1.異世界転移でいきなり監禁!?――歓喜の妹と絶望の姉(前)
これはAIにお遊び感覚で作らせた奴なんで、当初は掲載予定なかったけど……
この姉妹があまりに面白いやりとりするので、気が付いたら各所の違和感や矛盾点を自筆による大幅な加筆修正で整えてから掲載する事にしちゃったZE☆
「これ、異世界転移ってやつだよね!しかも本格的な監禁体験!」
キラキラと輝く声が薄暗い地下牢の中で響く。
その声の主であろう、一人の少女が興奮気味に鉄格子へと頬を押し付けていた。
「うんうん、このひんやりとした冷たい感触。ここが夢じゃないってことを改めて教えてくれるよね!もう、最高なんだけど!」
「ちょっと待って、なんであんたが喜んでるのよ!」
少女が後ろを振り向けば、そこでは姉である『伊豆木 真理子』が信じられないって顔で睨んでた。中学二年生の十四歳。いつもは冷静だけど今は半分パニックに陥っている。
そんな姉である真理子に少女は身体ごと振り向き、じーっと観察する。
まず、目につくのが通っている中学校指定の制服の上から巻かれている縄。服の上からだと目立たないけど、それなりなボリュームがある胸を絞り出すようにして巻かれている縄だ。
両手が背中の後ろに回ったままなのはあれだ。後ろの両手を縄でひとまとめに……つまり、後ろ手に縛られてるのである。
姉はそんな拘束から抜け出そうと、必死な形相で身体をゆすっていた。
しばらく見ていると、もうペタン座りのままでは埒が明かないと思ったのか、唐突に片膝立ちした。その際にひざ丈の制服スカートがまくれあがり、中が丸見えとなる。
(残念ながら、中は縞パンだけを穿いてるあたしと違って、お姉ちゃんはブルマでガードしてるんだけどね)
それでもサービスシーンには変わりない。少女は頭の中で『ご馳走様でした』っと会釈しつつ、改めて自分の今の状況を確認するために目線を自分自身に向ける。
まず、目につくのが姉のおさがりとなるちょっと大きめなパーカーを上から搾りこんでいる縄。姉と同様に胸の上下……最近やっと目に見えて膨らんでくれた控え目な胸を挟み込む形で巻かれた縄が、両の二の腕にも食い込んで胴体にきっちり固定していた。
当然ながら、両手は後ろでひとまとめにされた状態で固定されている。手を前に回そうとしたら、手首と胸の縄がギチギチと音を立てながらそれを阻止してくる。
それでも、もがき続ければばどうにかなるっと思いきや、脇の下にある縄。専門用語で閂と呼ばれる縄が各所の縄をぎゅっと締め付けているせいで、もがいた程度ではどうにもならなくなっている。
お気に入りのミニスカートから伸びる足には何の拘束もないから、立って歩く事は出来る……けど、少女にとってはどうでもよかった。
今、少女にとって何よりも大事なのは、上半身に施された本格的な後ろ手縛り。
どんなにもがいても全く緩まない縄、ただギチギチとした音を鳴らすだけの完璧な後ろ手縛り。
そんな拘束が施されている事を改めて理解した少女は興奮のあまり、また歓喜の声をあげた。
「やっぱりすごいよお姉ちゃん、こんなの初めてだよ!いつものごっこ遊びより全然すごい!この薄暗い地下牢の雰囲気とか、縄の食い込み方とか、結び目の固さとか、もうプロの仕業だよね!」
「プロとかそういう問題じゃないから!これ、本物の監禁だから!」
姉が突っ込む通り、これは本物の監禁であった。
そう認識した少女の胸がドキドキと大きく鼓動しはじめた。
胸の奥がじわあっと熱くなり、全身が少し震える。これは怖いからではない。嬉しいから。少女がずっと求めていた、本物の拘束感だからだ。
そんな、あれな思考を持つ少女の名前は『伊豆木 優華』。小学五年生の十一歳。
趣味はDIDと呼ばれる、悪い人に掴まって縛られて監禁される囚われお姫様ごっこ。姉である真理子から「もっと、まともな趣味を持て!」っとよく言われてるようだが、好きなものは好きなのだから仕方ないっと当人は開き直っている。
でも、世間一般にバレると危ないという事は理解しており、黙っておく変わりとして、姉に頼み込んでのごっこ遊びでその願望を満たしていた。
ただ、最近ちょっとマンネリ化してきたせいか物足りなくなってきていた。
優華は新しいシチュエーションや刺激を求め、ネットでDID系の小説をあさり、見つけたのが『フォンティーヌの囚われ姫』だった。
作者はサツマと呼ばれる小説投稿サイト『小説家になろーぜ』に投稿しているアマチュア作家。処女作にあたるそれは全二十四話構成。プロが描いたとしか思えない程の挿絵が沢山あるので、姉を巻き込んで何度も読み返す程のお気に入り。
その中でも、優華が特にお気に入りなシチュエーションとしてるのが第三話。主人公でヒロインでもあるセーニャ、十二歳の新人メイドさんが、主人の秘密を偶然知ってしまい、逃げようとしたらドジ踏んで捕まって、縛られて監禁される話。当然のごとく挿絵付き。
ありきたりだけど、なぜか惹かれるその場面を食い入るようにして読んでる最中、姉が学校から帰宅。
唯一の保護者である母は仕事で今夜は帰らない。それすなわち、夕食の時間が終わったら秘密のごっこ遊びの時間。今回のごっこ遊びもこのシーンでお願いしようとモニターを指さし、それを姉が覗き込んだ、その瞬間――
ばちんっ!
モニターが爆発したかのように光った。
とっさに目を瞑って身構える、けど何も起きない。
恐る恐る目を開けたら……そこは、家のリビングではなかった。
隣に立っている姉と共に周囲を見渡すと、そこは古い印象を受ける本だらけの部屋。中央のテーブルでは異世界ファンタジーの貴族が着るような服を着た不健康そうな顔色したおじさんが、フードを被った怪しげな人物から何かを受け取ってる真っ最中である。
「ふむ……君達は何者か知らんが、侵入者には変わりない……見ての通りだ。この可愛らしい侵入者に、いつも通りの処置をしておけ」
優華は全く状況が理解できずに惚けてたが、その間にも事態は動く。
部屋隅に待機していた執事が即座に優華を取り押さえ、両手を後ろに回してその手首に縄を巻き付けていく。
「ちょっ、痛いって!やめてやめて!縛らないで!」
それは隣にいた姉の真理子も同様。彼女は惚けてる優華と違って動揺しながらも声を出して抗議したが、全く聞き入れてもらえない。姉妹はそのまま胸にも縄が巻かれて行き、最後には上半身が全く動かせない程の厳重な拘束が施された。
その後は姉と一緒に部屋の外へと出されて廊下を歩かされ、薄暗い地下の鉄格子がついた部屋。地下牢へと放り込まれ、今に至る……だ。
あまりの現実離れ具合だったので、最初は頭の理解が追い付かずになされるがままだった。だが、今はある程度時間が経過した事で理解できるようになった。だから、改めて思い出す。
縛られたまま無理やり歩かされるというシチュエーションを……何が起きてるのかっとつい後ろを振り向けば、自身を縛っている縄を握ってる執事が乱雑に頭を掴み、乱暴な言葉と共に無理やり前を向かせて歩かされるという連行シチュエーションを鮮明に思い出して行き、ついにやける。
うふふっと笑い出す優華に、縄抜けを諦めた真理子が気晴らし代わりにと優華へと話しかける。
「ねぇ、聞いて頂戴。多分だけど、私たちを捕らえるよう命じた貴族風の男、あれは『フォンティーヌの囚われ姫』に出てきた登場人物の一人。ブランシェール家の当主であるギルベールだと思うのよ」
「えっ?あの人がギルベール?小説だと、太っちょで如何にも成金の小物ですって主張してるテンプレ悪党貴族だったけど、あの人太っちょでもないし、顔は不健康そうだったけど品あったし、別人じゃないの?」
「体格や雰囲気は別人レベルでも衣装はギルベールのものよ。当主の証もあったから間違いないわ。あんたのために、わざわざ細部まで凝った手作り衣装をこしらえてあげた私が言うなら間違いないでしょ?」
優華的にいえば、姉が手作りした衣装は誰がそこまでやれと言ったレベルでの再現度ではあった。でも、再現度は低いより高い方がいい。よって、そこだけは素直に感謝していた。
「でも、あの一瞬でよくわかったよね。まぁ~あたしとしてはそういう観察や整理が苦手だから、自分の置かれてる状況がどうとかより、今はとにかく縛られてる感触の方を楽しみたいんだけどね。うふふ……」
「なんであんたはそんなに嬉しそうなのよ……はぁ……これから私達がどうなるかなんて、考えたくないわ」
「あ、あの……」
歓喜の妹と絶望の姉。
そんな正反対な態度を表に出してる姉妹に向け、小さな声が地下牢の隅から聞こえた。
AIさんだと最初はこの姉妹
妹→Tシャツ&短パン 姉→ブラウス&ロングスカート
なんて、色気もくそもない恰好にしてやがったので、ミニスカ&縞パンと制服&ブルマというマニアが好む格好に変更してやりましたw
こんな具合に、どうせコンテストに出せない作品だから、特殊性癖持ちのマニアさんをターゲットに乱れ撃ちかます方向で突っ走る事にしましたヾ(:3ノシヾ)ノシヒトソレヲ『ヤケクソ』トイフ
よって、この先もあれでこれなシーンがどこどこ出て来る予定……かも?




