その一人の人間は彼らへと名前を変えた。
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少し時が過ぎた。
国の土台は盛大には崩れなかった。
「まぁ…」
崩れ落ちなかったというだけだ…。
誰もが知らないところで…たくさんの会社がたくさんの人間が足をバタつかせ…懸命に努力をして…会議をして…試行錯誤して…成功し…失敗し…人が寄り付かない状況の中…とても厳しい状況の中…光を求め成功を求め…現状を維持できた者…現状を維持できなかったが何とか耐え抜いた者…足掻いても足掻いても足を止めてもらえることなく崩れ去ってしまった者…
皆の知らぬところでたくさんの人間が病以外でも傷付き嘆き憂いた。
マスクの着用も自由になった。すぐに概ねの人間がしなくなる国…半分くらいの人間が外し出す国…概ねの人間が自由になってもしたままだった国…それぞれの国民性が出て少し面白かった。
少しずつ…また少しずつ…崩れた土台は埋まっていった。
病への関心はあの頃に比べるとそれほど敏感ではなくなり…感染したことがあることが当たり前になり感染したことがないと逆に驚かれるような事になった。
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ぃま…なにかをすると…みながみなまだまだ混乱しているなか…じぶんたちのことでていっぱいのなか…な…にかをしたとしよぅ…するとあの国は全勢力をもって…止めにはいるのだろうか…
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我が国の周りにいる小さな国は…あの国と繋がっている。何かあればお助けしますよ…という条約を結び守られている。
あの国は圧倒的な強さを持っている。
軍艦により国の周りを囲まれ…軍機により国の上空を囲まれ…それらが一斉に攻撃してきたら…抵抗を続けても核の爆弾を落とされたら…
「私達は…」
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隣国はまだあの国と繋がっていない。
隣国以外の周りの国は全てあの国と繋がっている。
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もしも…もしも他の国の人間が一人…我が国を恨み…その一人の人間が我が国を滅ぼす事だけを目標に出世し仲間を集い…国のトップに立ったらば…それかテロなどの組織を作り上げリーダーになったらば…
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その一人の人間は彼らへと名前を変えた。
彼らは武器を無限に仕入れるだけの財力を蓄え…武器の業者との経路を開拓し…意味が分からぬほど忠誠心のある部下を数多く持った。
彼らの杭は少し出た。すると変化を恐れる者たちが何やら会議を始めた。そしてその中にいる単細胞な一つのグループが何の策を考えるでもなく力任せにその杭を打った。するとその杭は少し動いた。だがその瞬間とんでもない銃声ととんでもない数の人間が出てきた。そして1週間もしないうちに力任せに杭を打ったグループはいなくなった。
その日から彼らの杭は堂々と出るようになった。そしてその出た杭をとやかく言う者もいなくなった。彼らはあのグループを消し去ったという噂が広がり彼らは恐れられその恐れは権力に繋がった。
権力を持つとある一定の人間が寄ってきた。そしてその一定の人間により彼らは勢力を伸ばし財力も伸びた。ここまで来ると彼は彼らを全員把握できなくなった。そしてそれと同時に外から眺めていた者達も大きくなりすぎた彼らの全容を把握できなくなった。
彼は潤った。全ての事が順調に進み満足に近い気持ちになった。
そしてそれと同時に恨んでいる国に対する攻撃の仕方を現実的にそして念密に練るようになった。
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恨んでいる国の人間全員を彼は憎んだ。すると彼らもその人間たちを下に見た。
だから平気で爆弾を落とした。武器を積んだ飛行機が所かまわず飛び回り地上に降りて国民を傷つける。逃げる人間を殺し立ち向かう人間を殺し大きな音を美徳とし破壊を快楽とし殺人を正当化した。
念密に練った計画により「こちらの武器庫は破壊され」「軍にミサイルを撃ち込まれ」彼らによって大きく「我が国の戦力は殲滅された」
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「すると何十万…何百万という人間が…」
「ぃゃ…」
「下手をすると何千万…」
「我が国は滅び…残された国民は…」
「やはり…やはりあってはならない…」
「そのためには…そのためにはどうすればいいのか…」
「そのためには…」
「国を広げ……」
「我が国はでかいと」
「更に認識させる必要がある」
「隣国を奪うことで全世界に我が国の戦力を見せつけ」
「隣国を奪うことで全世界に危機感を持たせる」
「あの国をも怖気づかせることにより」
「少しの犠牲で1億以上いる国民を」
「救うことができる」




