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南門の大戦

いつもブックマークありがとうございます。

そしてごめんなさい。仕事の影響で小説書く時間がなく、1日遅れになりました。楽しみにしてもらっていた方申し訳ありません。

今夜久々にもう一話更新します。今夜のも楽しみにしていてください。

「思った以上に多いな。仕方ないが、俺が暴れるから、ジークは矢で攻撃、ギータは魔法であいつらを燃やしてくれ!」そういうとアルスは全力で巨大剣を持ち、暴れまわっていた。

アルスは全力で向かって行った。もちろん、制圧するためだ。

そして、魔物の群れに入ると、巨大剣でなぎ倒していた。一振りで10匹は巻き込んでいた。しかし、これは彼の力だけではなかった。ギータの魔法での強化だ。彼の本来の実力なら、悲しいことに5匹位しか葬れないだろう。だが、ギータの強化のおかげで、多少は倒せる量が増えていたのだ。ギータはロックと違い、支援に優れているのだろう。彼の魔法のおかげで、ジークの矢の速度も倍くらいのスピードで放てていた。

アルスは普段以上に頑張っていた。だが、歴戦のダークやサラダ、アークに鍛えられていたシルヴァと比べると能力は落ちていた。だが、彼の持ち味は戦闘で現れる。だが、直接の戦いではない。彼はいろいろあったが、とある時代を生き延びていたのだ。だから、戦闘中の指示出しは的確かつ迅速に行われ、彼の能力で負けそうなときも耐えたりしたのだ。

だが、残り7割を下回ったところで、この場にいない存在がいた。ロックだ。

「向こうで敵の親玉らしき存在が2体いる。シルヴァが1人で相手している。支援をお願いしたい。」

そういってきた。もちろん、そのころシルヴァが暴れている。だが、向こうの魔物の残量を言わなかったロックもミスをしていた。しかし、アルスは、北側に敵がまだ大勢いるとおもっていたため、

「ジーク、北に支援に行け!ギータは2人に速度強化の魔法を使え!何としても北門が落ちる前に、そしてシルヴァが堕ちる前に助けにいけ!!」そう吠えた。

アルスが吠えるのはなかなかない。それはそうだ。彼は冷静でいることで全体を見渡し、的確な判断をするのが得意だったから。しかし、彼の頭には、シルヴァが巨大な戦力として入っていたため、シルヴァ抜きでこの街の防衛は無理だと判断したのだ。

シルヴァを前にし、ジークによるけん制、ロックによる魔法攻撃で勝てると判断したのだろう、だからこそジークを向かわせた。

そして、ジークを見送りつつ、アルスは必死に戦っていた。

だが、それでも、1名少なくなった戦況は厳しい。

非常に厳しい。アルスは覚悟を決めた。

「街の中にいる臆病者ども!俺らが助けてやっているのに何やってる!!街を守るために鍛えた力を今使わないでどうする!!!臆病者でないなら、魔物をもっと攻撃しやがれ!!!!」

アルスは後々憎まれることを覚悟し、全員を鼓舞し、煽り、魔物攻撃の戦力にしたのだ。

もちろん、魔物に対する攻撃ではなく、こちらを攻撃してくる可能性がある。だけど、それでも、彼らの力を借りないと厳しい戦況だった。

相手はあくまでも数量が多く、中々葬り切れない。そのための作戦だ。

だが、そんな彼の鼓舞に中から声が

「表の援軍に頼りきっている状態でいいのか?我等の力、にっくきオークやゴブリンに思い知らせるぞ!」と聞こえたと思ったら、矢の嵐が降ってきた。援軍をなんとか得たのだった。

無論、矢の攻撃だけでもだいぶ助かっていた。だが、その状況下でもぎりぎりの勝負だと思っていた。

「俺らは、外の旅人に頼りっぱなしでいいのか?いや、だめだろ!だからこそ、我々も外であの旅人たちと一緒に戦うぞ!!開門じゃ!!!!!!」

そう中から怒号が聞こえたと思ったら、門が開いた。

中から出てきた男の両手には長さが3m位あると思われる長槍を持ち、相手をなぎ倒していた。そして、彼の後ろには街の人が300名ほど着いていた。だが、彼は、後ろの人たちに、

「怖いのはわかる。逃げたいのはわかる。だけど、こいつらを倒さなければ、大切な人たちが殺される。だからこそ、全力で戦うんだ!

俺の背をみろ!俺がお前たちの道を作ってやる!!だから、俺の背中を信用してついてこい!!!」

そう鼓舞すると、後ろから

「「「「「いくぞ!!!」」」」」という怒号が。

こうなると、南門は早い。

攻めるはずの門から長槍を持った男の援軍、両サイドには、矢による嵐、逃げ道としてあるはずの背後にはアルス達がいる。

こうなると、敵は烏合の衆となっていた。

そして、なんとか無事オークたちを葬った。

街の援軍にも死傷者がでた。だが、何とか勝てた。そんな感じの戦いだった。アルスがほっとしていたら、前から長槍を持った武人が来た。

「此度の援軍ありがとうございます。この敵は、ハーデスと名乗るものが向けた刺客の一部だ。こちらとしても、何度と死を覚悟していたが、お主達のおかげで無事乗り越えられた。感謝する。」

と言ってきた。

「私の名前はアルス。この場はいいが、他の門も攻められているはず。どんな状況か判るのでしたら教えていただきたい。水分を補給後、すぐ支援に向かいたいのだ。仲間もまだ戦っているので、話はそれからにしてほしい。」

そうアルスは言った。もちろん、アルスが知りたいのは、シルヴァがいる北門だろう。だが、そんな事は知らず、この人は報告を告げていた。

「北門は守りを重視しているゆえ、まだ平気だと思われる。最低の守備兵を残し、東西の門を制圧しに行こうと思う。アルス殿も可能でしたら我々と一緒に支援をお願いしたい。」

と言った。

無論、アルスも東西の門を行きたいと思っていた。だが、シルヴァが居る北がやばいのも知っている。

「北には敵の将が2名も居るという情報が入っている。そのため、私の仲間も支援に行ってる。可能だったら、北に行きたいと思う。それでもよろしいか?」と言った。

だが、彼は返事を聞く前に門から声が

「北門は無事制圧完了した!援軍の方は全員無事!!東西の門を支援に向かっております!!!こちらも終り次第向かってほしいとの事!!!」

その報告を聞いて、アルスは小さくガッツポーズをとり、アルス達は東門、武将は西門に向かっていったのだった。

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