↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/78

子供たちの大冒険 その7

ベルクは無事だったが、どうやら精神的には参っていたようだ。

まぁ、仕方ない。あれほどの魔物(ざっと30体以上)が自分に向かってくるのは俺でも恐怖を感じる。とりあえず、精神的につぶれたベルクをアポロが背負い、真ん中にて行動してもらい、前を俺、後ろをギームが担当しながら出口へ向かった。

何よりも急いでの脱出だったので、魔物がいても無視したりした。その影響もあり、魔物が多少多く残っていたが、面倒なので、通路で火属性の魔法で燃やしてもらった。アポロは魔法攻撃についてはある程度のランクの魔法を使えていた。さすが元魔王に教育されているだけある…。

そんなこんなで全力で外に逃げると、外はまだ明るかった。実際、洞窟に入って2時間30分くらいだろう。そのため、少しでも洞窟から離れて休憩することになったので、そのまま森を進むことになった。

ある程度進むと、野営をした場所に来たので、そこで野営することにした。

今回はベルクが無理なので、3人でローテーションを組んで野営した。

さすがに今回の野営は俺も寝てしまった。疲れからだろうが、だいぶ体に来ていたので、一番最初に休ませてもらった。

そして、俺が起き、アポロが寝た。

俺はギームと今後の話をした。

もちろん、精神的に参ってしまったベルクをどうするかがメインの話となった。

とりあえず俺は同じ女性同士のアポロやサラダにフォローをお願いしつつ、彼女と仲の良いクリフや物知りダークに相談するといいと思うと言ったが、ギームは逆に明日にまた洞窟に戻り、わらわら出てきた敵をやっつけて、恐怖に打ち勝つほうが良いと言ってきた。

ある意味ショック療法も必要。

それがギームの結論である。

確かにショック療法ははまれば強いが、意外にハマらずもろく砕かれる時もあると前世の記憶があるが…。

でも、とりあえず、アポロが起きてきたときにギームも含め3人でどうするかを相談することになった。が、話が終わったにしてもまだ時間がある…。会話が持たなくなり始めると、たまたま近くに妙な気配が…。

俺はギームに目をやると、ギームも気配を感じたらしい。そのため、俺は威嚇射撃をする旨をハンドサインで伝え、森に潜った。


だが、俺は威嚇射撃をすることができなかった。


相手が団体さんだったからだ。そう、初日の夜に現れたエルフが仲間を引き連れてきたのだった。

「シルバリオンよ。我々は話に来た。そのため、武器をおろして、話に応じては頂けないか?」と初日に現れたエルフが言ってきたが、まだ警戒をしている俺は

「対話を望むなら、名前を教えていただけないか?私も最初お会いしたとき名乗りましたが、貴女の名前を知らない。名前も判らぬ者に対して警戒するなという方が無理あります。」

そう言った。そういわざるを得なかった。相手は気配から察する人数と今いる2人とでは合わない。警戒をしているのだとはわかるが、ある程度の情報も欲しかった。だけど、名前も知らない相手とは話すらする気にはなれなかったのだった。

「失礼した。私はセーラ。私の長老に貴殿の話をしたところ、お話をしたいと言うことで、配下の者も含め数人で来た次第である。対話は出来るか?」

そう言ってきたので、

「セーラさん、警戒していたとはいえ、恐らく目上の方。先ほどまでの失礼な態度を許して頂ければ幸いです。友人達は別な場所にいるため、対話は友人達のところでも宜しいでしょうか?」と聞いた。彼女と長老と思われる男もうなずいてくれたので、武器をおろし、頭を下げ、みんなのところに案内したのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。