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6-9 闘技大会決着

前回短くなってしまったため、今回は、少し長めに…

闘技大会決着…めっちゃ急な気がしなくもないですが終わりました。


 どうも焔です。前回七天大と手合せしてました。


「お望み通り、本気で行ってやるから歯を食いしばれよ」


 体から虹色でありながら闇より暗い黒のようで、血より鮮やかな紅いような名状し難いオーラが噴き出る。

 オーラは、世界を侵食するかのように粘着質でゆっくりと地面を流れていく。


「一部リミット解除、疑似神格昇華。我神解放」


 先日、日影を惨殺(生きてます)した能力を開放する。


「とりあえず創造:無拳」


 横に亜空間を生成し両腕をそこに突っ込み引き抜く。

 腕には、何もないが確実に、俺は「無」を装備した。


「小手調べに『跪け』」


 何の意味のない言葉の筈なのに世界に効力が発生し、この世界に超重力を発生させ七天大聖を跪かせようとする。


「ぐおっなんだこの力は」


 迦羅は地に伏し、牛楼と悟空ですら片膝を付くほどの重力が周囲に発生させる「無」の力に使用者の俺すら恐怖する。

 俺が使えるってことは…あいつはもっと…。


「いや~この感じ懐かしいなぁ」

「えっ」


 自分の力に恐怖し、今後戦うであろう敵の事を考えてると予想外な声が聞こえる。


「この程度の重力なら慣れてるで。」


 意識を現実に向けると目の前に、蛟燐の掌が迫っていた。

 考えていた為避けることが出来ず顔面を掌底を食らう。

 質が悪いことに蛟燐は、仙人であるとともに、仙龍の神格を持っておりその力を掌に纏って殴っていた。


「いって~、自分で言っていて忘れてたわ、海底火山ってことは、地上よりも圧が強かったな。」

「せや~、その状態で土石流に耐えたりとかの修行してたから今更、重力で僕を止めることは、出来ないよ」

「そうかいなら『畏怖しろ』」


 今度は、『畏怖』つまり、恐怖しろと言うことだ。まぁ普通急に恐怖しろって言われてハイ、分かりました。って恐怖することは無いが無は、俺の力を何の障害もなく直で伝え、その者と俺との力の差を見せつける。


「あっえっ」

「なんだ、この力、兄さんすら虫けらに感じるほどって…」


 迦羅と蛟燐は力の差に畏怖し身を震わせている。

 どうせ牛魔王と悟空は…


「そうだよ、その感じだ」

「楽しくなってきたぜ」


 やっぱり、畏怖するどころかやる気に油を注いだぐらいに燃え上っている…


「やっぱりな、でも俺が戦ってるのは、お前ら二人だけじゃねぇから先走ってんじゃねーよ。『拒絶』」


 拒絶 名の通り、受け付けず、離すという力だ。


「『治れ』さぁさぁ今までのは余興だ。これで分かっただろ。お前ら単品だと俺には、敵わん。

 だからお前らも本気で来い、神格全部出して、死にもの狂いでかかってこい。」

「無名にそう言われるのは気に食わんが、まさにその通り、妹弟、七天大聖の力を使うぞ」

「わかった。」

「わかりました。」

「久々の本気ってことだね」


 牛楼、悟空、迦羅、蛟燐が互いの獲物の先を重ね合わせる。


「我ら、七天大聖。我、天を平定せし者」

「我、天に斉しき者」

「我、海を覆いし者」

「我、天を混沌せし者」

「「「「我ら、義兄弟の契りの元、いついかなる時も兄弟のため尽力尽くさん」」」」


 誓いが終わるとさっきまでの格より数倍にもなっており、俺の今のオーラと対抗している。


「へぇ面白いことするな。いいよそういう絆や愛といった感情は、」

「舐めるなよ。我らの契りは、お前の数倍の年月の賜物だぞ。」

「なら見せてやるよそのちっぽけな年月で死にもの狂いで欲しい訳でもなく大人たちの勝手な御遊びのせいで身に着けた力をな。全リミット開放、我神昇華。私は、私だ。それ以下でもそれ以上でもなく、私が思った自分に私はなる。」


 俺のオーラが一瞬爆発し、霧散したように見えただろう普通なら。

 牛楼たちも身構えはするが何も変わらず、何も起こらず困惑している。

 一人、創造主だけは、理解しニヤついている


「何をした? お前ほどの奴がただオーラを爆発させるだけなんてことは無かろうに、ましてやそれが自分の制御を外してなんてことはな。」

「そうだな、しっかり制御は開放され俺は、全力を出しているぞ。俺は、俺だからな。」

「そうだねぇ。焔は、焔だ。それ以上でもそれ以下でもなく。それを変えることも出来ない」

「クッソ、創造主様にはやっぱり理解させてるのか。」

「そりゃ~この世界の頂点だからね。だからこういうことも出来るよ」


 創造主は、紙とペンを取り出すと何か書き始める。


「コモンチェンジ」


 紙が燃え塵となる。

 その瞬間、世界の常識が変わり、俺のオーラが一般人でも見えるようになる。


「これは、見えるわけがないな」

「これ本当に勝てるのか?」

「僕今すぐリタイアしたいな」

「悟空姉に激しく同意します。」


 俺のオーラは、隠してたわけでもなくただ膨大すぎて人には、見えないようになっていた。

 例えば、人ががんばったところで地上で海全体を見ることが出来ないように俺のオーラは今、莫大すぎて空気と同化し、空中を漂っている。

 一般人だとそれを理解するだけで心が折れてしまう。


「まぁ、こんなんでリタイアされても困るし、アビリティチェンジ」

「うおっと」


 また創造主が紙に何か書きそれを燃やすと、俺の能力の大半がほぼゼロに近い値に変更される。

 空中を漂っていた俺のオーラすら霧散し、ただの人に変わる。


「アビリティと言うことは、能力を変える効果か、書いた文字として焔を凡人にするとでも書いたのか?」

「書いたものまでは言わないけど概ねそんな感じって言っても焔の強いところはステータスより肉体的な鍛錬の方が強いからほとんど意味ないと思うけど。」

「だか大丈夫だ創造主。あのオーラが無ければ勝てる。」


 先程のオーラを危惧したのか迦羅と蛟燐が特攻してくる。


「駄目だよ、人を能力だけで測っちゃ」


 蛟燐と迦羅が俺と交差し、地面に倒れる。

 二人は映像のようにノイズが走りこの世界から消える。


「あの愚弟ども、先走りやがって」

「迦羅は、いいとしてあの一瞬でよく蛟燐を落としましたね。」

「硬けりゃいいってもんじゃない、硬いなら内部破壊これ常識」


 あの一瞬の出来事を説明するなら、迦羅ちゃんは、普通に首をブラッドメタルで切り、蛟燐は、無剣で刃先だけ実体化させ心臓を直で刺した。


「ステータスや能力奪われた程度で負けるほど俺は弱くねぇぞ」

「はは、こりゃさっきより倒すのがめんどくさくなったな。」

「僕たちも本気出さないとね」


 牛楼と悟空は、腰を低くし今までと違い本気で俺を殺そうとする。


 一番初めに動いたのは、悟空だった。

 俺に白兵し手に持つ如意金棒を振りかざす。遠目から見たらただ大降りに振っているようにしか見えないが、実際には下から牛楼が混鉄棍で攻撃しており隙がない


「へぇ迦羅達みたいに簡単に倒せると思ったんだがもう少し本気を出したほうが良さそうだな 幻影術:ドッペルゲンガー」


 術が発動すると俺の影が起き上がり、もう一人の俺となる。

 ドッペルゲンガーは、幻影術の最上位魔法で影を使いもう一人自分を複製する魔法だ。

 俺の場合創造を使って魔法自体を魔強化しているが発動した場合説明しよう。


「さぁ2対2だせこいなんて言わないよな?」

「せこい」


 悟空が楽しそうに言うが牛楼は、苦い顔をしている。


「さっきまでの感じからしてそのドッペルゲンガーも何か仕掛けがあるんだろ?悟空気をつけろよ」


 牛楼が俺本体と悟空がドッペルゲンガーの俺と戦う算段らしい


「さっき先手をくれてやったんだ次は、俺がもらうぜ」

「終わったな」


 本物の俺が牛楼に向かって走り出すと同時に創造主がつぶやく。

 ドッペルゲンガーの俺はその場で銃を撃つような体制をする。手には何も持っておらず形だけの状態だ。

 やっぱりあいつは俺のやろうとしていることが全て分かるってことかよ


「うぉりゃぁぁぁぁ」


 俺は手をクロスしガードしている牛楼に対し拳を振り下ろす。


「残念でした。」

「えっ」


 俺の拳が刺さったのは、牛楼の腕ではなく、悟空の顔面だった。

 殴られた悟空は、吹っ飛び迦羅達と同じように消えていった。

 牛楼は、パンッと言う破裂音とともに地面に伏し消える。

 何が起きたか説明すると、走り出す前に少ない魔力でポイントをセットし、牛楼に特攻、拳の間合いに入った瞬間にドッペルゲンガーの俺と位置を変換。

 移動していた分慣性が働き、そのまま俺は悟空の顔面を殴る。

 ドッペルゲンガーのほうは、移動位置が初めにセットしたポイント位置になっており、そのまま無銃で牛楼を撃ったということだ。


「いろんな意味でお疲れ様」

「ごふぅ」


 悟空を殴ったままの状態の俺の腹から手が生え口から逆流した血が噴き出る。いや、正確に描写するなら背後から創造主に貫かれたといったほうが正解だろう。


「しっかり、戦闘中()、手を出さなかったよ。戦闘中はね」


 笑顔で腹に刺した手を引き抜き血をなめる創造主。


「まぁ今回は、焔の成長を確認したかっただけだからそのまま消えるけどね。っと言っても置き土産置いてくけどね」


 紙に何か書き燃やす。

 すると傷が癒えていくが俺の体から力が抜けていく

 ステータスを確認する。


 名前 焔

 年齢 17歳

 種族 半神(人間)(♂)

 LV.1


 HP     50/50

 MP (魔力) 50/50

 STR (力)  50 

 DEX (俊敏) 50

 VIT (耐久) 50

 INT (知力) 50

 EXP (経験) 0/5


 戦闘スキル:全魔法Lv.10(火・水・風・土・雷・氷・聖・邪・時・空間・回復・防御)・幻影術Lv.10・剣術Lv.10・


 常時発動スキル:魔力操作Lv.10・詠唱破棄・魔力節約・不可視・マップ・不老不死・表示変更・常時成長


 任意発動スキル:鑑定Lv.10・限界突破Lv.5・リミットブレイク・躾プログラム(性)・ダンジョンテレポート・念話・ステータスエンチャント・眷属使役・創造・破壊・領域作成


 能力 金牛・創造・子・眷属化・「???」


 使役 ミノタウロス 創造神


 眷属 香蓮


 所有神格 インド神


 称号 異世界人・巻き込まれ・賢者・突破者・創造神の加護・ドM・シヴァ神の試練踏破者・神格保持者・性犯罪者・金牛の試練突破者・インド神の神格・変態・勇者の主・???・???


 消えたはずのステータスが蘇っておりレベルが1に戻っていた。


「あっ後、この世界にダンジョンを大量発生させたからよろしく」


 それだけを残すと創造主は、元から居なかったかのように消えていった。

 創造主の消えた場所に一枚の紙が落ちておりそれを読む。


「あと、悟空たちの試練はクリアしたことになっているのでお好きにどうぞ。悟空とか焔の性癖に刺さってると思うし。」


 読んだ紙を一瞬で破り捨てる。

 そんなことをしていると、ステータスが下がったせいか領域が維持できなくなったのか元の世界に戻る。


「主、大丈夫?」

「だいじょばねぇ。今の俺は、アスや香蓮より弱いからな。そんなことより大会はどうなった?」

「参加者全滅+棄権により…勝者は、開催者チームです。」


 ヘングレのアナウンスとともに大勢の歓声が生まれる。

 一回目の大会は、無事俺たちの勝利で終わった。


読んでいただきありがとうございます。


頑張って2話投稿したので引き続きお楽しみください

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