6-2 ベルスター城に向けて 魔王城にて
どうも、焔です。前回創造主に会い飯を食べました。
「よーし30分後を目途に出発するから各自支度をしとけよ」
俺は、食べたものを台所に戻し、日影の手伝いをする。
基本必要物はアイテムボックスに入れているため支度をする必要性が無く緊急時は創造を使えば良いというもう何でも有りな状態になっている。
「焔、今後どうなると思う?」
日影は、洗い物をしながら聞いてくる。その顔は、今後訪れる可能性のある未知に不安を覚える表情だった。
「えい」
俺は、後ろから急に日影の尻を鷲塚む。
女特有の柔らかい感触が手を包む
「ちょっなんで急にセクハラするの」
振り払おうと尻を振るが俺の手は外れない。
「あぁんそりゃ、柄にもなく今後のこととか考えてる馬鹿が居たからお仕置に尻でも揉んでやろうかと思ってな。まぁ正直言うと日影のジーンズ尻に発情した以上」
尻を揉み続ける。最近スクイーズとか言う柔らかいものが出ているらしいがプリンと女の胸と尻に勝てるものなんざ無いと思ってる。
「まぁ日影が求めた回答をするとしたら…知らん。なるようになるってとこかな」
「そう言うと思った。」
「一つ足すとしたら、俺の女や仲間に危険は絶対に及ばせないから安心しろ」
俺は、俺と俺の仲間のためなら全力を尽くす。
例えば、王都が占領され100万の奴が死のうとも俺は、今いる日影、アス、香蓮、ヘンゼル、グレーテル、一応グリードも含めた仲間を優先する。
その為なら神にすらなってやるよ。
「ねぇ焔すごく嬉しいんだけど、なんで手がお尻から胸に行ってるの?」
自分の手を見るといつの間にか豊満な胸のほうに行っていた。
「何でだろうな、無意識に揉みたくなったんだろう。」
とりあえず、日影の胸を揉んでおく…やっぱり最高だぜ。
「はぁまあいいや減るもんじゃないし」
「っと手伝いしてるのに邪魔するのもおかしいな。」
結構揉んでたが急に我に返り、再度食事の片づけや旅用の飯づくりなどをしていく。
☆☆☆
「よーし30分だ。全員いるな」
俺と日影がエントランスに行くと、アス、香蓮、ヘングレ、グリードがもうそこに居た。
「さっきも言ったが初めに魔王城に行くがヘングレは残って市民証の発行準備よろしく」
「「了解したよ。主様」」
「んじゃとりま、他の奴らは、魔王城に行くか」
地下に設置した魔王城につながっているポータルの場所に向かう
「そういえば俺らが居てもいいのか?」
「大丈夫よ、日影達は魔力量的には魔族より多いし私の客人とすれば無問題」
そう言うと、グリードは、ポータルの中に入っていく。
「んじゃ、行きますか」
俺たちも、グリードに続きポータルに入る。
ポータルをくぐると、グリードの寝室に繋がっており、外から幹部だろう人の声が聞こえる。
「大丈夫ですか魔王様、もう朝ですよ。」
「大丈夫よちょっと寝坊しただけ、今着替えてるからどっか行って」
グリードは、大声でそういうとスカートのファスナーを聞こえるように開ける。
空いたファスナーの所からグリードのパンツが見える…今日は、黒の紐かいたずらするか。
「そいっ」
外に聞こえない程度の声をあげながら紐を引っ張る。
ぷにっとした感触が手に伝わる。
「ひゃう」
甘い声が部屋に響く
「大丈夫ですか魔王様、今悲鳴が聞こえたような」
「なっなんでもない、ちょっと躓いただけ」
扉の向こうの部下に説明しながら俺に蹴りをかましてくるがそこまで痛くないしスカートだからパンツ見放題で眼福。
「ごちそうさまでした。」
合掌し、拝んでおく。
グリードは、諦めたのかため息を吐きながら再度ファスナーを閉じ服装を整える。
「準備完了。焔たちは、私の客人として皆には紹介するわ。」
「大丈夫か?まがりなりにも俺達は、人間だぞ?」
「まぁ私とアスは神だけどねw」
「大丈夫、此処のルールは、強者が絶対だから」
不穏なことを言いながら扉を開けた。
「めんどくさ」
「どんまい」
さっきのお返しと言わんばかりのいい笑顔にイラっとしながらもグリードの後ろをついていく。
「魔王様後ろの方々は?」
質問したのはさっきからグリードの扉の前にいた部下だ。
「大丈夫だイラ、謁見の間にて説明をする。」
俺達と居る時のようなフランクな感じでは無く、魔王城で対峙した時のような威圧感を感じる。
ギャップに笑いそうになるが頑張って我慢する。
「イラって事は…憤怒か?」
誰にも聞こえないような小さな声で呟くが日影には聞こえたのかニコニコしている。
そんな事を考えていると謁見の間の扉が見えてきた。
「魔王様、この方々はどうしましょうか?」
「一緒に入ってもらうわ、説明するにはそっちのほうが早いし」
イラが扉に手を当てると自動的に扉が開き、見たことのある風景が広がる。
「遅れてしまって済まない。」
グリードは、入ってすぐ、集まっていた6人の男女に詫びる。
そこに居たのは、チャラ男・デブ男・俺と同じぐらいの男のガキ・やる気のなさそうな女・色気を駄々漏れの女・根暗女だった(第一印象)
「多分、皆は私の遅れより後ろの人間に興味があるのだろう」
グリードの言葉にうなづく6人
「なんだ、新しい幹部候補か?」
グリードに対し図々しい態度で聞いたのは見るからにチャラ男と呼ばれそうな金髪焦げ茶肌の魔族だった。
「スペルビア、今から魔王様が説明するはずだから黙ってろ。」
「うっせクソガキてめえには聞いてねえんだよ」
チャラ男もといスペルビアに黙れと言ったのは、俺と同じぐらいのガキだった。
だがチャラ男系にそういうことを言うのは火に油を注ぐのと一緒だ。
「スペルビアもアヴァリティアも静かに、それでこの人たちなんだけど、簡単に言うと勇者ね。」
グリードの言葉を聞き、イラ・スペルビア・アヴァリティアとデブ男が俺たちを囲み、殺気を滾らせていた。
イラは、小さなナイフを持ち、スペルビアは拳を構え・アヴァリティアは剣を召喚し、デブ男は戦斧を構えていた。
一瞬のうちに攻撃態勢に動く点に評価しながらも、ガッカリする。
「お前たちやめろ。」
「いや、お前の言い方が悪いだろグリード」
「貴様、姉上を名前で呼ぶな」
頭を掻きながらグリードを批判するとガキが切れて持っていた剣で攻撃してくる。
俺は、それを避けることもなく受け止める。
剣は俺の肩に当たり、薄皮一枚切るだけで止まる。
「グリード、この場合俺がこのガキ殺しても問題ないよな?」
ブラッドメタルを籠手の形に変形させ魔力を溜める。
俺の右拳は、赤黒いブラッドメタルの輝きと、無色の様で七色の魔力の輝きで煌々と輝いていた。
「普通なら問題ないが生憎、我が僕だ許せ。」
『後で、お仕置きな』
念話でグリードにお仕置きのことを言うと体をビクつかせながらも頷く。
「よかったなクソガキてめえの主の願いだ殺さないでやるから牙をむくな次やったら殺すぞ」
お仕置きがてら純度100%の殺気を送っておく。
「んで、めんどくさいし自分で名乗るわ。俺の名は焔、勇者だけど今日はグリードの客人って事で来てるため何もする気はないがさっきみたいに何かしてくるなら話は別だがな」
俺は、両手を上にあげひらひらさせ、無害であると見せる。
「私は、興味ないわ。だって私戦闘は苦手ですから。」
「私も」
「働きたくない…。」
色気女の言葉に根暗女が便乗する。
やる気のない女も動くのすらめんどくさそうに感じる。
「私も遠慮させていただきます。先ほどアヴァリティアの攻撃を見るに戦ったら本当に殺されかねませんしね」
イラは一礼すると列に並ぶ
それに続きほかの男たちも戻っていく。
「んじゃ、グリード今度は、そちら側の説明よろしこ」
「はいはい、まずは、私の補佐のイラよ」
説明され、イラは一歩前に出て一礼する。
その立ち振る舞いは洗礼されている。
「次に、私の弟アヴァリティア」
俺に剣を振ってきたクソガキの名前だ。
その後も説明は続いた。
簡単に表にすると
補佐兼幹部統括:イラ
クソガキ :アヴァリティア
チャラ男 :スペルビア
デブ男 :グラ
色気女 :ラスト
根暗女 :エンヴィ
やる気のない女:ベル
強さは、イラが1番強くベルが一番弱いらしい。
「グリード質問してもいいか?」
「なに?」
「一つ、魔族には根源というか神格というかそう言った力の源のようなものが有るのか?」
俺の質問にこの部屋の温度が一瞬にして下がる。
「なんでそう思ったの?」
「まずは、名前かな。俺と香蓮の住んでいた場所では、人間を罪に導く可能性のある欲望や感情を七つの大罪と言うんだがお前らの名前がそのまんまだからだ。
グリード・アヴァリティア=強欲
イラ=憤怒
グラ=暴食
ラスト=色欲
エンヴィ=嫉妬
スペルビア=傲慢
ベル=怠惰
って感じでな。俺が初めてお前に会ったときに強欲かって口にした理由がこれだ。」
「へぇそういうのがあるんだ。で回答は、正解。私たち魔族には、魔源という魔力の代償に、強くなる欲や感情があるの」
「教えてくれてありがとよ。あとこれは、グリードじゃないんだが…」
俺は、一人の者に近づき耳元で周りに聞こえないような声で囁く。
「お前、真名隠してるだろ?ベルフェゴールさん」
言いたいことだけ言って自分のいた位置に戻る。
「んじゃ俺の用事は終わったしどうすればいい?」
「とりあえず私の部屋で待ってて、連絡事項だけ話したらそっちに行くから」
「了解」
俺は、イラがやったように扉に手を触れ、扉の情報を読み、扉を開けグリードの部屋に向かう。
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