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ゆるクエ  作者: おでん信用金庫
Season3 少女覚醒の章(潜在能力編)
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26/114

#25 【速報】マウント取り失敗の瞬間

前回までのあらすじ


旧友に会いにいこう!



スクラビング地方 バドニーユ市街地 門前



カズ「案外すぐに着いたな」


ネロ「ほう、ここがバドニーユか」


ユイ「ここにカズの元仲間がいるのか」


カズ「そうだ」


マリア「3人ともですか?」


カズ「そうだ」


ユイ「・・・共に旅をした4人中3人が同じ街に住んでいるのに、カズは1人だけ遠い地に住んでるのか(小声)」


マリア「まぁ、あまり触れない方がよさそうですわね(小声)」


ネロ「なんで3人とも同じ街に住んでいるのに、カズ殿だけ1人遠い地に住んでいるんだ。嫌われてるのか?(直球)」


ユイ・マリア「ちょっ、おま・・・声が大き・・・」


カズ「そっ、そういうわけじゃ、ねねねぇけど(動揺)」


ネロ「でも、ハブられてはいるんじゃないのか?」


カズ「・・・」


ユイ・マリア「・・・」


ネロ「はっはっは気にするな。私はカズ殿のこと嫌いじゃないぞ!」


ユイ「わ、私も嫌いではないぞ!嫌(・)い(・)で(・)は(・)!」


マリア「そ、そうですわ!そう落ち込まないでくださいまし!」


カズ「うん・・・そうだね」


ユイ・マリア(なんだこの罪悪感・・・)



???「相変わらずシケた面をしているな、クロエ・カズ」



ユイ「!?」


ネロ「むっ、誰だ、勇者カズの名を呼ぶ者は!?」


カズ「お、カーミルじゃん」


カーミル「その呼び方はやめろと言っているはずだ」


マリア「あのカズさん、この方は・・・?」


カズ「あぁ、こいつがさっき言ってた昔の仲間の1人。僧侶のカーミルだ」


カーミル「カーミルと呼ぶな。私の名は『アイギス・レム・カームキル』。カームキルの部分を縮めて呼ぶんじゃあない」


ユイ(『カームキル』・・・どこか、聞き覚えのある名前だな・・・)


カーミル「それに、私はもう僧侶ではない。今の私の職業は上級職の『賢者』だ」


3人「!?」


カズ「そうなん?」


カーミル(・・・)



カーミル(クロエ・カズの仲間の3人の女たち、驚いた顔をしている。フン、それもそうだろう、賢者とは僧侶としてのレベルを99まで極めた者しか成ることのできない上級職。レベル99など、そう簡単に到達できるものではないからな。私の実力に恐れと尊敬を隠せずにいるのだろう・・・)



3人「『賢者』って何?」


カーミル「えっ?」


カズ「んだよ、お前ら賢者も知らねーのかよ。賢者ってのは、僧侶のレベルを99まで極めたら成ることのできるジョブだよ」


ユイ「へーそんなんあんのか」


マリア「なら、ユイさんは余裕で成れますわね」


カーミル「えっっ!?」


ネロ「そうだな、3回くらい成れそうだな」


カーミル「えっっっっっ!!??」


カーミル「・・・ちょ、ちょっとこっち来いクロエ・カズ(小声)」


カズ「え、なんだよ。袖引っ張らんといて、伸びるから」


カーミル「なんなんだあの女たちは。賢者をナメているのか?それともあのユイとかいう女のレベルが99に達しているとでもいうのか?」


カズ「そうだな。あいつのレベル327だし」


カーミル「さっ、327ァァァ!!??」


カズ「うるせぇな、6日目の蝉かお前は」


カーミル「う、嘘だ。そんなことありえるはずがない。『99 Over』すら会ったことがないのに、その上『300 Over』の人間がいるなんて・・・!」


カズ「そうだよな、俺もにわかに信じがたいのだが・・・」


カーミル「そうだ、何かの間違いだ!」



???「いいえ、あの子は正真正銘レベル327よ」



カズ「あっ」


カーミル「っ、イザベル!」


イザベル「久しぶりねぇカズちゃん。1年ぶりかしら」


カズ「そうですね、お久しぶりですイ(・)ザ(・)姉(・)」


イザベル「あら、カズちゃんはまだ私のことを『イザ姉』って呼んでくれるのね」


カズ「年上ですからね」


カーミル「私もクロエ・カズよりも年上なんだが・・・?ってそんなことはどうでもいい!イザベル、本当にあの女がレベル327だというのか!?」


イザベル「そうよ。でもそれだけじゃない。隣のお嬢様みたいな子はレベル319、その隣にいたってはレベル402よ」


カーミル「う、嘘だろ・・・あの女たち3人とも『300 Over』だとでも言うのか・・・!?」


カーミル(そんなぁ、私の自慢が!私の威厳がぁぁぁぁぁ!!!)


カズ「おいカーミルうるせぇぞ!心の声っぽくなってるけど口に出てるんだからな!」


上級職とかいうガバガバ概念

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