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北門の攻防

ブックマークありがとうございます。

気軽にコメントなど書いてくれると嬉しいです。

俺は、ロックと一緒にいた。

俺達は街の反対側の入口に向かった。俺達は魔法の重ね掛けを行い、攻守速と強化していた。

もちろん街は全部が魔物に囲まれていた。そんな中で、守られている東西の門は後にして、敵が多い南北の門を制圧することになり、俺達2名は比較的少なめな北門に向かっていた。

もちろんアルス、ジーク、ギータは南門の制圧だ。最初は南門を制圧しようとしたが、俺とジークの偵察で東西は平気だが、北は守りも手薄となっており、オークやゴブリンが多く、北も落ちるという判断をアルスはしたのだ。

アルスの見解だと、東西はあくまでも時間稼ぎで、南北を陥落させて街を蹂躙するという予想だった。そのため、東西はあくまでも陽動だと言い切ったのだった。

確かに東西は南北に比べるとオークやゴブリンといったある程度の知能を持った人型魔物が少ないのだ。

それは、すなわち陽動と捉えたのだ。

アルスもしかして、戦慣れしてる?と思っていたが、とりあえず、俺達は北に向かった。

俺は前衛だが、ロックは魔法特化で鍛えているらしく、北側につくと、俺に時間を稼ぐように言ってきた。そのため、俺も魔法を使おうとしたが、いったん魔法は止めてオークやゴブリンのハゲ頭に矢の髪の毛を植毛する作業に取り掛かった。もちろん植毛といっても、優しくはしない。矢には炎や氷の魔力を入れながら植毛してあげた。そうすると、凍ったり燃えたりしながら植毛されているオークやゴブリンは悲鳴を上げてこちらに来た。

もちろん予定通りで、俺は奴らを引き連れ、ロックの邪魔にならないように移動しながら切り始めた。1体切り、攻撃を盾で受け、矢で射る。そのように必死に攻撃をしてロックに意識を生かせないようにしていた。そうしていると、ロックの頭上には巨大な岩が生み出されていた。

「弾けろ!くっそたれども!!」といい、巨大な岩を魔物の頭上に叩き落したのだった。

その魔法は久しぶりに見る巨大な強さだった。だけど、魔物はそれでもまだ生き残りが多く居た。

だが、その叩き落されたタイミングで俺も魔法を放った。

得意な爆炎魔法だ。岩が弾けた瞬間に岩の近くに爆炎を放ったので、岩から生き延びた魔物もそれにやられたのだった。

その瞬間、魔物は2匹のみとなっていたが、どうみても2匹は異常だ。

1匹はどう考えても魔族だろう。角が生えており、俺より背が高いが、こっちをにらめつけているため大きく感じた。もう1匹は巨大なオークだ。恐らくオークの親玉だろう。

アルスの予測通りだ。

アルス曰く「敵は南北を主として攻める。そのため、南は質より量で来ており、北は量より質で、強い魔物がいるだろう。だが、2人で厳しそうなら退いてくれ。2人を失うのは勝利からかけ離れる行動だろう。」と言ってきた。

だが、俺達は奴らを見た瞬間、その考えがなくなった。

どう考えても奴らは俺達に向かってきたのだ。

ロックが俺に声をかけた。いつの間にか近くにいて、驚いたが、「どうする?勝てそうか?」と聞いてきたので、首を横に振った。

「俺がねばります。ロックさんはだれか1人つれてきてもらえませんか?」

そう言った。俺一人で時間を稼げれば勝てると思ったが、ロックは厳しそうに見ていた。

「早くしないと奴らが来ます。お願いします!」そう俺が言うと、ロックは走っていった。

とりあえず、俺がやられても何とかなると思ったが、負けられない。どう考えても相手は相当場数を踏んでいるだろう。そんな相手に俺が勝てるわけがないと思ったが、メインの剣に焔を、サブの柳刃には凍を纏わせ、柔道の時に各上相手に挑むとき気合い入れで畳を蹴っていたが、それをこの場でも自然と地面を蹴ったのだ。

恐らく、本能で敵の強さが分かったのだろうが、関係ない!俺がやられれば街は負ける。そう思った。俺は向かっていった。「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーー!!!!」怒号のように吠えた。相手もこっちの怒号にひるんだようだが、オークは向かってきた。

持っていた鈍器で俺を殴ろうとしていた。しかし、重心が不安定なのを俺が見切り、出足払いを一発かましたら、相手は思いっきり転倒した。そして、俺は遠慮なしに焔を纏った剣でオークの首を撥ねた。

オークはのたうち回っていたが、死んだ。

そして、俺は残り1匹に向かった。

しかし、相手も魔族だろう。だからこそ俺に油断せずに居た。正直オークは油断していただろう。

だから簡単に殺せた。だけど、今回の相手は油断すらしていない。そのため、ある程度死は覚悟するか?そう思い、手を胸に寄せていた。そのとき、胸の指輪を思い出した。

俺はここで使うべきだと思い、指輪をした。するとどうだろう。力が溢れ出てきた。相手もそれをみて、たじろいでいる。

俺は攻める時と判断して、一気に踏み込んだ。普段の倍のスピード、そして力が出た。相手も予測以上のスピードに追い付くことができず、相手の胸元に柳刃を刺し、首を剣で撥ねた。

そう、俺が勝ったのだ。恐らくダークは魔力で強化の力をこめていたのだろう。でも、それがなければやられていた。ダークに感謝しつつ指輪を外した。

すると、街の方から歓声が。

なんと、街から兵士たちが見ていたのだ。そして俺が魔族の撥ねた首を掲げると

「死守したぞー」「うおぉー!」などという歓声がした。

指輪をネックレスに付け直すとロックがジークを連れてきたところだった。

俺は、「守備兵に告げる。この場は死守した。我々は東西の門を制圧しつつ南の門に向かう。守備兵は万が一に備えて最低限の兵を残し、それぞれの門に援軍を頼む。特に南門には仲間が助けている故、そちらも頼む。」と告げた。ジークとロックは唖然としていたが、状況を理解したようだ。

俺達も東西に別れた。俺は東、ジークとロックは西に向かって行こうとしたところ、街から1名出てきた。「援軍感謝する。移動なら街を通ってくれ。その方が早く移動できる。」と言ってくれた。俺達は街の中を移動することにした。

そして、それぞれが更なる防衛に行ったのだった。

ということで、ダークの指輪(仮)のおかげで勝てたのでしたが、今後どうなるか?

楽しみでしょうがないです。

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