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異世界子作り日記 〜知らぬ間に世界征服?〜  作者: ずんぺー
第ニ章 強引に諸国漫遊
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第64話 聖槍

前回投稿したときのアクセス数が2000突破していて歓喜でした!

知らぬ間にブックマークも増えてますし、本当に読んでくださる皆様には感謝の気持ちしかありません。


ありがとうございます!

〜161日目〜


ダマラカス伯爵の屋敷はシャルルの屋敷に比べるとさすがに小さいものの、それでも俺からしたら敷地も広く大きなものだった。


案内してくれたシャルルの部下にお礼を言って別れる。


さて、どうやって入るかな?


屋敷の門の前には屈強そうな門番が2人。

倒すのは簡単だけどあとのことを考えると避けたいところ。


いっそのこと壁を飛び越え ⋯⋯ おっと、なにやら怖い顔をした犬もどきたちが庭に放されてるな。


脅威は感じないものの無益な殺生もしたくないし。


となると、方法は1つか。


堂々と正面から乗り込むべく門番2人に近づいた。


「あの ⋯⋯ ダマラカス伯爵に屋敷へ来るよう言われたんですけど」


門番2人が顔を見合わせる。


「ったく、さっきも来たのにまたかよ。伯爵も好きだよな」


「あんなハゲデブおっさんがどうすればこんな若くてかわいい子に好かれるんだか」


「俺らにも秘訣を教えてくれってんだ」


「もしくはおこぼれでもいいけどな」


「いっそのことこの子をやっちゃう? 1人減ったぐらいじゃわからないだろう」


「だよな。案内すると見せかけてぐふふ」


「げへへへ」


ゲスな笑いをする2人。

ヒソヒソ声のつもりのようだけど丸聞こえですよー。


「あの ⋯⋯ ?」


「ちょっと待ってな」


どっちが案内(先にやるか)でじゃんけんする2人。


「勝った!」

「くっそ負けた!」


俺から見て右側の門番が勝ったようだ。


「ついてきな」


門番に連れられ中に入る。


途端に犬もどきたちが睨んできた。


「気をつけろよ。あれらはダマラカス伯爵のペットで犬型モンスターたちだ。これを」


門番が左手首を見せてきた。

ミサンガのようなものをつけている。


「つけずに入ってきた者を無条件で襲うように調教してある。だから俺から離れると危険だぞ」


「ふーん」と興味なさげに返事しながら門番の後ろをついていく。


連れて行かれたのは屋敷ではなく多分彼らの休憩所。


部屋に入った瞬間、急に抱きつかれた。


「な、なにをするんですか!?」


「げへへへ。大人しくしてれば気持ちよくさせてやるからよ!」


「あーれー」


倒される俺。

貞操危機一髪!?


『って、相棒。なにしてんだ?』


なんとなくのってみた。

面白くもなんともなかったけどな。


倒されると同時に膝を入れて気絶させておいた。どこに膝を入れたかは内緒だ。


「これが必要なんだよな」


門番の手からミサンガを奪う。

ついでに服装も拝借した。


さすがに女性のままでは着れないので男に戻った。


そこで悪い企みを思いつく。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「交代だってさ」


「交代? 聞いてないぞ」


「頼まれたんだよ。んで一緒に楽しもうぜ。って伝言を預かってる。なんのことだ?」


「そういうことか!」


門番は勇んで休憩所に向かった。


密かについていく俺。


そして聞き耳を立てて──


「あれ、あいつどこいった? 真っ暗だし ⋯⋯ まあいいや。んじゃ、俺もいただくか!」


「ん! んん! んー!!!!!!!!!!!」


哀れ。

性別を改編された門番は門番と仲良くなりましたとさ。


余興はこれぐらいにして、そろそろ本丸に攻め込むか。


門番の格好のまま屋敷の中へと入る。


ダマラカス伯爵の部屋はどこだろうか?


たまたま通りかかったメイドを呼び止めて、適当な理由を述べて聞き出す。


3階らしい。


階段を上っていく。


かすかに漏れ聞こえてくる嬌声。


あそこだな。


声が漏れてくる部屋の扉を勢いよく蹴り開けた。


「な、なんじゃ!?」


中では予想通りハッスルタイム中のダマラカス伯爵と ⋯⋯ 金髪ショートカットの女性7人。


1人はダマラカス伯爵に跨り、残りの6人は彼の体を奉仕していた。


全員が全員、嫌々やっている雰囲気はなく7人ともダマラカス伯爵が愛おしくて仕方がないといった感じだ。


隼丸、前言撤回だ。

精神を操る分だけお前よりも聖槍のほうが厄介だ。


『だろ。早く止めたほうがいいぞ』


そうする!


床を蹴り、ダマラカス伯爵たちが楽しんでいるベッドを通り過ぎて壁にもたれさせている槍を


「それに触るではない!」


「もう遅い」


手に取った。


刹那、槍から魔力が流れ込んでくるが、すかさずポケットに収納。


それにより媚薬効果が切れた7人が正気を取り戻すことに。


その後は阿鼻叫喚。


巻き添えを喰らわないうちに逃げ出した。


〜162日目〜


クレンたちの元に戻ってきた俺はとりあえず空き家を1つ借りた。


周囲に誰もいないことを念入りに確認してからポケットから聖槍を取り出す。


改めて槍を見やる。


確かに聖槍というよりかは魔槍に近い。

隼丸にように禍々しい気配が漂っていた。


『相棒、俺様をあいつの近くに置いてくれ。話がしたい』


わかった。


聖槍の横に置く。


『俺様の声が聞こえるか、フロランティス?』


槍から声は響いてこない。


いや、違った。


『今は聖槍アンティオキアだって?』


持ち主と認められていない俺には声が聞こえないだけらしい。


『かっかかか。大層な名前をつけられたもんだな。で、その聖槍様がどうしてあんなゲスい男に使われてたんだ?』


片側だけの会話に耳を傾ける。


『主の命令だ? どういうことだ?』


『また予言か。その予言者に踊らされてる気分だぜ。なにを予言してもらったんだ?』


『かっかかか。それは興味深いな。聞かせろ』


『──なるほど。なるほどな! いいだろう。その提案乗ってやるぜ』


会話が一段落したのだろうか。


隼丸に呼ばれた。


「もういいのか?」


『いや、まだなんだが ⋯⋯ こいつがどうしてシャルル嬢ちゃんを呼んできてほしいと言ってるんだ』


シャルルに媚薬を使う気なら呼ばないけど。


『シャルル嬢ちゃんには使わせないと俺様の誇りに賭けて約束する。元の主の遺言があるらしい』


元の主と言えばバシャルか。

つまりはシャルルの父親。


そういうことなら呼んでくるか。


その前に男のままじゃ会ってくれないから、女に改編しないと。


スキルを使って女性になってから隠し部屋に。


事情をかいつまんで話し、シャルルについてきてもらった。


「連れてきたけど、どうすればいいんだ? 俺が通訳すればいいのか?」


『聞かれると困るらしい。シャルル嬢ちゃんを槍の側に。あと相棒はこいつが変なことをしないよう俺様を持って嬢ちゃんの近くに』


わかった。


シャルルを聖槍の元へと促し、俺自身は隼丸を手に


『相棒』


ん、なんだ?


『悪いな』


なんのこ ⋯⋯ え?


全身に電気が走る。


途端に真横にいるシャルルが愛おしくて仕方がなくなった。


好きだ。

愛してる。


──いや。待て。

待て待て待て待て!


この気持ちは違う。

媚薬によるものだ。


隼丸!

どういうことだ?


『これが遺言なんだよ』


なんだ ⋯⋯ って、お前なにをしてるんだ?


『見てわかるだろう? シャルル嬢ちゃんは初めてだろうから少しだけお膳立てをしてやったんだ。あとは相棒がリードしてやれ』


隼丸から催淫効果を含む魔力が漏れ出していた。


その効果によりシャルルの息遣いが荒くなってきているのがわかった。


「暑い、体が熱いの!」


シャルルが仮面を脱いだ。

下には金髪ショートカットの美しい顔立ちが隠れていた。


目を奪われる。


綺麗だ。

華やかさと気品を兼ね揃えた麗しい魅力。


シャルルもこちらをじっと見てきている。


目が潤んできていた。


どちらからともなく顔が近づいていき、触れるだけの軽いキスを交わす。


すぐさまシャルルが俺の胸に手を置き、顔を伏せながら距離をとった。


逃したくない!


彼女の腰に手を回し強引に引き寄せると荒々しく唇を押し付ける。


シャルルの目が驚きに見開かれたが、抵抗は少ない。


俺はさらに彼女を欲した。


硬く閉じられた唇の先に侵入したいとばかりに舌を伸ばす。


最初こそ頑なに拒んでいたシャルルだったが、次第にガードが甘くなっていき


「──ぁ」


俺の舌を受け入れた。


中で絡み合う舌と舌。


キスをしながら俺は胸に手を這わす。


触った瞬間に体を震わしたものの拒否はなかった。


少し小さめの胸を優しく、優しく揉む。


「脱がしていいかい?」


俺の提案にシャルルは戸惑いながらも頷いてくれた。


ゆっくりと上を、下を脱がしていき下着だけの姿にさせた。


「綺麗だよ、シャルル」


そう言うとシャルルは赤い顔をさらに真っ赤にさせ、


「バカ」


自分から軽いキスをしてきた。


「あなたも脱いで」


服を脱いでいるうちにシャルルは自分で下着をとっていた。

脱いだ上着で体を隠す。


「隠さないで」


「だめ。恥ずかしいもの」


「恥ずかしがる君もかわいい」


再びキスを交わす。


右手は胸に。

ただし今度は服越しではなく、直接。


「だ、あん」


だめと言われる前に指で突起物を刺激。


「や、それ、だめ」


「体はそう言ってないけど」


膝を折って胸に舌を伸ばす。


舌で転がしてみると、思った以上にシャルルが鳴いてくれた。


左手で下半身を触ってみると──


「ぬ

「言わないで!」


シャルルが今にも泣き出しそうな顔をしていたので言葉は飲み込んだ。


代わりに指でいじめる。


同時に脳内で改編のスキルを発動。

下半身のみを男へと戻した。


「なにか硬いのが当たって ⋯⋯ 」


「いいよね?」


「いいってなにが──いたっ! ま、って。私の中になにか入って、苦しいの。だ、め。い、ちど抜いて ⋯⋯ あ、ってまたあん。れないで! だめ、動くんじゃなくぁ。違う違うの。今のは気持ちいいとかじゃなくてああん。あん! あ、だめ、それ、あん。え、そろそろってなんのことでん! ちょ、急に激しく、なんですかこれ。なにかきますきますきちゃいます!!!!!!!!!!!!」

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