表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/85

野球部の女子マネージャーたちの決断

 野球部の女子マネージャー九人が、部室に集合していた。


 全員が険しい顔をしている。彼女たちは大きな問題に直面していた。


 夏の大会が終わったことで、三年生が引退してしまったのだ。


 現在の野球部にいるのは、女子マネージャーが九人に対して、野球をする男子部員が六人。


 たった六人では、試合をすることができない。九人は必要だ。日々の練習にも、色々と支障をきたすだろう。


 この問題を解決するために、二年生の一人が言う。


「そういうわけで明日から、一年生のマネージャーは三人とも、野球をすること」


 当然ながら、後輩たちからはブーイングが起こった。


 しかし、他に方法がないのだ。誰かが野球をしなければならない。今の時期だと、新入部員は期待できそうにないし・・・・・・。


 そして翌日。一年生のマネージャー三人が、退部届を持って現れた。


「来年の四月になったら、再入部するんで。それまで先輩たち、野球部をよろしく♪」


 去っていく後輩たちを見ながら、二年生のマネージャー六人は、ひそひそ声で話し合う。


「なるほど、その手があったか」


「昨日の時点で、気づいていれば良かったね」


「で、どうする?」


「決まってる。私たちも退部しよう」


「それで、来年の四月になったら、再入部するんだね」


「異議なし♪」


次回は「変化球」のお話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ