14-10 各自の戦い 香蓮
どうも香蓮です。現在、アメンと対峙しています。
「開け冥府の扉」
アメンの前に棺桶が現れ扉が開かれる。
すると中から大量の包帯が現れ私をミイラにしようとする。
「アヌビスの力か…
切り裂けブラムストーカー」
全身から血の刃が現れ包帯を切り刻む
「簡単に暴かれてしまいますね…それにあなたの能力は、強力過ぎる」
「そりゃ~神と殺し合うような人間に貰ったの能力だし彼の元で暮らしたんでね
貫けエンジェルハイロゥ」
棺桶ごとアメンに向かって光を収縮させた光線を放つ
棺桶は、光に飲まれ消失するがアメンは光の中でも平然としている。
「ラーの力…違うエンジェルハイロゥは光の屈折だけど太陽自体には何も干渉しない…と言う事はこれもアメンの能力かな」
「それはどうでしょうね」
急に天気が荒れ暴風と雷鳴が響き渡る。
「戦神セトね」
「神格が分かろうとも力の差が埋まる訳では無い」
アメンは、ケペシュと呼ばれるシックルソードに似た鎌剣を顕現させ白兵する。
私もモルフェウスで剣を作り迎撃する。
ケペシュは投擲武器としても使用されておりその形状から多種多様な使用が出来るため警戒が必要、
「ゆくぞ」
近づく中やっぱり投擲してきた。
大きく円を描くように両サイドから回転したケペシュが迫る中いつの間にかアメンの手にもケペシュが握られていた。
「同時攻撃か…腕が足りないし増やすか…
キュマイラ」
私の背中から新しい鉤爪が現れる。
鉤爪はキュマイラの能力で硬化している為そんじょそこらの武器じゃ傷すらつかない。
左右から飛んでくるケペシュは鉤爪で対応し私は、アメンの攻撃に集中する。
「甘いですね」
アメンの言葉に一瞬投擲されたケペシュに意識が移る。
どう見ても何の力も無いただのケペシュだった。
きっとカマだろうと決め振りかざされたケペシュを剣で防ぐ
「だから甘いって…」
剣で防いだケペシュが急に剣をすり抜け私の目の前に現れる
「っ‼」
咄嗟に後ろに逃げたけど頬に縦の傷を受け血が流れる。
「そういう事か…隠れる能力は物にも付与できるのか…」
アメンの能力を理解し次の対抗策を考えていると
『香蓮、まだ戦ってるの?
香蓮以外全員終わってるよ~』
脳内に琴里からの念話が入る。
『本当⁉分かったすぐ終わらせるから待っててね』
『いや神相手に簡単にすぐ終わらせるとか言わないの』
『大丈夫。焔より弱いから』
『そりゃそうか…待ってるわ』
『らー』
「ごめんなさい。アメンさん時間が来たみないなので秒で終わらせますね。」
「はい分かりましたと負けてあげるほど優しくありませんよ」
「そう…なら頑張って抗ってね。喰らえウロボロス」
周りの空間が歪む
「なんですか…その力」
「昔、喰らった能力を使うってだけの能力だよ
放てウロボロス」
歪んだ空間から赤黒く稲妻を放つビームを放つ
普通なら避けるがアメンは避けず喰らう。
正確には避けることが出来ず直撃してしまう。
私の放ったビームはウロボロスによって必中と神殺しの能力を付与したモノで避けようと思っても体が動かず絶対にあたってしまい当たったモノが神格を持っていた場合その神格を奪うと言う代物。
例えこれを焔に撃ったところで創造で守ることも出来るし焔もウロボロス有るからその技自体を喰らう事も可能。
本当にチートだよね…
「本当に秒で終わらされましたね…貴女とは二度と戦いたくないですね」
「私も神と戦うのは嫌ですよ。ではアメンさんさようなら」
アメンは、神格を喰らわれたことでこの世界での役割が終わり消滅する。
『こっちも終わり』
『マジで秒殺だったね~』
『焔の傍に居るにはあれぐらいしなければね。琴里だって違う方法でも瞬殺するぐらいの隠し玉持ってるでしょ?』
『さぁどうでしょう。それより早く戻ってきて強敵は倒したし雑魚は範囲攻撃で一掃したいから』
「戻ったよ。それで殲滅方法は?」
「お帰り。これに魔力を込めて放つ」
琴里の元へ戻ると大きなアンテナがあった。
「了解。んじゃさっさと初めて焔の元へ行こうか」
「そうだね」
私と琴里がアンテナに手を触れ魔力を流す。
良くある事だが魔力は違う二つの物が混ざると質が落ち最悪の場合、暴走し爆発する。
ただ信頼関係の度合いによってはブーストにもなる。
「このぐらいで良い?」
「OKそれじゃやるぞ」
琴里がアンテナを起動すると込めた魔力が電波の様に全方位に広がる。
広がった魔力に触れた魔物は、卵を電子レンジにかけたのと同じように膨張し爆発する。
「よーしこれで殲滅完了っと」
「皆お疲れ様。」
「おつ~それで香蓮。この後どうするよ」
「もちろん主の元へ行くんだよね」
「もちろん。焔の元へ行き一緒に戦う。
私達はもう守られるだけの存在じゃないって見せ付けなきゃね」
「了解。んじゃ行こうか」
こうして焔と創造主との戦いの裏で行われていた戦いは幕を閉じた
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