俺の名前は新田竜成
ここから主人公の登場です!
スマホからアラーム音が部屋全体に鳴り響き俺はそのアラーム音を止め上半身を起こした。
「・・なんか壮大な夢を見ていた気がするな」俺は顔を洗うためベッドから降り、下の階に降りていった。
下の階にはトントンと包丁の切る音が聞こえて朝食の準備をしてくれてる母さんがいた。その近くのリビングに父さんがテレビを観ながら新聞を読んでいた。野菜を切りながら「あ!な!た!今日は出張でしょ!?新幹線の時間間に合うの!?」と母さんが父さんに向けて大声で訊いた。父さんは思いだしたかのように「あっ!やべぇ!そうだったわ!!行ってくるねマイハニー!!」父さんは急いで用意てある食パンを咥え、玄関に向かって走っていった。「遅刻しそうな女子高生かよ・・あいかわらず騒がしいなうちの両親は」 まぁ明るい家庭で結構楽しいんだけどね、そんな騒がしいいつも通りの朝をむかえていた。
俺、新田竜成は紅葉高校1年、帰宅部、彼女居ない歴=年齢です。中学までは剣道部に入っていたのですが、試合中に相手の反則行為により腕を骨折してしまい中学最後の大会が途中棄権で幕を閉じた。俺はそのあと入院、燃え尽きた感情で日々を過ごすことになっていった。ある時たまたま点けた再放送のテレビアニメを観て俺は感情が高ぶったーーロボットアニメ[戦国合体ガッター]俺はそのアニメの影響でロボットアニメに深くドハマり、剣道熱がどんどんと冷めていったんだ。
高校に入学し、ロボット好きである友達を新たに見つけて楽しく過ごしていき、クラスで周りは俺を見て陰キャと思っているかもしれない。だけど!俺は関係無いね!自分が楽しく過ごせればそれでいいもん!高校生活三年間オタク人生にささげます!!
学校の昼休みーー「昨日の[聖機士ガルバイン〕観たか竜!?」友達の友晴が俺に訊いた。「観たぜ!!敵の大将にむかって新必殺技の[旋風斬]はマジで激熱だったな!」「俺は・・・泣いたぜ・・」興奮気味の俺に続いて友晴の隣の菊田が感極まり涙を少し垂らしながら言った。
俺は友晴と菊田と昨日の[聖機士ガルバイン]について熱く語りあってる時、教室の入口付近から俺の名をを呼ぶ女性の声が聞こえてきた。
「竜く~ん、もう!体操着忘れたでしょ~?おばさんから頼まれたからもってきたよ~」と隣の家にに住んでいる年が2つ上の幼馴染、若林伊千花がぷんぷんと可愛らしく竜成に怒って言った。
このおっとりしている幼馴染、若林伊千花は紅葉高校3年生で文武両道全学年で1番の美女で黒髪ポニーテイル、さらにおっとりとした優しい性格からか全学年から認知される存在である。俺とは天と地の差ですね・・。
俺は伊千花とは小さい頃からの付き合いで、よく一緒に公園で遊んだり、互いの家にお泊り、互いの家族そろって一緒に旅行に行くぐらいの仲である。そんな若林伊千花は俺の初恋相手で今でも好きである。
俺は入口付近にいる伊千花のところに向かい照れながら「あっ、ありがとう!伊千ねぇ恥ずかしいからもう行って!」最後に少し強く小声で伊千花に言った。こんな陰キャの俺が学年一の美人と会話している所を周りは、驚いた顔でいつも見てくる。「もうなによ~もう忘れ物したらダメだからね!じゃあ、私教室に戻るね竜くん」と笑顔で言って自分の教室に戻っていった。
俺は2人の所に戻ると、「いいよなー竜は!全学年一美女の若林先輩と幼馴染で!!」。「俺にも超絶美人お姉さんの幼馴染が欲しい!!」と泣きながら言う友達の友晴と菊田、「いや、俺にとっては姉ちゃんみたいな存在だよ・・」と俺は照れながら言った。そのあと、ぐぬぬと唸ってバチが当たれと不吉なことをいってくる友晴と菊田であった。
キーコーンカーンコーンと学校のチャイムが鳴り、6時間目の授業が終了時刻になったあとHRに入り、それが終わったあと、俺は自分のスマホを確認し、母さんからSNSアプリのgainが届いていた。内容は(今日家で若林さんとこと一緒に食事するのだけど、伊千花ちゃんにそのこと伝えてくれる?)と、
俺は伊千ねぇと久しぶりに一緒に食事ができると知り、恥ずかしながらも少しテンションが上がった。小学生の頃は気軽に伊千花の家に遊びに行けたけど、中学に入り思春期に入っていた俺は自分からは恥ずかしくて家に行けなかったんだ・・・情けないです。
俺は自分のスマホの連絡帖から伊千花の番号を見つけ電話をかけた。コール音が何回も鳴り続け、少し待ってもなかなか繋がらない。また部活の助っ人に駆り出されたかなと思った。伊千花はどこの部活にも所属はしてない、彼女がスポーツ万能なゆえか運動部の助っ人に駆り出されることが多いのだ。
gainで送ればよかったのだけれど、俺はすぐに伝えたかったので伊千花の居そうなところをかたっぱしから探した。「どこにいるんだ伊千ねぇは?」と校舎を歩いて探しているうち、中庭から伊千花の声が聞こえた、友達と会話しているのだろう。俺は声の所に向かっている途中、「伊千花は彼氏とか作らないの?」伊千花の隣にいた友達の声が聞こえた。俺は急いで近くの草むらに隠れた。伊千ねぇが彼氏を・・
「今は忙しいし、そんなこと考えてないよ・・」伊千花と苦笑いで言った。「えーそうなの?あっ!」もう1人の友達が何かを思いだし、「あの1年生の子は?伊千花の幼馴染の竜成君」
???俺 !? なんか俺が話の話題にでた。「えっ、竜くんの事!?」伊千花は声を高く裏返えって驚いていた。。
「そうそう1年生の竜成君」友達はニッコリと微笑んだ。伊千ねぇが俺の事どう思っているか知る事ができる!?俺はそのまま耳をすまし期待しながら伊千花の声に耳をすました。
「別、別にそんな感情ないよ!オタクで頼りなくて私が見ていないと何やってもダメダメな弟みたいな存在だから!」 えっ・・・・
「だから竜くんにはそんな感情は一切持ってないから!!」。ぜーぜーと顔と耳を真っ赤にして、友達に言った。友達は「はいはい照れちゃって!そんなこと思ってもないくせに本当は好き・・」、「だ!か!ら!そんなこっ!」伊千花の肩にトントンと友達が叩いて、「伊千花・・後ろに・・・」と友達が伊千花の後ろを真っ青に見ていた。伊千花は後ろを振り向き、その場に立ち尽くしていた俺と目が会った、その後、伊千花の顔がだんだん真っ青になっていった。「竜くん・・・今の話聞いて・・・」俺はその場から走って逃げた。「待って!竜くん!!」と後ろから伊千花の俺の名前を呼ぶ声が聞こえたけど、、俺は後ろを振り返らずそのまま走った。
フラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれたフラれた!
伊千ねぇは俺のことそんなふうに思っていたんだ。
俺はダメダメな男なんだ、恋愛対象すらなかったんだ・・・俺は俺は・・。
頭の中が真っ白な状態の俺は自転車置き場に着き、俺は自分の自転車にまたがって家に帰ろうとした時、後ろから汗だくの伊千花が俺の自転車の荷台を掴んだ。「はぁ、はぁ、今のは違うの・・竜くん・・・。私の言ったことは全部冗談だよ・・・」涙目で伊千花は言った。
俺は何も聞こえてこなかった。「俺のこと嫌いなんでしょ?・・手を離してくない?」俺は冷たく伊千花に向けて言った。
「違う!違う!私は嫌いじゃないよ竜くんのこと!!」と必死に伊千花は俺に言った。「もういいよ・・俺と関わることが面倒だったんだでしょ?」。俺は伊千花の顔を見ず言った。
「本当に違うの・・ごめんね、ごめんね竜くん・・」伊千花は何度も謝り続けた。俺は伊千花が掴んでる手をやさしく解き、そのまま自転車に乗ってその場から離れ、その場に残された伊千花は大粒の涙を流しながら佇んでいた。
はぁ~ツライな・・なんか俺もちょっと言い過ぎたかもしれないな・・母さんになんて言おうか・・ちょっと気分転換に寄り道してゲーセン行こうかな。
落ち込みながら自転車で目的地のゲーセンに向かっている時、いつも通っているトンネルが金色に光っていた。「あれ?照明新しくなったのかな?」それにしても不自然な光り方だな・・周りに人はいないな。まぁ別にいっかと俺はそのままトンネルに入って光に体が包まれ、俺の意識を失った。
2話です。次回は主人公が異世界に突然転移してまいます。引き続きよろしくお願いします!!




