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箱庭ぱらだいす! Hakoniwa Paradise -“Arcadia” of graffiti-  作者: Saku†Project -ParadoX-
Another Viergeのキャンプ編
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Another Viergeのキャンプ編ー2.ステキナペンと言う名の快適サバイバル術(?)

《そんなこんなでサバイバルを強いられることとなった、Another Vierge。さて、これからどうなるのかな……》


全員の意思が確認できた所で、りんたは話を進める。

「では、ゆめとももかは食料と水の調達を頼む。道具はやみに言えば出してくれるだろう。」

りんたは、ステキナペンをポケットから出しす。彼はやみの方を向き、それを見せて暗示する。

「にぱ?」

やみは、頭上に?を浮かべている。

「食料調達に必要なものを描いてやれ」

りんたがそう言うと、やみは話を理解して返事を返した。

「にぱっ!分かった」

やみは、ステキナペンを空中から出して手に取った。

「それは何?」

ゆめとももかは、ステキナペンをまじまじと見た。何故ここでやみとりんたがペンを出しているのか理解が出来なかったからだ。

「魔法のペンだ。しかし、まだ俺は使い慣れん……」

りんたは、自らのステキナペンをゆめとももかに見せる。

二人はそのペンを興味深く見つめた。

「へぇ……りんたにしては綺麗なペンじゃん」

「なんだか魔法の杖みたいめう。うらやましいな……」

特にゆめは、無性に今すぐ自分もそれを手にしたいと思っていた。

すると。

「……いてっ」

ゆめの頭に、何かが落ちてきた。

「ゆめ、何か落としたぞ」

彼女は、頭に何か落ちた流れかりんたに言われたのか、自分の足元を見た。

するとそこには、赤いハートの飾りがついた、ピンクの柄の万年筆が落ちていた。

「これは……?」

ゆめは、それを手に取った。それをよく見ていると、赤いハートの飾りの輝きと心臓の鼓動が一致しそうにも、意識が吸い込まれていきそうにもなっている。

「何ぼっと突っ立ってるの」

ゆめは、背後からももかにどつかれた。

当然のように、彼女はそちらを向いて反論する。

「いきなり何をする!」

「あなたがぼーっとしているからよ」

ももかは、上から目線でゆめを見ていた。

「それにしても、不意打ちなんて大人気ないめう!」

「ふっ。そんなの関係ないわ。」

「お前らなぁ……」

喧嘩しようとしていた頃。呆れたりんたが、ゆめとももかの襟ぐりを掴んでいる。

「あ、あいむそーりー……」

「何でもないわよ……」

ゆめとももかは、一気にひるむのであった。

「やれやれ……」

それを見たりんたは、仕方なさそうに二人を解放するのであった。

「ふぅ……助かった。いつもにも増してスキがない……」

ゆめは、度重なる脅しをかけてくるりんたにすっかり畏怖を感じていた。

一方のりんたはというと。ゆめが震えている理由がさっぱり分かっていなかった。


「いや、普通だと思いますがねぇ……はい。



[しつもん]りんた は こわい ですか ?

A.はい B.いいえ

(注釈※ゆめやももか、りんたや語り部には選べないらしいので、そこのあなたが選択をお願いします)」


「そんなことより♪にーぱっ♪」

そこへ、やみがご機嫌そうに話に寄ってきた。

「ん?何だ?」

「にぱにぱー。後ろちゅうもーく♪」

皆は、やみに言われるがままの方向を向く。

「ワォ……」

それを見た瞬間、皆は驚くしかなかった。

緑の野には、白い透かし模様のオシャレなパラソルテーブルやカウチが並ぶ。その先には、クレープやサンドイッチなどの移動販売をしていそうなキャンピングカー……かと思いきや。なんと奥には遊園地や遊具でよくあるような、小さなお城が建てられているではないか。青い屋根のコミカルなお城には旗が建てられており、『Another Vierge』の文字とマーキュリー(☿)マークが描かれている。

「やみしゃん凄い!トゥンクっ!」

「これなら快適よね」

一同、ステキナペンの凄さに感心していた。

「流石だな」

りんたは、そう言ってやみの頭を撫でる。

「にぱぁ……」

やみは、撫でられてご機嫌そうに照れている

「さーてと、私はここで一休み」

ももかは、我先にとカウチの方へ向かう。

それを見たやみ。彼女を慌てて止めようとするが。

「にぱ。ももか、危なっ」

((ちゅどーん))

突然、ももかのいる所から大爆発が起きた。

「ブフォッ」

それを見て、笑いが吹きだすゆめとりんた。

「遅かったね……クヒヒ」

それを見たやみは、狙い通りと黒い笑顔を見せた。

「……やみしゃん、トラップ仕掛けてたの?」

ゆめは、あまりの爆発の威力に恐る恐る確認を取った。

やみは、満円の笑顔でこう答える。

「うん、お前らが引っかかるのが面白いから。大丈夫、多分あいつは生きてるの……」

「流石にやりすぎだぞ」

りんたは、にっこり笑みを見せながらやみの頭を軽く叩いた。

「うー……」

やみは、軽く反省した様子を見せた。

「今回は死んでないならよしとするか。多分……」

りんたはももかの心配をしながら、彼女が爆発した所をただ見つめていた。



一方、ももかは。

「なんでこうなるのよ……やみ……」

爆発した跡。地面に出来た窪みに横たわり、よくある黒コゲ状態になっている。幸い、生命活動には支障なしという模様であった。

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