9_【第九話】私のモーニングが喰えないっていうのかあ!?
ぬっふんふんふん♪
参れまな板参れ包丁♪ れたーすザクザク、キャベツサクサク。トマートくりくり8等ぶーん!! おさらにおさらにレタスとキャベツオンディーッシュ!! トマトを並べて見た目よろしく、ぶちまけろシーザーソース!! クルトン来襲、パプリカ爆撃、粉チーズ散布っぷ!! よし、できたよシーザサラダーん!!
レッツベイクブレッド・バイ・フォー4枚なり!! バターを待機でお皿準備!! あとは貴様の任務だトースター大佐!!
こいこい来いよフライパンヌ!! 参れエッグス・ザ・バイフォー! たたき落ちろ鍋肌へ!! 始まったわよさジュージューエッガー!! カットベーコンぶちまけろお!! ヨッシャ上がったベーコンエッグ!! 二皿完成うまさは保障!!
ケトル外交官! 君が頼りだ朝のコーヒー!! 熱すぎず80℃で行くよナイスフレンド!! マグカップ夫婦が待機してるー!!
オッシャできたあ! そろったあ! モーニンモーニン朝せっと!! これぞ胃袋の兵站なりい!!
*アギッツの寝室
「ユーマストビーウェイクアップ!! プリイイイイイイズ!!」
!!!? なだっ!? なななななな? なんだっ!?
「アギッツてんちょー!! 今すぐウェイクアップすべきです!!」
「お、おお!? マーメルクちゃん?!」
「イエース!! アイアムイッツ!!」
「なに?」
「朝ごはーんできたのです!!」
「いや……。俺三日貫徹で……さっきに寝たばかりで……」
「それはよくありませんね!! 朝食を食べましょう!!」
「ねむい!!」
「おきろお!!」
「ぎゃがー!!!」
やめろやめろやめろー!! 貫徹後のかけがえのない大睡一快を俺から奪うんじゃねえ!! このブルーへアードデヴィルがーーーー!!
*キッチンキッチンハッピー?
「てんちょー? ウィンナーコーヒーにします? あまくておいしい生くりぃむホイップのせて?」
「きさまああああ!! 俺が三日徹夜で胃がやられてると知っての狼藉かぁ?!」
「おっほっほっほぅ! じょうだんでっすぅ。でも、胃が荒れてるならですよ? コーヒーは避けたほうがよろしくないですか? 紅茶にします?」
「俺のソウルドリンクはブラックコーヒーか濃い煎茶だ」
「あらまあ!」
「もういいから!! とっととシーザーサラダとベーコンエッグ!! パンもがっつり食うぞ!!」
「よかよかですわー♪」
*店舗スペースAM09:00
おやーん? アギッツ店長のシャッター開けと支柱外しの鮮やかさ、おみごと! あれけっこうおもたいのよねっす。
かくいうマメ子さんは、窓磨ーき!! 光エレ入りの殺菌洗剤でキュッキュコなっと!
「おーい、マーメルちゃん」
「マーメルクですよお?」
「略称。だめ?」
「はいそういうのはダメです!」
「え? 案外結界固いね?」
「はい、プロテクションアイアンです」
「まあいいや、マーメルクちゃん?」
「はいい!!」
「ショーケース磨きと、床箒かけ。たのめる?」
「はい! ラジャーとして承りましたー!」
「ん、いい返事だ。たのむぜ美人はん」
「ん~♪ いけず~♪」
「はは。んじゃ俺在庫見てくるわ」
「いぇっす!! アイドゥー!!!」
さてっと!! 店長は物品倉庫へ、マメ太郎は接客準備ですっすう!!
*店舗スペースAM10:30
ぎいこちょん、カランカラン!! お客様入り口ドアが開いて、こぱーのベルが鳴るのです。
「いられませませー!! デートルト魔道具店にようこそー!!」
よっしゃ!! マキシマムスマイル発動!! 時給アップにリーチ近づく!! はず。
お客様をナイス接客して、いっぱい買ってもらっちゃうぞー!!
「今日は何をお求めでしょうか? 奥の倉庫からの品出しも可能ですよ?!」
よっしゃローリングタンは快調!! さて、お客様の表情は?! 見てびっくり、きっと笑顔!!
「……」
!!? 見てビックマロン!! いやそうじゃなくて……。
「銀髪の……民?」
はい。そうだったんです。この国において、いてはいけない存在してはいけないはずの!!
銀髪の民の巨女が!!
そこに立っていたのです!!
9話 END




