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幕間 登場人物(第二章終了時点)

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ここで一度、登場人物の数字と顔を整理しておきます。作中では鑑定が教会のものなので、こういう場でしかお見せできません。スキルは本人か周りが口にした分だけ、ギフトは全員伏せています。


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レン

Lv:9

HP:74/74 MP:27/27

筋力:17 体力:18 敏捷:20 魔力:13

所持SP:0

ギフト:―

スキル:剣術 Lv8/身体強化 Lv2/回避 Lv2/気配察知 Lv1/応急手当 Lv1(必要SPは全部1)

冒険者ランク:E(ギルド直属)

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 容姿:黒髪に灰色がかった目。遺構で手に入れた黒鱗の胸当てと黒外套は包みにしまい、左腰に黒漆の鞘の刀を差す。首の銅プレートには線が一本。

 元の世界では派遣で倉庫の荷物を運んでいた二十六歳。ゴブリンに噛まれた初日に吐いて、それから一度も泣いていない。痛いのには慣れていると言うが、慣れているのは痛みではなく我慢の方だ。数字を見るのが好きで、ステータスの窓を開くと少しだけ機嫌が良くなる。自分に価値があると思ったことがなく、だから命令されると考える前に理由を探す。人助けを「たまたま」で片付けるくせに、その「たまたま」が何度も続いている。煮込みは肉から食べる。


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ミア

Lv:26

HP:142/142 MP:45/45

筋力:32 体力:34 敏捷:40 魔力:33

所持SP:0

ギフト:???

スキル:弓術 Lv5/???

冒険者ランク:C(ギルド直属)

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 容姿:栗色の髪を後ろで一本に結び、緑がかった目。背には自分の弓と、遺構で拾った弦のない黒木の弓の二本。腰に短剣。胸には自分の銀プレートと父のプレートを並べて下げている。

 トリム生まれのCランク弓使い。父が死んでから二年、一人で森に入り続けてきた。金の勘定が早く、宿代も矢の値段も回復薬の相場も全部頭に入っている。口が悪いのは照れ隠しではなく地で、それでも「あんたが死ぬのを見たくない」は本気で言う。煮込みを三皿頼んで「昨日の分と今日の分と明日の分」と言い張る。二年前の父の依頼に裏があると疑い続けていて、レンの近くにいれば父に何があったか分かると言った。父のことは自分からは話さないが、プレートには毎晩触っている。教会が嫌いだ。


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ユーリ 七聖が第七

Lv:105

HP:460/460 MP:130/130

筋力:112 体力:115 敏捷:120 魔力:88

所持SP:???

ギフト:???

スキル:剣術 Lv8/鑑定 Lv3(最大)/???

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 容姿:十八歳。金色の髪を短く刈り、目も金色。傷一つない白い鎧に短い白マント、鍔が階段の形をした細身の長剣を佩く。三十騎の鎧はどれも傷や凹みがあるのに、先頭のユーリの鎧だけが無傷だった。

 去年十七で七聖に立った、教会史上最年少の一人。正直すぎて嘘がつけず、命令の内容を敵のギルドマスターに頭を下げて全部話した。剣が好きで、木剣でレンを三本取っているあいだずっと楽しそうな顔をしていた。鎧に傷がないのは手入れがいいからではなく、まだ誰も届いていないからだ。丁寧な言葉遣いを崩さないが、心に決めたことは師匠にも曲げない。今は鎧の内側にしまった石の欠片の重さを、毎晩測っている。


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ハルディス 七聖が第二

Lv:???

HP:??? MP:???

筋力:??? 体力:??? 敏捷:??? 魔力:???

所持SP:???

ギフト:???

スキル:???

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 容姿:???(未登場)

 二十六歳、十七歳で席に就いた。第一が空席なので事実上の頂点で、王都の外では「第二聖」としか呼ばれない。砦を一つ丸ごと壊した、一人で、どうやったかは誰も知らない。ユーリが「第二聖の前で剣を抜かないでください」と言ったときの声は、今までで一番小さかった。まだ姿を見せていない。


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バルガス

Lv:71

HP:323/323 MP:89/89

筋力:85 体力:82 敏捷:72 魔力:65

所持SP:???

ギフト:???

スキル:斧術 Lv6/???

冒険者ランク:元A(ギルドマスター)

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 容姿:巨体に白髪の短髪、顔に古傷。左腕は肘から先がなく袖を肩の下で結んでいる。執務室の壁に柄の折れた斧をかけている。

 五十過ぎのギルドマスター。口数が少なく、笑うときは口の端が少し上がるだけ。ギルドの二階の一番奥の部屋で書類に指を置き、新人を試すときは右手一本で木の斧を振る。二年前に一度、教会の依頼に判を押した。それを誰よりも忘れていないのは本人で、だから今は拳ではなく規則で守る。「答えられねえもんを抱えて、それでも生きてる奴は大体いい冒険者になる」。


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ヴェルナー 階梯教会・監察官

Lv:52

HP:247/247 MP:70/70

筋力:60 体力:61 敏捷:62 魔力:55

所持SP:???

ギフト:???

スキル:剣術 Lv5/???

※第二十八話にて死亡

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 容姿:三十過ぎ。白い外套の背に階段の紋章、腰に細身の剣。顔に表情がない。

 王都の監察官。表情を顔に出さない訓練を受けた人間で、それが最後まで解けなかった。王都の判断を書き写すだけの仕事を十年やり、書き写す内容を疑ったことがない。Lv6の新人に手首を斬られたあと、部下に飲ませてきた石を自分で飲んだ。教会に忠実だったのか、逃げ場がなかったのか、本人ももう答えられない。


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ドルク

Lv:44

HP:215/215 MP:62/62

筋力:56 体力:54 敏捷:50 魔力:46

所持SP:???

ギフト:???

スキル:???

冒険者ランク:B

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 容姿:大柄で大剣を担ぐ。決闘では上半身裸だった。昼から酒を飲んでいることが多い。

 この街で一番強いと十年言われてきて、今も自分ではそう思っている。ギフトなしの新人が剣を振れるという噂を許せなかったのは、それが自分の十年を軽くするからだ。でかい仕事の前は酒を飲まない。それを知っている人間はギルドに何人もいて、誰も止めなかった。


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ガイ

Lv:15

HP:99/99 MP:33/33

筋力:24 体力:25 敏捷:24 魔力:20

所持SP:???

ギフト:???

スキル:???

冒険者ランク:D

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 容姿:背はレンと同じくらいで腕は倍。首から鉄のプレート。

 二十代半ば。農家の三男で、腕の太さは畑で作った。ドルクの手下として絡んできたが、負けたら負けたと言い、次の日には自分から手を出してくる。頭は良くないが嘘もつけない。ローナには頭が上がらない。


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ローナ

Lv:14

HP:95/95 MP:45/45

筋力:18 体力:20 敏捷:22 魔力:30

所持SP:???

ギフト:???

スキル:火魔法 Lv?/???

冒険者ランク:D

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 容姿:赤髪の杖使い。

 ガイの相棒。教会の学舎に通う金を自分で貯めた。口が悪いのはガイに対してだけ柔らかくなる。新人に魔法の仕組みを教えたのは親切ではなく、知らない奴を見るとむずむずするからだ。指先に小さな火を灯して考え事をする癖がある。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オルデン

階梯教会トリム支部・司祭

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 容姿:老人。疲れた声で話す。

 この街で三十年、子どもの祝福と老人の葬式をしてきた。手が震えるようになったのはここ数年で、王都から預かった秤の箱を開けたのは三十年で一度だけ。教会の教えを信じているが、教会がやっていることを全部信じているわけではない。それでも塔から降りない。


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ラナ

冒険者ギルド・受付

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 五年目で、依頼板の紙の角が揃っていないと直さずにいられない。冒険者の名前と癖を全部覚えていて、新人には必ず一度笑いかける。教会の祝福の話をレンに教えたのは善意で、判を押すときに目を合わせなかったのも同じ人間の善意だ。ギルドと教会の間で毎日紙を運び、どちらの味方にもなれない場所に立っている。


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