15-1 最強対最強
どうも焔です。現在、創造主と切り結んでいます。
切り結ぶと言っても互いに防ぐことの無意味さを知っているが故防がず互いの身体を斬り続けているだけだ。
腕が飛ぼうが内臓が飛び出そうが頭が切られようが止まらず切り続けた。
「無意味だ」
「そうだね」
互いに分かっている
今の行動すべてが無意味で決められた物語だと
「だけど…」
「分かっていても俺たちは、こうするしか無い」
「これしか出来ない」
俺達はシンクロし互いの言葉の続きを口に出す。
「例えこれが無意味でも」
「例えこれが決められた物語だとしても」
「今考えている「今想っている」気持ちは、己の物だと言いたい‼」
互いの得物と意志がぶつかり爆発が起きる。
「無意味も重ねれば意味を成す」
「無意味でも自ら意味を見出せばそれは価値あるモノとなる」
得物を生み出さず拳を握る
さっきまでの切り合いがウソのように今度は拳での殴り合いになる。
普通では鳴らない音を鳴らしながら迫る拳を避けずそのまま受けながらクロスカウンターをかます。
拳の衝撃と我神解放-極-の副作用でふらつく
「どうした焔。ふらついてんぞ」
いやらしい笑みを浮かべているが創造主も余裕が無い
「うっせーただの副作用だ。おめえの拳じゃねーよ」
強気な事を言ったが実際には、結構きつい状況ではある
我神解放-極-によって死にはしないし負けないが逆を言えばだからと言って勝てるわけではない。
攻撃力ⅠでHP10000+毎秒100回復する者同士が戦ったところで回復が受けるダメージを上回り勝敗が付かない状態だ。
こういう場面を打破するのは琴里たちが来ることか切り札を斬るかだ。
あいつ等はまだ戦っている。
故に今出来るのは‥‥
「真理解放-新創造-」
切り札を切り時間を延ばす事だ。
創造は限りなく無限に近づけた有限を用いた物質・事象の作成だ。
分かりやすく言うとパイ生地を伸ばし多くのクッキーを作るのと一緒だ。
使ったらまたこねて伸ばせば新しいクッキーが作れる。
型を変えれば星型にもハート型にもなるように創造者のイメージによって形が変わる。
俺の使った真理解放は無限に近づけた有限の中にもう一つ無限に近づけた有限を創り出すことによって増殖・永久機関へと転換し真の無限の力を得ることが出来る。
「行くぞ創造主。俺の創造はエグイから気を付けろ」
指を鳴らすと周囲の時空の至る所から神月 日影が現れ創造主を囲む
「やれ」
命令を与えると創造主に向けて一斉に掃射される。
それは雨の様であり避けるなど出来ない。
「んな⁉」
創造主は何かしようとしたのだろうが反応せず驚いている。
「何を驚く無限のエネルギーを持っているんだ例え距離を離しても無で消そうとしても無限を有限が消せるわけないだろ?」
「ははは本当にえげつないな」
「これで諦めてくれれば嬉しいんだけど」
「それは無理だな」
俺の背後から黄金の槍が飛んでくる
全身を貫かれながら反撃した一手だが…
「だから無駄だってどんだけ有限が頑張った所で無限には敵わないよ」
黄金の槍は、俺に触れるか触れないかの所で完全に静止する。
落ちるでもなく無く宙に静止する。
正確には静止しているように見えるが正解だけど。
槍自体は、今も俺を貫こうと直進しているが俺と槍との距離を俺が無限に伸ばしている為、槍が止まっているように見える。
「それじゃこの槍返すね」
黄金の槍が穂の部分から時空に飲まれ消える。
次に現れたのは、創造主の頭上でそのまま串刺しにするように地面に向かって落ちる
地面に落ちる槍は創造主を貫くとまた消え創造主の頭上にまた現れる。
落ちたら上に戻り又落ちる繰り返す毎に速度が増し程なくして黄金の槍はプラズマに変わる。
「舐めるなよガキが」
創造主がキレると同時に創造主を攻撃していた神月 日影とプラズマの槍が消滅する。
「コモンルールクリエイト」
「常識の改ざんか…」
「この世界は、私が創った。
故に私はこの世界のすべてを操れる。
例えそれがお前の創った玩具でもな」
こうして最強同士の戦闘は、山場を迎えようとしていた。
読んでいただきありがとうございます。
誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。
よろしければ、評価・ブックマークをして頂けると幸いです。
また感想やアイデアを常時募集中です。
次回の投稿は11/06(金)を予定しております




