外伝、アミルのその後
ごめんなさい、短いです。
レナが旅立ってから数日後・・・。
アミルはサラの元を訪ねた。
「アミルさん、どうしたの?」
と、言うがサラの表情はアミルが何故学園長室に来たかを理解したような顔をしていた。
「サラさん、私が来た理由・・・わかっているのではないんですか?」
「まぁ、そうだね。でも、本人の口から聞きたいよ?」
溜め息をつきながらアミルは言う。
「私も国に帰ろうと思います。」
「やっぱりそうなんだね。自国で学校を作るんだね?」
「そうですね。幸い、エルフは魔法に長けているので魔法学校を作ろうと思います。とは言え、最低限の護身術ぐらいは授業にいれますけど・・・。」
と、アミルはこれから作る学校の概要をサラに話した。
「そっか・・・。じゃぁ、何年後かにうちの学園とで交流戦なんかやろうね?」
サラの提案にアミルも笑顔で答えた。
「それはいいかもしれませんね。その為に、やることは多数ありますが・・・。」
「アミルさんなら出来るよ❗もし、何かわからないことがあれば何時でも相談にのるからね❗」
「ありがとうございます、サラさん。では、あまり長居しては申し訳ないのでこれで失礼します。サラさんもお元気で・・・。」
と、アミルは一礼して学園長室を後にした。
「レナちゃんもアミルさんも自分の生きたいように生きていく道を選んだね・・・。私もそろそろ・・・いいよね?」
サラの独り言は、誰にも聞かれることのないまま虚空へと消えていった・・・。
場所は変わり・・・エルフの国。
アミルは、帰国するなり国の重鎮を集め学校を創設するための会議を始めた。
最初は、難色を示した重鎮達もアミルの熱意と揺るがない決意に負け了承することになった。
そして、一年後・・・。
校舎は完成し、生徒も集まり教師も揃った。
そして、今日が入学式・・・。
「入学おめでとうございます。皆さんは、この魔法学校の初めての生徒になります。これからの国を担うのはあなた方です。教師の知恵など色々と学ぶことがあると思います。それを自分の力に変え、大きく成長することを私は望みます。それでは、よい学校生活を送ってください。」
アミルの挨拶が終わり、拍手が湧く。
(さて、これからが大変ですね。サラさんの学園との交流戦も視野に入れて生徒を教育していかなければ・・・。)
新たな決意を胸に、アミルは再び歩き始めた。
後に、この世界で最大の魔法学校に成長するのはまた別の話である。
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