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8-6 休日 国政 第一産業 モンスタートレイン1

いろんなゲームをやり過ぎて暇が無いぜ…


 どうも焔です。今日、モンスタートレインを用いた人魔間の関係完全をしたいと思います。


「痛いなぁ~俺が急に行動するなんて何時もの事じゃん」


 少しの間気絶していたが直ぐによみがえり話し始める。

 よみがえるより目を覚ますの方が良いのか?

 まぁどうでもいいか。


「だ~そうだけど何をどうする予定なの?」

「ん?昨日話したように、俺が変身してモンスターをトレインして、偶然居合わせた魔族が助けてくれると言う事じゃよ」

「もしモンスターが強力だった場合どうするの?」


 ごもっともな疑問を言われる。

 そうだよな、いざやってみて敵が強すぎて魔族じゃ勝てず、俺が倒したり・農民が死んだりしたら本末転倒どころではない。


「昨日、保険で魔王七幹部の一人、ベルに来てもらうことにしたの。」


 言われた名前の人を知らないのか全員首を傾げる


「焔、七幹部をしっかりと知ってるのキミだけだよ。」

「あれ?香蓮達闘技大会本選の時、共闘&対峙してただろ?」

「七幹部とは、自己紹介すらしてませんでしたので…」

「それに数人は、戦ってすらいませんでしたから。」


 話を聞くと俺が悟空たちと別世界で戦っている間、香蓮達と魔王七幹部の男組は、戦っていたが女組は、影を消して察知されないようにずーっと隠れていたらしい。


「そういう事か…そこら辺の…各陣営トップの顔合わせも必要そうだな。」


 問題解決をしようとすると次の問題が生まれてくる。

 めんどくさいけど楽しいな国政は


「んでだ、ベルは七幹部の中で一番弱いらしいやる気のない印象を持つ女だ」

「なら、なんでベルなの?一番強い子を保険にした方が良くない?」


 アスの言葉は、ごもっともだろう…

 保険は、何かが起きた時必ず対応できるものが就くのが定石だ。


「問題です。今から名前を言います。共通点は、なんでしょう。」

「ばっちこーい。最近は、焔に近づくために勉強してるんだよ。」


 香蓮が胸を張る

 まぁ香蓮も地球側の人間だ、答えにたどり着くだろう。


「イラ・アヴァリティア・スペルビア・グラ・ラスト・エンヴィ・ベル・グリード」

「分かった。七つの大罪。と言う事は、アヴァリティアはグリードの兄弟かな?」


 即答した香蓮の言葉に驚くグリード。

 正直香蓮からすれば簡単だろう。


「正解、簡単だったか。なら香蓮、俺がベルを選んだ理由が分かっただろ?」

「ベルだけ名前を隠してるから?なんでベルふぁごごご」


 フルネームを言いそうになった香蓮の口を押える。

 急な行動に藻掻くが力尽くで押さえ込む。


「言うな、まだ確定してないからな。」


 抑えられたまま頭を動かす。


「ぷは~」

「香蓮すごいね。焔と同じで即答えが分かるなんて。私、魔王なのに焔に言われるまで気付かなかったよ。」

「丁度、最近勉強してたんだよ。でも焔、考えが合ってたらベルさんって怠惰だよね?」

「せや~。故さ、怠惰とは、するべきことをしないって事。」


 回答に理解し頷くけどちょっと考えて頭を傾げる。


「でもそれって、緊急時にもサボる可能性があるんじゃないの?」

「可能性は、拭えないけど其処まで根気が腐ってるとは、思えないけど…」

「焔らしいな」


 話をしていると食堂の入り口に人影が写る。

 そこには、黒髪で貞子の様に髪の毛を伸ばしやる気の無い雰囲気の女性と白髪でモノクロを付けた黒いスーツを着た青年が立っていた。


「ベルとイラ、ご苦労様。座りなさい」

「お茶でございます。」

「ありがと…」

「ありがとうございます」


 グリードの指示に従い、席に座る二人にお茶を出す日影。

 はっきりと返事するイラと超小声で返事するベル。


「来ていただき光栄です。私がこの国の王:焔です。お二人とは、お久しぶりですね。」

「お久しぶりです。勇者:焔さん」

「お久しぶり…」


 王って言ったのに勇者で返してくるところ皮肉だな…

 まぁ表面だけしっかりしている人より、しっかりと皮肉や人間性を出してくれる人の方が好きだな。


「今回、私はベルを連れてくる案内役なので早めに帰ります。」

「私は…保険で…来たので…事情を……教えてください」

「二人とも了解。イラ、ご苦労だった。ベルは、情報共有を用いての説明とする。」

「「了解」」


 ホント部下の前に居るグリードは、かっこいいんだけどなぁー

 と言っても戦闘時の姿や、気が抜けた素のグリードも好きなんだけどなぁ~

 この後、イラはお茶を飲み終わらせると魔王城に帰る。

 ベルは、何かと仕事をサボろうかとすごく保険を強調しているが、そう言う時ほど仕事が来るんだよ。


「んじゃ~仕事をしますか」


 話し合いを済ませ、予定通りに身長や顔などを幼くする。

 基本スペックの低下が否めないな。

 イメージは、冒険者になれる12歳…ヘングレぐらいの歳で初クエストって感じだ。

 しっかりと武器もなまくらの鉄の剣で一応防具で皮装備を着る。


「はぁ~この格好辛いな…全身的に動かしにくいなぁ」

「焔、かわいいぃ」

「仕事する前に一発ヤらない?」


 姉属性持ち全員が目を♡にして発情している。

 うざったるいので全員の顔に水をぶちまけ外に出る。


『グリード今から報告は、念話で行うそっちは、適当に農業区域で遊んでてくれ』

『了解、丁度良いし人間の野菜でも食べてるよ』


 俺は、一足先に豪邸を出て、農業区域に行く。

 前回日影と来た時とほとんど変わらない。


「おや、坊ちゃん。こんな所で何をしているんだい?」


 野菜を育てているおばあちゃんが話しかけてくる。

 日除けの帽子を被り首にタオルを巻いており、その表情はとてもいい笑顔だった。


「今から初クエストに行くんです。」

「そうかそうか、最近この周りは、魔物が強くなってるって話だから気を付けてね。」

「ありがとうございます。では、行ってきます」

「行ってらっしゃい」


 笑顔でおばあちゃんの方に挨拶をすると森に入った。

 森の中は、薄暗く、中腹ぐらいまで行ったら迷ってしまいそうなほど同じ風景だった。


『グリード、そっちは、どうだ?』

『こっち?こっちはねぇ…』








 初めましてグリードです。現在、焔と別れグラングエルに住んでいる魔族といます。


「皆、元気そうだな」

「はい、魔王様。国王陛下が差別なく接していただいているお蔭で、住民間での軋轢は、少なくなってきていますが…」

「誰が、お前のような者に売るか‼」


 今回参加してくれる魔族の民と話していると近くの屋台から怒号が聞こえ、そちらに視線を移すと、店主が魔族の少年に怒鳴っていた。


「小汚い魔族が人間の飯を買おうなんて烏滸がましい、さっさと魔界に帰れ」


 店主の首を見ると銀のプレートがぶら下がってた。

 少年は、怖くなったのか蹲って震えていた。

 魔界ねぇ~懐かしい差別語だな…

 昔、魔族は…正確には、魔法に長けた人間は、他の人間に怖れられ、魔族と蔑まれ住処を奪われ局地に追われた、それが今の魔族領キュクロスのある土地だ。

 一部の人間は、その地を魔界と呼び自分達とは、違う場所だと言っている。


「どうしたんだ?」

「゛あ゛ぁ゛んなんだ。てめえ?」


 相当頭に来ているのか、八つ当たりの如く私に怒号を浴びせる

 それを見た魔族たちが怒りそうになるが止める。


「すまない私はグリード、この国の重鎮の一人だ。それで、何が有ったんだ?」


 私の名前を知っているのか名前を聞いた瞬間顔が青ざめる。


「そこのクソガキが俺の店の商品を盗もうとしたんだよ」


 店主は、苦し紛れの嘘なのか冷や汗をかき、目線が定まらない状態で蹲る少年を指さす。


「そうか、少年、大丈夫かい?何が有ったか教えてくれないか?」

「ぐすんっ、お腹が空いたから買おうとしたら怒鳴られた。」


 私が蹲っている少年を起こし、涙を拭いてあげると安心したのか話をしてくれた。

 安心できるように頭を撫でておく。


「そうか、ありがとう。っと店主よ、被害者は申してるが再度聞こう、何が有った。」


 差別は、仕方がない…正直私も未だ人間全員を許せるかと聞かれるとNOと即答できるぐらいには、人が嫌いだが…焔が目指し、私に見せてくれた可能性は、とても素晴らしく。

 ノエルにも好意を持てる故今は、冷静で居るがそれに輪をかけるように罪を擦り付けるのは、許せない。

 無意識の内に殺意が漏れたのか店主の顔が更に青くなり驚かせただけで気絶しそうだ。


「すみません、少年の言っていることが正しいです。だから殺さないでくれ」


 店主は、涙目になり、土下座し始める。


「少年、どうする?」


 自分に振ってこないと思ったのだろう体をビクッと震える。


「ぼっ僕ですか?」

「そうだ、君は、被害者で彼が加害者だ。誰かが裁くのは、簡単だろう。事実だけど突き詰めれば、一方的に罪を負わせて終わりだ。だけど、被害者が直接加害者に判決を下すのは、難しくまた貴重な経験だ。」


 難しいことを述べてしまったが少年は、理解してくれたのだろう。

 立ち上がり、店主の前に立つ。


「僕は、純粋に店主さんの料理を食べたかっただけなので許しますよ。でももう金輪際、魔族差別をやめてください。」

「分かった。それと待っててくれ。」


 店主は、立ち上がり屋台の方に戻ると、早業でケバブのようなサンドを作り上げ、少年に手渡す。


「これは、罪滅ぼしでは、無いが俺の驕りだ。本当に済まない。」


 少年は、笑顔で受け取り、一口頬張る。


「とても美味しいです。」

「本当は、プレートを没収し、永久にグラングエルに入らないようにしようと思ったけど…今回は、何もなかったことにします。」

「ありがとうございます。」

「魔王様ありがとうございます。」


 二人は、完全に和解したようだ。


「私も一つ貰おうかな」

「喜んで…お代は、要りませんよ」


 私がお金を払おうとすると店主が止めるが、私は、お金を払う。


「彼に対して、お代を請求しなかったのは、頷けるが私は、仕事をしただけだ。金は、しっかり払う。」

「では、頂いておきます。毎度あり。」


 店主から受け取り、農業区域に向けて再度進む。



『グリード、そっちは、どうだ?』

『こっち?こっちはねぇ問題解決で少し遅れる。』

『了解、んじゃ今から魔物集めるわ』

『分かった、いい感じになったら再度連絡頂戴。』


 焔との念話を切り、再度気合を入れる。

 さぁ始めよう人間と魔族の関係改善を…

公務中のグリードは、焔に似てカリスマ性が有り、人・魔族関係なく平等に接する、まさに王です。

まぁ素は、ポンコツ残念美女なんですが…


読んでいただきありがとうございます。


誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

また感想やアイデアを常時募集中です。

ここがつまらないやこんなキャラを出して欲しいなどの意見も送って下さると幸いです。


次回の投稿は6/14(金)を予定しております。

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