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少女の正体

無事魔物が狩り終った。

その朗報が教会で隠れていた人たちに入った。

その瞬間皆が歓喜の声をあげた。


そう、俺らは無事だったのだ。


各々その喜びをかみしめた。


しかし、一部人たちは、悲しみの感情を持っていた。

守備隊で亡くなった人の家族だ。

そんな人たちが居て、俺が喜んでいいのだろうか?そう思っていた瞬間、槍の人が来た。その後ろには大勢の守備隊の人たちが居た。

「皆無事ですよ。」

そう言うと、亡くなったはずの守備隊の人たちがみんなの元に近づいて行った。

夢?

幻?

そう思い、ほほをつねったところ痛い。

彼らは幻でもなかった。

彼らは槍の人 クリフさんに復活されたのだ。俺の記憶が正しければ、復活できる回復魔法はランク9か10だったはずだ。

9の場合は1日経過まで、10の場合は1週間以内の腐敗のない状態の死体なら復活できた。ただし、老衰は無理だったはず。つまり、クリフはランク10の回復魔法を使える人物だったのだ。

しかし、ランク10の回復魔法を使って復活する場合は、大人何人もの1年分の生活費が無くなるくらいのお金が必要だ。そう思いつつもそれを誰も口にしない。

だが、それ以上に疑問が出てきた。

ランク10の回復魔法を使う人ではなく、あの少女がアークの師匠だった。あの少女の実力は一体どのくらいの実力の持ち主なんだ???

そう疑問が出てきたときには外に向かっていた。


外に出てみた光景は、少女に対してアーク、ラーラが頭を下げていた。


やはり彼女が師匠か。

そう思った瞬間アークの近くに行った。

「お父さん、この子はなんていう子ですか?」

思わずそういうと、アークとラーラは顔色が青くなり「師匠、うちの子が失礼なことを言ってしまい申し訳ありません。なにとぞこの子の命だけは助けてください。」二人そろって言うと、「なんじゃ、その子はアークとラーラの子か。今宵は機嫌がいい。弟子二人の子供を見れた。それでこの子の無礼は許してやろう。」そういって、俺の頭を撫でてきた。

俺より少し年上だろう。だけど、失礼だな…。そう思い、思わず俺も少女の頭を撫でつつ言った。

「俺の名前はシルバリオンっていうんだけど、君の名前は?」そう聞いたのだ。

彼女は俺の頭を撫でつつ「私の名前はサラダと言うんじゃ。サラダ・シーザーじゃ。こう見えて今年200歳を超えておる。私は子供ではないぞ。」

そう言ってきた。

俺はその名前に聞き覚えがある。

サラダ・シーザー

確か5年ほど前から魔物たちを纏める戦慄の魔王という二つ名の持つ魔王…。

ん???


魔王


・・・。


俺は青くなった。

魔王が俺の頭を撫でている。俺が魔王の頭を撫でている。

魔王は俺の頭を潰せる。俺は魔王の頭を潰せない。

でも、ここで下手に手を止めたら殺されるかもしれない。

そうだ。死ぬなら抱きしめてやれ。

なぜかそのように俺は考えてしまい、サラダの事を抱きしめた。

「コラ、な、な、なにをしとるんだ」すごく動揺したサラダの声が聞こえた。

「お礼がしたいので、とりあえず感謝の気持ちで抱き着きました。」そう言って離れた。彼女は赤面で「ぶ、無礼な子だが、二人に免じて許ひてやる。」堂々と舌を噛んでいた。

思わず笑いそうになるが、ありがとうございますと言い、その場を離れた。


その後、シルヴァは冷たくなって発見された。死因は魔王の魔法によるものだ。



とはならず、その後宴会が始まった。

少女はイメージとしては15歳くらいの女の子です。

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