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2-11

 すぐ近くの地上へ落下した。一つのカプセルが破裂し、大きな破壊音とともに破壊汚水が壮大に飛び散った。


「クソッ! 焼いてやる!」


 俺が拳を握ると、腕から炎が降りて来た。その炎は熱く俺の拳を包んだ。

 と、同時に眼前に大きな破壊汚水の飛沫が迫り来る。


「大丈夫だよ! 飛沫から少し離れて!」


 遥か下方に降りた木戸根が、余裕の口ぶりで難なく透明な飛沫を空中で、瞬間凍結してしまった。


 木戸根が片手を上げて、見えない波動か風か何かによって、地上から霧散し、飛び散る破壊汚水を凍らしていった。

 そのままの形で真っ白に凍った破壊汚水は、そのまま地上へと次々と落ちていく。


「すげえなあ……木戸根さん!」


 光太郎は素直にそう思った。

 

「あ! なんだ!?」


 だが、そのカプセルだけ他のカプセルとは違った。

 中に破壊汚水以外に何か入っていたのだ。

 感覚器官が異常発達した光太郎でも、肉眼で捉えられないほどのスピードで、こちらに向かって、何かが飛んできた。


 瞬間。光太郎は物凄く強い衝撃で、後方へと吹っ飛んだ。

 腹部が破裂しそうなほどの打撃を受けたのだ。と、気が付いたのは、光太郎が空中で、体制を整えながら急ブレーキした時だった。


「イッテテテテーーー! クソ! なんだってんだ!!」


 光太郎は拳を握り直した。

 

「翼。生えてる時で良かった……藍川に感謝しないとな……」


 翼の生えている光太郎は、想像以上に頑丈だった。

 恐らく、翼が生えていない時だったら、確実に即死していただろう。と、光太郎は思って、身震いする。


 けれども、また目では補足できない物体が、こちらへ向かって、猛スピードで飛んできた。


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