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子供たちの大冒険 その1

アポロの発言にみんながハッとした。

確かに今までは剣や魔法は鍛えたけど、仲間内でしか披露していない。なので、腕試しもかねて冒険もしたいと思った。

「冒険なら、わらわはついていけんのぅ。一応、このシーザー村の一番上だから万が一があったさい居ないといけんからのぅ。」とサラダが言った。確かにそうだよな。そうすると三羽烏も厳しいな。

「だからこそ僕たちの力を試せるんじゃん。行こうよ。」とアポロが言った。

最近考えてみたら、アポロ、ギーム、ベルクと俺の4人だけの時間がなかったな…と思っていたら、

「私たちはいけないけど、近くの洞窟なんかいかがでしょうか?あそこなら近いから、万が一が有ってもすぐ助けに行けるし…。」とクリフだ。クリフが言っていた洞窟なら、森を超えた先にある。あそこなら確かに2~3日位で行けるだろう。

「僕も賛成だね。」と俺は言った。さすがに遠くなければ問題ないだろうと思っていた。

他の2人もうなずき、近くの洞窟に大冒険することになった。

そして、それをアークとラーラに告げたところ、「アポロちゃんやベルクちゃんに手を出したら駄目だぞ~」と言うアーク、「ケガしないでね」とラーラだった。

心配しないのか…(笑)と思ってしまった。

そして、夜ダークと2人の会議が始まった。

どうやらダークは心配しているらしい。最近の魔物が減ってきているが、凶暴性が増しているとのことだった。そのため、ある程度魔物を蹴散らす時間がほしいと言っていた。

まぁ、仕方ないよね。俺も魔物に襲われても友達守りながらは厳しいからね…。

そんなこんなで会議が盛り上がり、最後のほうに

「一応、守りのご加護があるようにこの指輪を貸しておこう。万が一が有ったときは祈るとすごいご加護があるぞ。」といい、いつもダークが胸からつるしている指輪を俺に貸してくれた。

そんな感じで会議も終わった。

「その指輪無事に返してくれよ。」と言われた。「もちろん返すよ。ありがとう。」と答えた。


そして、冒険の日がやってきた。

皆が見送ってくれる中、俺たち小さな冒険者が歩きだした。


そして、道中の配置は、前衛にギーム、右中衛にベルク、左中衛に俺、後方にアポロだ。

それぞれが警戒して、万が一魔物が居たら基本は回避、避けられない場合は戦うことになっていた。ギームは大きな盾を持ち、しっかり守ってくれ、俺とベルクが攻撃、アポロが魔法で攻撃や回復といったポジションだ。

もちろん、そうはうまくいかないかもしれないが、役割をそれぞれがやれば問題ないはずとダークやアークが言っていたので、それを信じて移動していた。

「あ、右前方に何かいるよ。なんか近づいてきているね。」とベルクとギームが言ってきた。

各々配置につき、迎撃をした。

相手は猪のような魔物だったので、しっかり狩った。

「じゃあ、そろそろ休憩しよう。」と提案したら、皆うなずいた。

ここからは俺が調理、アポロとベルクは食べられる草やキノコの取得、ギームには木を集めてもらった。

俺は背中にしょっている鍋を取り、魔法で水を作り出し、猪っぽい突進豚をばらし始めた。

もちろん、血抜きをしっかり行い、美味しく食べれるようにしているので、安心してばらした。

今回はヒレの部分を使い、煮込んだ。キノコや薬草を混ぜ、塩コショウで味付けをした。そこに俺はダークが駆け巡ってくれて見つけてくれた味噌を入れた。

鍋の完成だ。

そこに別な鍋に乾燥させた温麺を茹でて鍋の汁と温麺を皆に提供した。

俺も食べたが、アポロもベルクも食べた。一番はギームだが…。まぁ、そんなこんなで1日目が終わろうとしていた。

そして、夜寝るタイミングを決めた。俺とベルクが組み、ギームとアポロが組んだ。

ベルクとアポロはそれぞれ回復を使えたので仕方ない。

男女それぞれがいるのは仕方ない。

ただ、寝るときはアポロが不機嫌だった。


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