第12話 魔窟
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〜51日目〜
森の中に戻るとまずは魔窟攻略隊と家を守るメンバーに分けるためステータス確認を行なった。
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豊月隼人
子孫繁栄の女神の信者
Lv:8
HP3023/3023
MP2077/2077
攻撃2855
防御2282
魔力2003
魔防1933
速度3133
幸運74
加護スキル
子孫繁栄・異世界言語
ーー子はかすがい・子は親の背中を見て育つ
一般スキル
炎魔法Lv1・拳法Lv1・不屈Lv1・風魔法Lv1
槍Lv1・遠見Lv1・飛行Lv1
特殊スキル
生存
飛翔
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笑ってしまう。
どこまで強くなるんだろうか?
次ページを押す。
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子供・子孫
弥生
如月
皐月
白虎
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1人ずつ確認。
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弥生
豊月隼人と睦月の第一子
Lv:37
HP456/456
MP902/902
攻撃391
防御385
魔力918
魔防872
速度616
幸運21
一般スキル
格闘Lv6・火魔法Lv32
付与スキル
回復魔法Lv37
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順調に強くなっている。
ん、火魔法が光ってる?
押してみると
『進化条件を満たしました。
進化しますか? YES/NO』
YESを押すと火魔法Lv32が炎魔法Lv1に変わった。
なるほど、こうやって進化もできるのか。
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如月
豊月隼人と睦月の第二子
Lv:45
HP953/953
MP297/297
攻撃1008
防御765
魔力219
魔防274
速度1091
幸運25
一般スキル
格闘Lv43・火魔法Lv9
付与スキル
棍棒Lv1
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弥生とレベルの差が激しい。
なぜだ? と思ったらブルーダイルの経験値分か。
如月のスキルも同じように格闘Lv43から拳法Lv1に進化しといた。
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皐月
豊月隼人と睦月の第三子
Lv:34
HP733/733
MP654/654
攻撃692
防御604
魔力578
魔防521
速度644
幸運19
一般スキル
炎魔法Lv28・拳法Lv19
付与スキル
指揮Lv17
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さすがは湖を消滅させただけはある。恐ろしくレベルが上がっていた。
皐月に関しては進化できるスキルはなかった。
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白虎
豊月隼人とラミーの第一子
Lv:13
HP315/315
MP0/0
攻撃242
防御200
魔力42
魔防37
速度351
幸運77
一般スキル
爪Lv10・不屈Lv6・採掘Lv15・料理Lv12
特殊スキル
生存
付与スキル
拳法Lv7
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虎種だけあって速度の数値が高い。
将来が期待だ。
ヘルガーさんに似て掘るのが好きなのかな?
次ページを押す
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子供・子孫
ホーク
イーグル
ファルコン
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生後4、5日なので期待してないけど、ボクスが英才教育だ! ってやけに張り切っていたのが気になる。
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ホーク
豊月隼人とボクスの第一子
Lv:6
HP50/50
MP21/21
攻撃48
防御44
魔力31
魔防30
速度84
幸運26
一般スキル
風魔法Lv3・槍Lv2・遠見Lv7
特殊スキル
飛翔
付与スキル
爪Lv2
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長兄頑張ってる。
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イーグル
豊月隼人とボクスの第二子
Lv:4
HP32/32
MP30/30
攻撃28
防御27
魔力30
魔防26
速度78
幸運43
一般スキル
風魔法Lv4・槍Lv2
特殊スキル
飛翔
付与スキル
採掘Lv4
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次兄はサボリ魔かな?
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ファルコン
豊月隼人とボクスの第三子
Lv:8
HP41/41
MP68/68
攻撃19
防御21
魔力74
魔防71
速度69
幸運62
一般スキル
風魔法Lv10・槍Lv1、飛行Lv19
特殊スキル
飛翔
付与スキル
料理Lv2
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飛行スキルがすごい!
末っ子は努力家だな。
3人ともまだ雛なのに ⋯⋯ ボクスに手を抜くよう言っておこうっと。
さて、ここからメンバーを振り分けよう。
「モンスターが出た場合を考えて睦月と皐月はここに待機。指揮は皐月がとるんでヘルガーさんや鳥人のみんな大人しく従ってくれ」
みんなが無言で頷く。
「如月と弥生、白虎あとはファルコンの4人は俺と一緒に魔窟に潜る」
「僕は?」
「やった!」
ホークとイーグルの反応がバラバラで面白い。
「2人は居残り。次から期待するよ」
ファルコンを選んだ理由はちゃんとある。
飛翔と飛行スキルだ。
床が抜けてる場面があれば役に立ちそうだ。
「お昼を食べたらすぐに出発。日が変わると同時に魔窟攻略を始めるぞ」
〜52日目〜
魔窟攻略先鋒隊にはデュランディムさんを含めた『獣の爪』から戦士や盗賊の5名と如月。
真ん中に俺とファルコン、サスケさんを含め『獣の爪』の戦士3名と魔法使い5名。
後方に弥生と白虎、それから『獣の爪』の戦士2名と回復士2名。
慎重に魔窟の階段を降りていく。
段数にして30ほど。
目の前には三又に分かれた通路があった。
デュランディムさんの指示で先発隊の2人がそれぞれの道に消えていった。
しばらく待つと左の通路にいった男が帰ってきた。
「どうだったんだい?」
「こっちは行き止まりで罠がありましたぜ。ただね、すでにもう解除された気配がある」
「それはどういう
『お頭!!!』
デュランディムさんの声を遮る大声が右の通路の先から聞こえてくる。
「なんかあったみたいだね。全員戦闘準備。旦那を頼むぜ」
「ああ。そっちこそ如月を任すよ」
先発隊が右の通路を走っていく。
しばらく待っていると如月が戻ってきた。
「来ても大丈夫だって」
安全を確保したのだろう。
それでも警戒しながら右の通路を進むと、
「うっ」
目を背けたくなる光景が広がっていた。
通路にはモンスターの死体だ。
それも一体や二体じゃなく山のように。
「デュランディムさん、これは少々やりすぎでは?」
「違うんだよ旦那。あたいらが来たときにはもうこうなってたんだよ。こりゃ誰か先に来てるぜ」
それは困る。
ここで金貨3万枚以上の宝物を見つけないとサフリアン商会の未来はないんだ。
「急ごう、サスケさん」
俺たちは奥へと進んだ
〜53日目〜
生きてるモンスターに出会うことなく進むと地下に続く階段を見つけた。
降りていく。
この日は地下2階をくまなく探索した。
宝箱を3つゲット。
中身はそれなりの物らしくサスケさんが喜んでいた。
〜54日目〜
地下3階の探索を開始。
一本道を歩いていると、先発隊が止まっていた。
「どうしたんだ?」
「落とし穴?」
罠はすでに発動してて床が抜けている。底には肉体を貫ける棘が生えている。
そんな床が数十メーターと続いているので立ち往生していたのだ。
「ファルコン、ロープを持って向こう側に行ってくれ」
飛翔飛行スキルが生きた。
小さな翼を羽ばたかしてロープを張ってくれた。
それを伝って罠の通路を突破する。
ちなみにサスケさんは飛翔スキルで浮いた俺が背負って渡った。
手に入れたお宝は拳ほどの魔石と宝石類。
〜55日目〜
そろそろ戻るのにかかる時間も念頭に置いておかなければならない。
地下4階は階段を降りたら無数のモンスターに襲いかかられる部屋、モンスターの巣だった。
だけど相変わらず目の前にはモンスターの死骸の山だ。
「誰かは知らねえがあんたクラスの化けもんだな」
こんなモンスター殺戮マシーンと同じにしないでほしい。
「ん?」
「どうしました、サスケさん?」
「血がまだ乾ききっていない。戦闘が終わってそれほど時間が経過していませんね」
ということは。
全員の視線が先に続く通路へと向けられる。
「行きましょう」
サスケさんの言葉を合図に先発隊が足を進めた。
〜56日目〜
地下5階に辿り着くと、今までとはまったく違く空気を感じた。
「瘴気だな。こりゃ魔窟のボスがいるぜ」
聞くと魔窟には生み出したボスモンスターが必ずいるらしく、そいつがいる階にはこういう瘴気が漂っているとのこと。
警戒心を強めながら奥へ奥へと進む。
道に迷わなかったのは道案内のようにモンスターの死骸が落ちてあるからだ。
キィン!
「今の音は!?」
「剣の音だな。この先で誰か戦ってやがる。ようやく出番が来たな」
背丈ほどある剣に手を伸ばすデュランディムさん。
「てめーら、準備はいいな!」
『おおう!』
獣の爪が奮い立つ。
「いくぜー!」
先発隊が駆ける。
そしてーーー
「瘴気が晴れた?」
ボスモンスターまで倒したのか!
結局戦うことがなかったな。
一応警戒しながらサスケさんを伴って奥まで行くと、そこには長い髪を後ろで束ねた少女がいた。足元には自分よりも2倍はある巨大なミノタウルスの死骸が。
「 ⋯⋯ 真田 桜雪」
呟いたのはサスケさんだった。
「お知り合いですか?」
「彼女こそが伍の国の勇者ですよ!」
見た目18歳ぐらいか。
青い侍着物、手には刀。
全身に返り血を浴びている少女が勇者だって!?
「あ、サスケ殿」
向こうがようやくこちらに気付いた。
「こんなところで会うとは奇遇でござるな。この魔窟は見つけにくい場所にあったのに、さすがは陸の国一の商人でござる」
「お褒めいただき光栄でございます。真田様こそよくここがおわかりで」
「拙者は偶然でござる。前に撃ち漏らした赤いゴブリンを追っていたらここをたまたま見つけただけのこと」
少女は刀を振るい血を飛ばすと鞘に戻した。
「拙者はゴブリンを見つけないといけないので戻るでござるよ。お宝はサスケ殿のお好きなように」
「ありがとうございます!」
頭を下げてからサスケさんは獣の爪とともにボスの後ろにある部屋に向かい、少女は上に続く階段へと向かおうと歩き出す。
近付くにつれ少女の美しさに目を奪われそうになる。凛とした瞳、整った顔立ち、引き締まった肉体。身長を除けばモデルのようだ。
美少女。
この言葉はここ少女のこそふさわしいと思ってしまう。
すれ違う。
背筋が凍りついた。
抜き身の刀のような殺気、緊張感を向けられた。
「豊月隼人」
背中ごしに名前を呼ばれた。
なぜ知っている!?
「お主と雌雄を決するのは後日でござるな」
どういうことだ!?
呼び止める。
「今の言葉は・・・?」
「そのままの意味でござるよ。拙者は戦の女神から加護を受けた者。お主は子孫繁栄の女神の加護を受けた者。いつかは戦わなければならない運命でござろう」
「な、なんで俺が子孫繁栄の女神から加護を受けたとわかったんだ!?」
「拙者には女神からもらったスキル観察があるでござるよ。これは
律儀に説明してくれようとしたとき、
「パパ!」
如月が、
「みんなおかしいの!」
弥生が、白虎ファルコンが慌ててやってきた。
俺と少女は目を合わし、どちらからともなく奥の部屋に走る。
「なんだこれは!」
「なにをしてるのでござるか!」
同時に叫んでしまう。
部屋ではなんともまあ自主規制がかかりそうな行為が繰り広げられていたのだ。
しかしテレビじゃなくリアルで見ると生々しいものだな。
「サスケ殿、これはいったいどういうことでござるか!」
俺が周りの人を興味深く凝視しているうちに、少女はディランディルさんとハッスルしてるサスケさんを見つけ近寄っていった。
サスケさんの手にはーーー刀!?
「あぶな
「甘いでござる!」
斬りかかってきたサスケさんの手を素早く峰打ち、刀身が真っ黒な刀を奪い取る。
「これは妖刀の一種でござるな。催淫効果? 精神の弱い者なら耐えきれないでござろぁ」
どうしたんだ?
顔が赤くなったぞ。
「なん、でござるか、この感覚は」
自分で自分を抱きながら妙にモジモジする少女。手がサラシで潰した胸を揉みだしたぞ。
もしや妖刀に負けて発情した?
「まさか拙者ともあろうものがそんなはずなかろあぅぅ!」
その場にへたり込む。
袴の一部分が濡れていた。
初めての感覚に漏らしたのか?
それとも ⋯⋯
「み、見るな! あん。やめ、あ、だ、め。もうむ、り。またぁぁぁぁぁ!」
少女の体が震えた。
目が虚ろになってきている。
「ま、またくるでござるぅぅ!」
短い痙攣。
そろそろ我慢がきつくなってきたんだけど ⋯⋯
「はあ、あぁ! た、すけ、あぁん!!」
ゴクッ。
これは・・・いいよな?
助けてって言われたもんな?
「ま、て。なぜ近寄? さ、触るな! ぁん。え、なに脱いで、なんでござるかそれは! もっと小さいでござろあぁん。や、やめ、入らないでござる! そんな大きいの入るわけがないでござあああああああああああああ!」
5回も人助けしちゃった。
少女ーーー真田 桜雪が妊娠した。
「責任とれでござるよ!」
余談だが。
妖刀の催淫効果は俺にだけ効かなかった。
「パパは絶倫だからー」
「こら、如月! そんな言葉どこで覚えた?」
「ママがいつも言ってるよー」
と弥生。
「僕のママも!」
白虎が続き、
「お母様はけだものって言ってました」
ファルコンが締めくくった。
きみたち意味わかって言ってる?
ようやく勇者を出せました!




