6-9 闘技大会―戦後処理―
一人称がブレブレですが一応一覧を書いておきます。
基本私の小説では、会話の後ろに誰が何をという書き方をするので出来れば其方で理解して下さい。本当無能作家ですみません。
焔:基本は俺 時々私や僕
日影:私
香蓮:私
アス:ボク
ヘングレ:ぼく・わたし
悟空:僕
迦羅:私
どうも焔です。前回闘技大会に勝利しました
「閉会式は、30分後に行われます。それまでお待ちください」
ヘングレのアナウンスを背中で聞きながら選手の待合室に戻る。
そこには、日影と香蓮・グリードといったいつものメンバーと
「お疲れさん」
「いやーまさか負けるとは思いませんでした。」
さっきまで殺しあった七天大聖がいた。
「お疲れさんってさっきまで戦っていたのにそんなフランクでいいのか?」
「普通は、もっと殺伐としてますが、主となる人に対し殺伐としてても空しくなるだけですし色々あきらめですよ。」
迦羅が肩をすくめながら答える。そういえば創造主が試練はクリアしたって言ってたしそのことだろう。
「それは、お疲れさんって言っても今の俺のステータスは、さっきまで戦っていた時より、数億分の一程度だけどな。例えるなら月とミジンコぐらいかな」
「焔の初期って確か…」
「おう、オール50だけど何か?」
「えっ?お前初めそんなに弱かったのかよ」
俺の最初を知らなかったアス・グリード・七天大聖の奴らは顎が地面につきそうなほど驚いている。
「せやーだけど不幸中の幸いはステータス以外は残ってるからブラッドメタルは使えるしその他もろもろ使えるけどMP的に魔法系が全滅+体力や速さが肉体的なものしか残ってなくステータスのブースとが刺さらないんだよな後、体が思うように動かせん。」
「まぁそこらへんは、レベル上げしながら慣れていけばいいよ」
体を軽く動かすが、今までのように滑らかに動かず、少し抵抗を感じる。例えるなら錆びついた自転車や扉みたいな感じ。
「正式に言ってなかったな。挑戦者、焔。汝は無事我が試練「丑の試練」を踏破した。よって今を持って我が丑の能力を授けよう。」
「不本意ですが私の「酉の試練」も合格です。」
「僕の「辰の試練」、も合格や。おめでとさん」
「僕の「申の試練」も合格だよ。おめでとう」
先程の戦闘で計4つの能力を得、それによって神格がまた上がった。といっても俺は、亜神という神になれる神格を持ちながら神に成らないor成れない出来損ないの種族だ。一応言っておくが俺は、成らない方で我神解放は、一時的に神格を昇華し神に成る技だ。
「そうだ、焔。相談なんだが悟空と迦羅をお前に預けたい。」
「おう、いいぞ」
「そう言うと…ってえ?いいのか?」
「うん、良いけど何か問題でも?」
「いや、お前がいいなら頼む。」
「今日からよろしくね主様。」
「不本意ですが、長兄の命令なのでよろしくお願いします。」
ということで、悟空と迦羅が仲間になった。
「おう、よろしく頼む今後の予定的に人員が必要だったから助かるぜ。」
「主、何する気なの?」
「ん?それは、閉会式までのお楽しい。それより一番は、今後めんどくさいことになりそうってところなんだよね。」
創造主が最後いに言ったあの言葉が本当なら今後個人で色々な所に行ってもらう必要性が生まれてくる。
「何かあったの?」
創造主に関し一番詳しい日影が嫌な顔をしながら聞いてくる。俺の口からのめんどくさいという言葉と創造主関連っていうことだけで嫌なことだと察したのだろう。
「あぁ、最後にあいつが「この世界にダンジョンを大量発生させたからよろしく」って言って消えたんだ。」
「ダンジョンってボク達が一番初めに出会ったあのティーシ宮みたいな?」
「ティーシ宮もそうだが多分雑魚が大量にいるただのダンジョンなんかも含まれているだろう。じゃないと大量って言わんだろうしな。」
「まぁそこらへんは、起きてからでもいいし。今は、閉会式の準備するよ」
時間を見るともうすぐ閉会式の時間になる。あれ…そんなに話してたか?まぁ楽しい時間はすぐ過ぎるしそういうことだろう。
立ち上がり、ブリキのようにガチガチの体をほぐす。
「うぇ~今までに慣れてると違和感しかないよぉ」
「なんでこんな男に負けたんだろう…戦っていた時は、かっこよかったのに…」
尻つぼみで聞き取りにくかったが、しっかりかっこいいという言葉が聞こえた。迦羅ちゃんは実はMだった説を提唱したい。
「そうだね。僕も戦ってた時の主は好きだよ。」
「その気持ちわかります。焔と手合せしたことありますけど楽しいですよね。」
「ボクは、主としっかりと戦ったのが手合せぐらいしかないけど楽しい気持ちは、わかる」
悟空・香蓮・アスと各々純粋な感想を言われ俺が恥ずかしくなる。
自分自身楽しんでる節があるから言われると恥ずかしい。それに戦ってて楽しいって褒めてるのか?
「そりゃどうも、んじゃ今後はもっと戦う機会を増やしてやるよ。」
「間もなく閉会式を始めます。参加者と観客は、闘技場に集まってください」
和気藹々と話していたがヘングレのアナウンスを聞き全員真剣な表情に戻る。
「負けた人が勝った人の横にいるのって変ですが今は主なので横にいさせてください。」
「何言ってるんだ迦羅?周りなんざ気にするな。俺の物に成ったからには、不幸になんかさせないし、後ろ指を指されることも無くしてやる。だからお前らは、俺の横で笑っていろ。」
迦羅の言葉に対し、俺の仲間全員に対し宣言する。
俺のことを知っている。香蓮・アス・日影は笑ってはいと答え、悟空・迦羅は驚き固まっている。グリードは何故か顔が赤くなっているが無視しておこう。
「んじゃいきますか、新しい世界を作りに。」
「定刻になりましたので、閉会式を始めます。まずはじめに、人間国女王ノエル様より一言いただきたいと思います。」
ヘングレが司会を務めながら何の問題もなく閉会式が進んでいく。
よくある運動会の閉会式のようにお偉いさんたちのありがたいお話を聞き続ける。
「続きまして、賞品贈呈。優勝者の焔様、ご登壇下さい。」
「はい」
ヘングレのアナウンス通りに俺は、前に出て台に登壇する。先に魔族代表のグリードと人間代表のノエルが登壇していた。
「良き戦いでした。」
「素晴らしい戦いだったぞ。」
ノエルとグリードから一言づつ賞賛の言葉を承る。
「今大会の優勝賞品は、両王が願いを一つ叶えるというものです。」
すげーやうぉー・羨ましと言った歓声が聞こえるが無視をする。
「俺の願いは、ただ一つ新しい国を作ることだ。」
一瞬にして会場が静かになる。というか固まった。
「俺は、今ここに宣言する人と魔族が共存する。人魔混合国グラングエルの建国を。」
身内以外が固まっているが無視して話を続ける。
「今回の大会は、人間と魔族を繋げるための実験だったんだ。実際、俺の部下アステリオスを倒すために互いに手を組み戦った。正直、その事実だけ有ればいい」
俺の演説を聞き続け、グリードやノエル・魔王七幹部の奴らが俺の考えを理解し始める。
「本当に、魔族と人間が恨み憎しみあっていたのなら、共闘などせず闇討ちするだろう。だが、お前たちは、不本意だと思いながらも共闘し敵と戦った。ならもう一度不本意でも共存してみてくれ。俺自身は、召喚者故魔族と人間の溝の深さは、知らないゆえに、どちらを優遇し、どちらを虐げる気は無い。それに俺、帝王学とか経済学学んでる訳じゃないし、国の運営は、魔族と人から各一人選んで運営してもらうから差別とかもないと思うしな。」
演説を続けていると一人また一人とはっとした顔をしながら隣人を見る。
適当に集まって居るため隣が魔族だったり人だったりするが、さして問題が起きたりはしない。
「まぁ長々と色々言ったが簡単に言うと、国作るから魔族も人も助けてください。」
最後に頭を下げると、魔族も人も関係なく笑いが起きる。
それは、参加者や観戦者だけでなく、グリードやノエルと言ったお偉いさんたちも笑っていた。
「ということで、ノエル・グリードよろしくな」
俺は、頭を下げ台から降りる。
会場全体から拍手と歓声が起きる。
「では、これをもちまして闘技大会を閉会します。」
俺の挨拶の時と同じぐらいの歓声が起き闘技大会は、閉会した。
次話で6章完結
7章では、国造り+焔のレベル上げを考えています。
読んでいただきありがとうございます。
次回は、12/14(金)です。




