15-4 終わりと始まり
どうも焔です。現在首を刎ねた創造主の前に居ます。
「ハッピーエンドで終わらせる為に起きろクソ野郎」
俺が刎ねた首を再度繋げ創造主を蘇生させる。
「俺が死んでハッピーエンドじゃないの?」
「日影を帰せゴミカス」
「あっごめん…」
創造主は、思い出したらしくすぐに魔法を発動させ日影を召喚する。
外傷は特にないが内包している力が以前に比べ弱くなっていた。
話的に創造主が俺を育てるために日影に渡していた力を回収されたからだろう。
「ようお姫様。お目覚めの気分は、如何かな?」
「助けてくれてありがと。
でも焔が創造主を倒した時点で私の役目は、終わり。
後は、ただ死を待つだけ」
また俺に会えた嬉しさと役割が終わってしまった悲しさに顔を歪ませる日影
「そうか…死を待つだけか」
「マスター日影も…」
「言われなくてもそうするに決まってんだろ
日影、死ぬだけならその命俺に寄越せ」
「良いよ、元より焔の願いなら命ぐらい捧げるよ」
「そうかありがとよ」
日影を抱き包み込むと同時に同化する。
「新生転生」
香蓮達同様に創造主の世界の住人から俺の世界の住人に上書きする。
これで本当の意味で俺の物になった。
「お帰り日影」
「ただいま?何したの?」
「かくかくしかじか」
「いちゃいちゃちゅっちゅ」
俺の説明に対する反応に懐かしさを感じながらしっかりと取り戻せたと言う実感を得る。
「創造主、お前も俺の物になれ。
理由はどうであれ俺と日影を引き合わせてくれたしお前の仕事は終わりただの人となるならお前の転生にも意味が生まれるだろ?」
「頼む。お前の元ならどんなつまらない世界も面白そうだし」
「おう。仲間には最高の待遇を約束してやるよ」
琴里とアスを除き男に抱き着く趣味は無いから触手を突き刺し創造主の情報を得る
今までの誰よりも莫大で膨大な量の情が一瞬で脳に流れ込んでくる。
「うっ」
キャパを少し超えたせいで鼻血が出るがさっきまでの死闘からするとかすり傷にすらならないレベルの軽傷だ。
「新生転生」
全ての情報を写し描き創造主を転生させる。
「よし。これで一件落着。グラングエルに変えるか」
こうして長期に渡って行われた世界を賭けた最終決戦は焔が作家と言う存在へ昇華したことにより勝利した。
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