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拒絶
こうして、また穏やかな毎日が訪れる…はずだったのに。
「どうして、君は僕の隣りで昼飯を食べているんだい?」
「同じ天文部員だからだよ。
それに、私には灯っていう名前があるんだよ。ちゃんと名前で呼んで欲しいかな。陽。」
しかも、いつのまにかタメ口で呼びすてになっていた。
「だから、名前だけって言っただろう。」
「そうだけど、1人じゃちょっと寂しいから…。」
なんだか、名前を書く前よりひどくなっているようだった。
こんなことになるのなら、名前なんて書かなければよかったと今さらながらに後悔する。
「それにしても君はどうして僕と同じ教室にいるんだい?他クラスは教室に入ってはいけないはずだろう?」
「ななっ…!他クラスとはひどい扱いだなあ。私、陽と同じクラスなんだけど。」
そうだったのか。気にしていなかったので知らなかった。それは失礼なことをした。
「それより…だ。はっきり言うと、僕は君とは関わりたくない。だからもう話しかけたりしないでくれ。」
少しきつく言いすぎたか。まぁ、でもこれくらいがちょうどいいだろう。
そんなことを思いながら、僕は席を立った。
彼女が悲しそうな顔をしていたことをしていたことを、僕は知らない。




