外伝、幻十郎とルナのその後
遅くなってすいません。
幻十郎とルナの外伝です。
幻十郎とルナの旅は、終わりを告げようとしていた。
その理由として、邪神に対抗する手段が出来上がったためである。
レナやサラ、和馬にアミル。そして、レナ達の子供達。幻十郎とルナにとっては孫の存在である。
二人は、旅を続けながらレナ達と出会い助言などをしていた。それも終わり、いざ自分達の時間が出来たのはいいのだが何をしていいのか迷っていた。
このまま、何処かに居を構えてのんびり過ごすことも考えたが二人は長続きしないことをわかっていた。根っからのアウトドア派である。
そんな矢先、ノルンが二人の前に姿を現す。
「お久し振りです。幻十郎様にルナ様。」
「本当に久し振りだな、ノルン。」
「そうですね、お久し振りです。」
と、挨拶を交わすが幻十郎とルナは何か言いたげな顔をしていた。
「そんな顔をしないでください。あなた方には色々と押し付けてしまったことは申し訳なく思っています。」
と、謝罪を口にするノルンだが、幻十郎とルナはその先の言葉を待っていた。
「やはり、お二人は私の次の言葉を待っているのですね?」
「あぁ、どうせ頼み事だろ?」
「はい。ですが、今回は断って頂いても構いません。それだけ理不尽な内容ですから。」
と、珍しく拒否権を与えてくるノルン。今までが今までのため素直になれない幻十郎とルナ。
「それで、その内容とは何なんですか?」
と、ルナがノルンに内容を話せと催促した。
「はい。あなた方お二人に別の異世界に行っていただきたいのです。これは、私の親友が管理している世界の事何ですが・・・。」
長くなるので簡潔に説明しよう。
魔王が強くなりすぎちゃって、勇者召喚で来る勇者じゃ歯が立たないから誰か送ってくれない?
以上である。
大抵、勇者は、地球から召喚されるらしいのだかまあまりにも平和ボケしていて加護を与えたところで全く歯が立たないということらしい。
そこで、ノルンに話が回ってきたのだとか・・・。
ノルンの話を聞き終わった二人は顔を見合せ頷きあった。
「しょうがない、行ってやるよ。どうせ、この世界ではやることを成したんだからな。」
「そうですね。ですが、今回は転移ですか?それとも転生ですか?」
「どちらでも選べます。どうしますか?」
と、ノルンは言うがすぐに答えが返ってきた。
「転移でいい。年齢もこのままで構わない。それと確認なんだが・・・。」
「大丈夫ですよ、向こうにもスキルやステータス、魔法も有りますから。」
そう答えたノルンの言葉を受けとめ頷く二人。
「早速、始めてくれ。」
「分かりました。では、異世界にお送りします。」
と、ノルンが言うと幻十郎とルナの足元に魔方陣が浮かび上がる。
「では、気を付けて。くれぐれも無茶はしないでくださいね?」
と、ノルンが言うが幻十郎とルナは微笑むだけだった。
そして、幻十郎とルナの身体は消えていった。
その場に残ったノルンは呟いた。
「あの微笑みは・・・。人選・・・間違えたかな?」
自重する気が全くない幻十郎とルナは、新たな世界へと旅だったのだった・・・。
幻十郎とルナの異世界転移の話は、今のところ書くつもりはありませんが、もし希望があれば書くかも?予定は未定ということで・・・。
読んで頂きありがとうございます。




