#81 狂宴②[アルコール粛正委員会]
前回までのあらすじ
メタ発言の嵐
パーティ開始から1時間経過
カズ「野球するならぁ~~こういう具合にしやしゃんせ~~!!!アウト・セーフ・よよいのよい!!!」
カズ「裁判所!」
ネロ「国会!」
カズ「ぐぁぁ~~~っっまた負けた~~~~!!!!」
ネロ「ふっふっふ、これで3連勝だ。弱いなぁカズ殿。さぁ脱げ!」
カズ「嫌だ!!!」
ネロ「くっ、ならば仕方無い。じゃあ次の勝負行くぞ!野球するならぁ~・・・」
ユイ「・・・なにやってんだ、あいつら」
マリア「野球拳ですわよ。まぁ負けても別に脱がなくていいらしいですけれど」
ユイ「それただのジャンケンだよね。ジャンケンですらないような気もするけど」
マリア「それにしても、泥酔したカズさんとシラフでまともに接することが出来るなんて、ネロさんもなかなかの手練れですわね」
ユイ「ネロはいつも泥酔してるようなモンだろ」
マリア「たしかに」
ネロ「おいそこ、聞こえているぞ!!(ユイたちを指さす)」
マリア「げっ、聞こえてましたの・・・」
ユイ「地獄耳だな、あいつ・・・」
ネロ「誰がいつも懸垂してるようなモンだって!?」
ユイ・マリア「言ってねぇ」
ゼクス「・・・はぁ」
フィーア「どうしたんゼクス、食欲ないん?」
ゼクス「否・・・この喧噪たる空間の魔力が我が器を濁す・・・」
フィーア「あぁ、この宴会の空気がしんどいっちゅうことやね?」
ゼクス「うむ・・・」
フィーア「まぁせっかく招待してもらったんやから、もうちょっと我慢しよ。な?」
ゼクス「う、うん・・・」
アイン「フィーアぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」
フィーア「ひぁっ、なによアイン兄ぃ?」
アイン「お前全然飲んでねぇじゃねぇか!!!酒も飲まずにジンジャーエールてお前・・・夏休みの朝ご飯か!?」
フィーア「いや、何言うてるんか全然理解できひんねんけど・・・てかアイン兄ぃ悪酔いしすぎや・・・」
アイン「ミズキ姉様!!こいつ全然酒飲んでないんですけど、どういたしましょうか!?」
ミズキ「・・・つれてこい、教育してやる」
アイン「承知いたしましたァ~~!!ほら来いフィーア!!!(フィーアを連行する)」
フィーア「ちょっ、引っ張らんといてやぁ~!!」
ゼクス「あ・・・あぁ・・・」
ゼクス(うぅ、唯一の良心であるフィーアお姉ちゃんまで悪魔たちの手に落ちてしまった・・・)
ゼクス(どうしよう、とてつもなく帰りたい・・・)
マリア「退屈でしょう、リンネ?(隣に座る)」
ゼクス「・・・マリアさんっ!!」
マリア「ごめんなさいね、ウチの酔いどれどもがご迷惑をおかけして。ほら、アップルジュースでもいかがです?」
ゼクス「うんっ、ありが・・・ゴホン!ふっふっふ、我が趣向をよく理解しているではないか、我が盟友マリアよ!ありがたく頂戴しようぞ・・・(飲む)」
ゼクス「ぐぇっ(机の上に顔を伏せる)」
マリア「・・・っ!?どうしましたのリンネ?」
ゼクス「マ、マリアさん・・・これ本当にアップルジュース、ですか・・・?」
マリア「えっ、そうですわ!これはミズキさんがわたくしに注いでくれたものですから、歴としたアップルジュースですわ!そうですわよね、ミズキさん!?」
ミズキ「え、アップルハイボールだけど?」
マリア「アホなんかお前!!?」
ゼクス「うぅ・・・所詮我が覇道は邪道に墜ちる運命・・・!」
マリア「あぁっ、リンネ!大丈夫ですのリンネ!?」
ゼクス「あはは~闇の聖痕が我が因果を取り巻いて踊ってるよ~~~!」
マリア「・・・え、これどっち?酔ってるのか酔ってないのか、普段の行いからは到底予想できないですわ!!」
ミズキ「アルコール入門編いくぞ。ホラ、度数40のウイスキーだ。ロックで行けよぉ~ロックで」
フィーア「えぇ・・・入門で度数40て・・・ウチそんなお酒強うないんやけど」
アイン「おいおい何くだらねぇこと言ってんだァ?ロックでいけないとか、ロックじゃないなぁフィーア!!」
ミズキ「そうだぞ、男なら黙ってウイスキー!女も同じくウイスキーだ!!」
フィーア「えぇ、そんなん聞いたことないんやけど・・・」
アイン「ハイ一気!一気!一気!!」
カズ「おっコールか!!いいぞもっとやれぇ!!ハイ一気!一気!一気・・・」
マリア「おい!!!!!!!」
周囲「!?」
ユイ「え、マリア・・・?」
マリア「いい加減にしろよお前ら!未成年飲酒に酒飲み強要・・・ここにはマナーをまともに守れる奴はいねぇのかクソ共が!!!」
アイン「うるせぇ!!マナーなんて破ってナンボだろうが馬鹿野郎!!」
マリア「あぁ?(アインにナイフを投げる)」
アイン「ぎゃああああ!!!(ナイフがかする)」
周囲「!?」
マリア「口の聞き方に気をつけろよ・・・いまお前らは人間じゃねぇんだから躊躇いもなく殺せるってこと理解しとけや・・・」
アイン「はっ、はいぃぃぃぃすっすみません・・・!!」
ユイ(ヤバイ、マリアのやつ完全にキレてるよ。あいつがキレてるの初めて見た・・・)
マリア「オイ、ミズキぃ・・・!」
ミズキ「えっ・・・私も?」
マリア「お前・・・アップルジュースだと思わせておいて、わたくしに酒盛ろうとしたな?」
ミズキ「え、あの・・・それは私の勘違いだったというか・・・」
マリア「どうやったらアップルジュースとアップルハイボールを間違えるんだァァァァ!!!??(ミズキにビール瓶を投げる)」
ミズキ「ぶへぁあっっ!(直撃)」
マリア「ジュースはペットボトル、ハイボールは瓶に入ってんだぞ・・・どうやったら間違えられんだよこのボンクラが!!」
ミズキ「う・・・うぶぶ・・・」
カズ「みっ、ミズキ姉さん大丈夫かァァァ!!?おいマリアァ、なんてことしてくれてんだァ!!俺の姉さんに向かって・・・」
マリア「うるせぇ!!!(発砲)」
カズ「ぎゃああああああ!!!(右足に被弾)」
マリア「プロフィールをねつ造すれば未成年飲酒は許されるだと・・・?お前はいつから法を改変できるほど偉くなったんだ、あぁ?」
カズ「い、いや、ねつ造すれば許されるなんて一言も・・・」
マリア「口答えすんな!!!(発砲)」
カズ「ぎゃああああああ!!!(左足に被弾)」
ユイ「・・・マリア、やり過ぎだ(マリアの肩を叩く)」
マリア「・・・はっ!?」
マリア「あらいやだ・・・わたくしったら柄にもなく大声をあげてしまいましたわ。お恥ずかしい・・・」
マリア「パーティを中断してしまって申し訳ありません。さぁさぁ皆さん、盛り上がっていきましょう!」
周囲「お、おぉ・・・」
二度とマリアを怒らせてはいけない、この場にいた誰もが肝に銘じる瞬間であった・・・




