表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆるクエ  作者: おでん信用金庫
Season6 魔女、失格の章(ネロ編)
110/114

#109 ネロ・奪還⑤[決戦、第④最深層]

前回までのあらすじ


だっふんだ



作戦開始より20分経過

クローディア教会・地下3階

(カズ・ノイン組)



カズ「地下4階か・・・もうすぐだな」


ノイン「そこに、ネロさんがいるんだよね?」


カズ「・・・確証はないがな。とりあえず敵を全員倒せばいいだけの話だ」


???「おっ、いいね~殲滅魂♪」


カズ「だっ、誰だ!?」


ツヴァイ「ツヴァイお姉さんですけど♪」


ノイン「ツヴァイ姉っ!」


カズ「なんだ、おばさんか」


ツヴァイ「なに、君はいちいち私をおばさん扱いしないと死ぬ病なの?」


カズ「否定はしません」


ツヴァイ「否定はしなさい」


ノイン「で、ツヴァイ姉。アイン兄は?」


ツヴァイ「アインお兄様なら、あの幹部を倒してユイとマリアたちの方に行ったわ♪」


カズ「さすがアインだな」


ツヴァイ「で、あなたたちは何人倒したの、幹部♪」


カズ「4人」


ツヴァイ「え?」


カズ「4人です」


ツヴァイ「4人・・・6人中?」


カズ「えぇ、6人中4人」


ツヴァイ「え、早くない?お兄様が倒した分も含めれば、6人中5人。幹部残り1人しかいないじゃない!はっや!」


カズ「えぇ。いつの間にか倒してました」


ツヴァイ「なによ、そのなろう系主人公みたいなイキった発言は」


カズ「いや、俺なろう系主人公だし・・・」


ノイン「カズ!!!!」


カズ「えっ?」


ノイン「この世界に、主人公なんていないんだよ」


カズ「・・・?」


ノイン「生きる者みな、主人公だからね―――」


カズ「ノイン、お前・・・」


ノイン「なんだい?」


カズ「今まで大した名言がなかったからって、このタイミングで名言を作ろうとしなくても・・・」


ノイン「な、違っ・・・そっ、そんなんじゃねぇし!!!」


ツヴァイ「やめてあげてカズ君。この子そういうことを言いたくなるようなお年頃だから・・・」


カズ「あ~そうか。この年頃だとアレか・・・『中二病』」


ノイン「ちゅっ、中二病じゃないし!!カズがメタ発言をしてきたからフォローしてやっただけだし!!たまたま中二っぽくなっちゃっただけだし!!」


カズ「たまたまであんな発言できないでしょ~。言えるチャンスだと思って言ったんでしょ~。故意でしょ~、ノインさん」


ツヴァイ「いや、たまたまでもあんな発言サラッとできやしないわ♪」


カズ「じゃあどっちみちヤベー奴だな、フヘハヘハ!!」


ノイン「なんだこの主人公とは思えないほどの下種な笑い方は!?」





同時刻

クローディア教会・地下4階

(ユイ・マリア組)



ユイ「ここが地下4階か。あのクソ漏らし野郎(ナハナハ)以降、誰とも遭遇しなかったからスムーズにいけたな」


マリア「まだどこかに潜んでいるのか、それともカズさんのルートに集中しているのか・・・」


ユイ「まぁいい。早いとこネロを見つけるぞ」


???「いいや、駄目だね」


ユイ・マリア「っ!」


???「まったく、あれほど侵入を許すなと言ったのに。約束を守れない者に幹部の資格はないね・・・」


ユイ「幹部か、オメー?」


???「ふっ、まさかだろ。そんな地位まで落ちたつもりはないよ」


マリア「幹部が『そんな地位』・・・ってことは、まさか!?」


???「そう、私は司祭。『ローゼン・ブロイト』という」


ユイ「司祭・・・なるほど、お前がマーシャか」


マーシャ「む、君たちまで私の正体を知っているのか。やれやれ、どうやら私は結構有名なようだね。偽名など、通用しないみたいだ」


マリア「ネロさんはどこにいますの!?」


マーシャ「ネロ・・・あぁ、アリスのことかな。そんなもの、教えるわけがないだろう?」


ユイ「だったら、実力行使するしかねぇようだな・・・!」


マーシャ「残念だが、私を倒したところでアリスは元には戻らないよ?」


マリア「いいえ、嫌でも戻させますわ!」


マーシャ「はぁ、最近の若い女性はみんな野蛮だね。もっと女々しい子はいないものか・・・」


ユイ「マリア、あいつと目を合わせるんじゃねぇぞ」


マリア「えぇ、わかってますわ」


???「うわぁぁぁああああああっっっっ!!!」


ユイ・マリア「っっ!?」


マーシャ(・・・おや)


ユイ「なんだ・・・今の悲鳴?」


マーシャ「はぁ。悪いが、失礼させてもらうよ(逃走)」


マリア「逃がしませんわ!(発砲)」


マーシャ「うぐぅっ!(右足に被弾)」


ユイ「よし、でかしたマリア!」


マーシャ「・・・ええいっ!(自分の右足を切断)」


マリア「っ、自分の足を!?」


ユイ「なにやってんだお前!?」


マーシャ「ぐっ・・・はぁぁっっっ!!!(右足が再生する)」


マリア「!?」


ユイ「なっ、切断したはずの右足が・・・なにをした!?」


マーシャ「な、なぁに・・・単なるイリュージョンだよ(煙幕)」


ユイ「しまった・・・ゴホッ!!」


マリア「くっ、逃げられましたわ・・・!」


ユイ「さっき、あいつの右足が再生したが・・・あいつの能力なのか?」


マリア「・・・だとしたら、どういう能力なのでしょう?撃たれた傷を癒やすなら、わざわざ自ら切断する必要はありませんし」


ユイ「厄介だな。それよりさっきの悲鳴は・・・」


マリア「わかりません。ですが、ほんの少しだけネロさんの声だったような気がしましたわ」


ユイ「だとしたら・・・まずいな」


マリア「とにかく追いましょう。わりと足音が響きますから、すぐに位置を把握できますわ!」


ユイ「よし・・・!」


ナメック星人式再生術

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ