰なのかが分からなかった。

そして、もう一人は守備兵の人だった。彼は、俺の住まいの入り口を開け、出るように言ってきた。もちろん、俺は素直に出た。

「はじめまして。シルヴァリオンと申します。あなたは一体どなたでしょうか?」

と俺は聞いた。初めてなので、正直警戒はしていた。

「はじめまして~。私はチワワです~。ちょっとのんびり口調の犬系の獣人です~。君の事は~アルス兄さんから聞いてますよ~。とても強いけど、おっちょこちょいな部分があるって~。」

アルス…。あ、キャッスル街にて別れた冒険者か。

「ちなみに~、おっちょこちょいで~、せっかく取得した~冒険者証明書を忘れて行ったって言ってましたよ~。」

とチワワは言って、俺にカードを渡してきた。

確かにそれは冒険者証明書だった。だが、俺は、冒険者証明書の手続きをしていなかったはずだが…。そう思いながら表に出た。そして、表に出たタイミングで手紙を渡された。もちろん見た。

「シルヴァへ


この街に来たのは冒険者登録をするという事だったのを失念していた。すまん。

謝罪の変わりに冒険者登録を代理でしておいた。お主の情報はダークさんから聞いたので、間違いないと思うが、大きい街だったら情報変更はできるから、最悪はお願いするようにしてくれ。

ちなみに、俺たちの護衛とキャッスル街を救ったお礼も兼ねているから代金はいらない。だから、しっかり稼いでくれよ。

追記

サラダ元魔王がお主が居ないと泣いていた。何があった?」

と書かれていた。

サラダ…。それはおいておき、冒険者カードを見た。

俺の情報ばっちりだね。でも、ランクHというのが気になるな。とりあえず冒険者ギルドに行こうかと思い、チワワさんにお礼を言った。

「そういえば、ここの街わからないよね?案内しようか?ご飯1食分で。」

と提案された。確かに、武器や防具のメンテナンスや、道具や調味料の補給もしたかったので、ちょうど良いと思い、チワワさんの提案に乗った。


どうやら、この街はサウスウッドタウンという街らしい。

ウッド国の南側にあるからその名前といわれた。思ったよりも大きく、宿屋もいくつもあり、食事処もいっぱいある。そして、調味料屋や道具屋もきちんとあるし、武器屋や防具屋もさることながら、鍛冶屋もあった。

鍛冶屋は非常に助かる。なべとかも頼めるし…。ってか、俺の注目レベル宿屋飯屋調味料屋って冒険者よりも旅に出る料理人になってるね。

そう思いながら街をチワワさんと一緒に見て回ったのだった。

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