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呂布の智謀(3)

状況を整理してみよう。

王允は董卓に表面上は協力しているように見えるが、実際は秘密裏に反董卓勢力の結集を図っている。俺が取り得る選択肢としては①王允に協力して董卓を除く。車騎将軍である俺の直轄兵は15000。董卓は中央軍30000を小飼の胡軫と徐栄、華雄らに率いさせている。王允派の将軍は軍権を奪われており、司隷校尉の黄琬は600人程度の警備兵しか動かせない。さらに長安には李傕りかく郭汜(かくし)率いる40000の西涼兵が備えてある。

これではクーデターが万が一成功しても、残党を統御できまい。

しかし、俺が居れば別だ。少なくとも互角の戦いには持っていけるだろう。

②董卓に王允派の殲滅を進言する

王允派を野放しにしていてはいずれ国家は分裂する。これを機会に反主流派を粛清し、董卓派が朝廷の実権を完全に握る。

①の方策を取れば、一時的に政権を握れても、連合軍と董卓の残党の双方を相手にしなくてはならない可能性がある。かなり危険性の高い選択肢だ。

②の方策を取れば、政権は短期的には安定する。

しかし、各地の反主流派(清流派)は連合軍に合流し、大局的には困難な状態に陥るだろう。

どちらにしても録な事にはなるまい・・




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