子供たちの大冒険 その2
夜間の当番だ。
もちろんお互い眠れるように2時間交代で睡眠をとるようにした。
最初の当番は俺とベルクだ。
「まさかこんな風に冒険することになるとは思わなかったわ。」とベルクが言った。
「確かにそうだよね。俺ももう少し後かと思っていたよ。」そう、確かに後2年くらい後だと思っていた。だけど、それでも、冒険は楽しみだった。
「でも、料理すごいね。あれダークさんから聞いた昔の料理なんだよね?私も料理勉強しないとなぁ…。」と言ってきたので、「ベルクはお菓子が得意じゃん。それに料理も蜂蜜を使った料理なんかすごくできるじゃん。」と答えた。ベルクはホビット種なので料理はできるが、特に蜂蜜料理が得意なのだ。
「でも…」と言った時、近くの茂みで音が…。
俺は思わず持っていた弓矢で威嚇した。がさがさっとしたと思ったら、ウサギっぽい動物だった。そのまま逃げていったが、俺は違和感を覚えた。
「ベルク、ちょっと聞きたいんだけど、今のって、夜活動するタイプのウサギだっけ?」と思わず聞いた。
「確かあのタイプは日中行動するタイプだったはずだよ。でも、普通に活動していたっぽいよね…。」といってきた。
正直考えた。もしかしたら誰かが変装していたのか?それとも夜間動かないといけない事態が起きたのか?そういろいろ考えていたら、2時間経過した。
「2人起こすね。」そう俺に告げるとベルクは2人を揺すって起こした。
「「おはよう」」2人がそういったので、おはようと答えた。ギームは俺の真剣な表情を察し、何かあったか聞いてきたので、ウサギの件を説明した。もちろんその時に何かあったらすぐ起こしてくれと伝えて眠った。
少しして起きた。
しかし起きたのだが、俺以外眠っていた…。火も消えていた。
だけど、俺は想定内だったので、すぐに火をつけた。そこにはみんな幸せそうに眠っていたが、近くに魔物の気配が多数あった。
そのため、3人を起こしたが、3人とも起きなかった。違和感を感じた。魔法の睡眠魔法か?何らかの形での妨害だろう。
なので、俺は3人を守るため、火を3人を囲むように4箇所増設し、俺は闇夜の狩りに出かけた。
もちろん武器は弓矢と剣だ。
弓矢は地味に練習していて、能力は大分あがっていた。
そのため、闇夜に紛れて近づき、魔物に先制し、魔物が困惑しているときに剣で止めを刺す。
そのサーチアンドデスアタックのおかげで大分削れてきた。ただ、油断はしないで必死に魔物を葬った。しかし、合間を見て回復を試みたりしたが、起きない…。
ちょっとやばいかもと思っていた。その時残りの魔物たちが一斉に逃げ出した。
遠くから何かが近づいて来たが、俺は逃げれなかった。
そして、それはもう少しで俺のところに来る状態だったのだ。




